脳科学的「ボランティア」のすすめ

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脳科学的「ボランティア」のすすめ

 

「情けは人のためならず」という諺があります。

 

誰かのために、見返りを求めずに何かをしてあげると、不思議なことに、私たちの脳内で「オキシトシン」の分泌が増えることが明らかになっています。

 

このとき、金品の見返りはもちろん、感謝の言葉さえ求めないというのが重要なポイントです。

 

わかりやすい身近な例として「ボランティア活動」があります。

わざわざ時間とお金をかけて、被災地などに援助に行く、お金を稼ぎたいから行くわけでなく、お礼や感謝の気持ちが欲しくて行くわけでもありません。

 

しかし、ボランティア活動をすると、もらえるものがあります。

 

「元気」です。

活動を終えて戻ってきた人々が決まって口にするのが「逆に元気をもらってきた」という言葉です。

 

そうです、ボランティアに参加すると、元気が出るのです。

 

誰かのために、見返りを求めずに何かをしてあげると、オキシトシンが知らず知らずのうちに分泌されて、「ストレス中枢」が鎮静化されるのと同時に、共感や絆の心地よさや愛情、友情を味わえるのです。

 

それが「情けは人のためならずの脳科学的な言葉です。

 

「自分を癒す」ための逆転の発想として、「人のために何かをする」のを実行してみてはいかがでしょうか。

もちろん、遠方の被災地まで出かけるのもいいことですが、すぐ近くにいる家族、友人、職場の仲間……に親切にしてみましょう。

 

そうすると、間違いなく自分自身が元気になります。

なぜなら、人間の脳がそういうふうにできているからです。

「医者が教える疲れない人の脳 より」

 

*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+

 

寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。

そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。

とくに人間関係の変化は想像以上に心身への影響が大きい。

気分が落ち込んだり一時的にうつ状態になってしまうこともあります。

とはいえ、そのうちに治ってしまうことが多いので、うつ状態でも必ずしも病気とは言えません。

しかし、落ち込みの程度が重い時や、落ち込みが長引いてしまうと、人の意欲は奪われて行動にも影響を及ぼします。

 

私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。

この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。

セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。

 

脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。

それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。

しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。

イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。

そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。

また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。

 

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると、動脈硬化の原因として注目されているホモシステインが増えるといわれています。

 

ビタミンB12について?

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「お遍路」の意外な効果

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「お遍路」の意外な効果

 

「お遍路」は、四国八十八か所霊場を、御真言を唱えながら歩く旅ですが、今日でも大勢の人々が行なっています。

 

そのはじまりは平安時代にさかのぼります。

 

空海が若かりし頃、心を病んでしまい、大学を中退し、四国の山野を、御真言を唱えながら歩く修行を行なって、悟りを開いた、という修行がはじまりです。

 

お遍路には、「セロトニン神経」活性化のためのいくつもの要素がふくまれています。

まず、太陽の光を浴びながらウォーキングを続けるという、「太陽の光」と「歩行のリズム運動」の二つ。

 

そして、御真言を唱えるという「呼吸のリズム運動」

そして「集中」

何日にも分けて歩くので「疲れない程度の運動の継続」

というのもポイントです。

 

このような修行によって、空海は心の不調を克服しただけではなく、室戸岬では「明星が口に飛び込んだ」という神秘体験も得て悟りを開いた、といわれています。

 

平安時代から今日まで、お遍路は絶えることなく、続いてきました。

沿道には休息のための宿場が点々と建てられ、旅の疲れを癒す施設もととのっていきました。

 

そこは、お遍路をともに行なう仲間たちとの癒しの場、すなわち、「グルーミング」の空間として、「オキシトシン効果」も得られるところなのです。

 

 

世界では、スペインの「サンティアゴ・デ・コンポステーラ」の巡礼路が有名です。

祈りの言葉を唱えながら、聖ヤコブ(スペイン語サンティアゴ)の遺骸があるとされるサンティアゴ・デ・コンポステーラまで歩く旅です。

 

この旅では数々の「奇跡」が語り継がれています。

巡礼に出る人々のなかには、体を病んだり、心に深い悩みを抱えたりした人々もふくまれていて、道中でその病が癒された、という多数の報告があるのです。

 

それらは神のなせるわざと崇められてきましたが、現代医学では自然治癒力であるセロトニンオキシトシンの働きによるものと解釈されます。

 

なお、お遍路と同様、巡礼の道中にも宿泊所が点々と造られていて、これらは「ホスピス」と呼ばれました。

いまの「病院(ホスピタル)」の語源です。

 

 

テレビの番組で企画された、熊野、高野山出羽三山の聖地を実際にたずねる旅に同行し、セロトニンオキシトシンの話題、知識を提供しました。

聖地を巡る旅には、宗教的な意義だけではなく、健康的にも意義があるということをお伝えしました。

 

霊場めぐりは、四国だけではなく、日本全国にあります。

 

たとえば、世界遺産にもなった和歌山県熊野古道は、天皇や貴族だけでなく多くの民衆が、極楽浄土の信仰の地として参拝したとされます。

 

