風邪の原因は「ウイルス」が9割

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風邪の原因は「ウイルス」が9割

 

風邪は、その80~90%がウイルスが原因で発症します。

また、風邪の原因となるウイルスは、全部で200種類以上あります。

風邪は一般的に、ウイルスが侵入して10~12時間で症状が出始め、感染2~3日後に症状のピークを迎え、7~10日で消失する、という経過をたどりやすくなります。

あくまで一般的な例ですが、症状の変化は、次のような過程をたどります。

 

1.微熱やだるさ、鼻の奥からのどの上あたりのイガイガ感から始まる

2.1~2日遅れて鼻水や鼻づまりがあり、せきやたんも出てくる

3.3日目前後に症状のピークを迎える(もっとも辛くなる時期)

4.7日以上経ったころ、よくなっていく

 

ウイルスの種類によって症状は違う

 

風邪の原因となるウイルスは、ライノウイルス、コロナウイルス、RSウイルス、パラインフルエンザウイルス、アデノウイルスなどが知られ、ウイルスによって引き起こされる症状に多少の違いがあります。

「のど」「せき」「鼻」の3症状は、ほぼすべてのウイルスが高い頻度で引き起こします。

また、風邪をひいたからといって、必ずしも熱が出るわけではありません。

 

熱が下がると比較的身体はラクになります。

しかし、熱が下がっただけで「風邪が治った」と判断したり、解熱剤で熱を下げただけでバリバリ仕事をするのは危険です。

熱が下がっても、たとえば鼻水やのどの痛み、せきなどがおさまっていなければ、症状が悪化して風邪を長引かせたり、咳喘息など別の病気を誘発する可能性がありますし、他人に感染させてしまうリスクも高まります。

 

なぜ、夏に風邪をひくのか?

 

 風がもっとも流行するのは乾燥した冬の季節です。

しかし、夏に流行する、いわゆる「夏風邪」があります。

 ウイルスの適した生存条件はウイルスの種類によって異なり、夏の高温多湿を好むウイルスもいるのです。

空調の効いた部屋と、暑い屋外を出入りすることなどによる自律神経の乱れや、食欲不振などによって体力が低下しやすい状況なども、夏に風邪をひく原因の1つです。

 夏風邪は子どもがかかりやすく、したがって子どもをもつ親は油断できません。

重い症状を伴うものもありますから、夏においても、風邪が流行り出したら、ぜひ予防法・対処法を実践してください。

 

「ウイルス」と「細菌」は別の生き物

 

 ちなみに混同されやすいのですが、「ウイルス」と「細菌」は全く異なる生物です。

 風邪との関連が強い違いとしては、抗生物質は細菌を破壊することはできるが、ウイルスには効かないという点です。

つまり、風邪に抗生物質は効かないのです。

具体的には、風邪のほか、ノロウイルスデング熱エボラ出血熱などは、ウイルスが引き起こす病気です。

一方、肺炎球菌による肺炎、大腸菌による膀胱炎、サルモネラ属菌による食中毒、溶連菌による咽頭炎などは、細菌が引き起こす病気です。

「一流の人はなぜ風邪をひかないのか? より」

 

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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。

そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。

自律神経を整えるためには生活リズムを作るとともに栄養面も非常に大切です。

 

私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。

この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。

セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。

 

脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。

イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。

そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。

また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。

 

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると、動脈硬化の原因として注目されているホモシステインが増えるといわれています。

 

ビタミンB12について?

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