これは、脳科学的には、「懺悔懺悔、六根 清浄」と繰り返し唱えながら歩き続ける、セロトニン活性化の旅です。

 

ただし、わざわざ特別な霊場に行かなくても、週末や休日に近隣の神社やお寺をお参りして歩き、お札をいただいたり、御朱印をいただいたりすることも盛んになってきました。

IT社会で疲れた心と体を癒す、お手軽な「お遍路」として、ぜひ活用してみてはいかがでしょう。

「医者が教える疲れない人の脳 より」

 

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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。

そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。

とくに人間関係の変化は想像以上に心身への影響が大きい。

気分が落ち込んだり一時的にうつ状態になってしまうこともあります。

とはいえ、そのうちに治ってしまうことが多いので、うつ状態でも必ずしも病気とは言えません。

しかし、落ち込みの程度が重い時や、落ち込みが長引いてしまうと、人の意欲は奪われて行動にも影響を及ぼします。

 

私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。

この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。

セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。

 

脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。

それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。

しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。

イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。

そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。

また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。

 

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると、動脈硬化の原因として注目されているホモシステインが増えるといわれています。

 

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「クアオルト」に行ってみよう

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「クアオルト」に行ってみよう

 

風光明媚な山中の温泉地に療養所を建て、太陽の光を浴びながら森の新鮮な空気を吸ってウォーキングを楽しみ、温泉に入って心身をいやす――。

 

ドイツにはそういう施設がいくつも建設されています。

 

「クアオルト(療養地)」と呼ばれます。

 

クアオルトは、病気の人の自然治癒力を引き出す医療施設でもありますが、一般の人々の健康増進施設としても利用されています。

 

日本では昔から「湯治」が知られています。

そこでは温泉の成分による効能が主に期待されます。

 

しかし、クアオルトでは、温泉だけではなく、日光浴、森林浴、ウォーキングなども重視されており、これは、自然のなかでセロトニン神経を活性化させる施設であると考えられます。

 

そのクアオルトが最近、日本でも導入されて協議会が設立されました。

医学研究機構の一員として協力しています。

 

現在、大分の由布院、山形の上山温泉、岐阜の飛騨高山・白川郷和歌山県熊野古道など全国各地にクアオルト関連の施設が造られてきています。

 

また、企業や会社の健康増進事業にもクアオルトが活用されています。

もちろん、個人での利用も可能です。

 

温泉に行って疲れを癒すのは、私たち日本人には馴染み深いものです。

 

通常は一泊のことが多いですが、あえて数泊して、自然のなかでウォーキングを楽しみ、ゆっくり養生するのも、これからのIT時代に求められる生活術ではないでしょうか。

 

太陽の恵みを得る。

森の澄んだ空気を吸う。

温泉で癒される。

山や海の幸をいただく。

マッサージで心地よくなる。

人との団欒を楽しむ。

 

これらはすべて、自然治癒力、すなわち、脳内のセロトニンオキシトシンメラトニンの分泌量を増やすことです。

 

疲れた心と体を癒し、自力で元気を回復させる健康増進の営みなのです。

「医者が教える疲れない人の脳 より」

 

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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。

そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。

とくに人間関係の変化は想像以上に心身への影響が大きい。

気分が落ち込んだり一時的にうつ状態になってしまうこともあります。

とはいえ、そのうちに治ってしまうことが多いので、うつ状態でも必ずしも病気とは言えません。

しかし、落ち込みの程度が重い時や、落ち込みが長引いてしまうと、人の意欲は奪われて行動にも影響を及ぼします。

 

私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。

この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。

セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。

 

脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。

それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。

しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。

イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。

そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。

また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。

 

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると、動脈硬化の原因として注目されているホモシステインが増えるといわれています。

 

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「山ガール」になって登山もおしゃれも楽しむ

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「山ガール」になって登山もおしゃれも楽しむ

 

登山というと、昭和生まれには、「山を極める」といった、ちょっと高尚な気分が漂います。

 

ところが、最近の若い女性は「山ガール」と称して、近隣の低い山を、おしゃれなコスチュームで決めてピクニック気分で登る……そういう楽しみ方をするのです。

高い山を極めるというスタイルではないのです。

 

何年か前に、そういった山ガールの企画が番組で取り上げられ、解説者として協力することになりました。

 

山登りは、ウォーキングと同じ「歩行リズム運動」を無理なく行なうことなので、セロトニン神経の活性化につながります。

 

その効果をテレビ映像でいかにわかりやすく見せるか。

「登山の途中、一時間ごとに登山者の顔写真と正面から撮ったものを映し出してみてください」とアドバイスしました。

 

なぜなら、登山をすると、セロトニン神経の活性化によって、顔の抗重力筋の緊張が高まり、すっきりとした小顔になるはずだと考えたからです。

 

 

結果は予想どおり、登山を続けると顔に締まりが出て、どんどん小顔になっていきました。

 

司会の女性アナウンサーが「ほんとだ! 小顔になっている!」と驚いた声を上げるのをスタジオで聞いて、安堵したのを覚えています。

ビデオで連続撮影すると変化がわかりませんが、断続的に写真で比較すると、はっきりとその変化が視覚化されたのです。

 

 

毎日、座禅や読経などを行なっているお坊さんたちは、顔に締まりがあって、背筋がシャンと伸びています。

 

それはセロトニン神経の活性化により顔や脊柱の抗重力筋が鍛えられているからです。

 

逆に、ストレスや慢性疲労などで、「セロトニン欠乏脳」に陥ると、顔つきがドロンとして、姿勢も丸まってしまいます。

「医者が教える疲れない人の脳 より」

 

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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。

そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。

とくに人間関係の変化は想像以上に心身への影響が大きい。

気分が落ち込んだり一時的にうつ状態になってしまうこともあります。

とはいえ、そのうちに治ってしまうことが多いので、うつ状態でも必ずしも病気とは言えません。

しかし、落ち込みの程度が重い時や、落ち込みが長引いてしまうと、人の意欲は奪われて行動にも影響を及ぼします。

 

私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。

この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。

セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。

 

脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。

それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。

しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。

イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。

そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。

また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。

 

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると、動脈硬化の原因として注目されているホモシステインが増えるといわれています。

 

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歯医者の「デンタル・リフレクソロジー」とは?

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歯医者の「デンタル・リフレクソロジー」とは?

 

歯医者さんというと、ちょっと前までは、虫歯治療や義歯装着が主要な仕事でしたが、近年は、噛み合わせが心身の健康に影響しているとの知見から、「咬合治療」などによるメンタルヘルスへのアプローチも盛んに行われるようになりました。

 

たとえば、頭痛などさまざまな不定愁訴のほか、うつ病の原因にも噛み合わせが影響している可能性もあることがわかってきて、それを歯科医が治療する時代になっているのです。

 

ところで、私は、英国発祥の「リフレクソロジー」を施術・指導する協会(日本ヒーリングリラクゼーション協会)の会長を依頼され、脳科学者の立場から支援をしています。

 

リフレクソロジーは、皮膚への心地よい「触刺激」が心身の不調を癒す効果があるという医学理論(一種の反射学)に基づいています。

 

このリフレクソロジー理論には、「オキシトシン」が大きく関係しています。

心地よい触刺激が脳内のオキシトシンの合成・分泌をうながし、未病を治すということで、これは、「エステ」や「マッサージ」にも適用される理論です。

 

通常のリフレクソロジーでは、おもに足裏へのマッサージが行なわれますが、それを、歯医者さんの場合は、口腔内に施すわけです。

 

口腔が引き金になって発生するさまざまな不調(頭痛、肩こり、うつ傾向など)に対処する――それが、デンタル・リフレクソロジーであり、数年前、実際に施術治療を実施している歯科医が、私の「セロトニン道場」に、オキシトシンセロトニンについて学びに来られました。

 

なお、最近は、頭部へのマッサージも流行っています。

 

ヘッドスパ、ヘッドマッサージなどと称されていますが、ようするに、いずれも施術することでオキシトシンの分泌をうながし、心身の疲れを癒すことが目的なのです。

「医者が教える疲れない人の脳 より」

 

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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。

そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。

とくに人間関係の変化は想像以上に心身への影響が大きい。

気分が落ち込んだり一時的にうつ状態になってしまうこともあります。

とはいえ、そのうちに治ってしまうことが多いので、うつ状態でも必ずしも病気とは言えません。

しかし、落ち込みの程度が重い時や、落ち込みが長引いてしまうと、人の意欲は奪われて行動にも影響を及ぼします。

 

私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。

この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。

セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。

 

脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。

それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。

しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。

イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。

そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。

また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。

 

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると、動脈硬化の原因として注目されているホモシステインが増えるといわれています。

 

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「一人カラオケ」のすすめ

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一人カラオケ」のすすめ

 

歌う、というば、カラオケはどうでしょうか?

 

そもそもカラオケは、1970年代に日本ではじまり、ストレス解消の娯楽として人気を博してきました。

 

通常、カラオケは、数人のグループでカラオケ施設のあるところに行って、お気に入りの曲を順番に歌い、楽しく盛り上がる娯楽です。

 

これは「グルーミング」行為として、「オキシトシン効果」が期待できます。

 

しかし、セロトニン効果」を期待するのであれば、「一人カラオケ」がおすすめです。

 

なぜかというと、セロトニン神経を活性化させるためには「集中すること」がポイントだからです。

 

 

みんなでカラオケをすると、確かに盛り上がるかもしれませんが、曲選びのこととか、歌う順番のこととか、食べ物、飲み物の手配のこととか、いろいろと気を使わなければならないこともありますよね。

 

じつは、それが「ストレス中枢」を刺激してしまい、かえって疲れてしまうこともあるからです。

 

実際に、最近は、「一人カラオケ」を楽しんでいる人が増えているようです。

一人カラオケなら、流行りの曲を歌って場を盛り上げる必要はありませんので、自分の好きな曲、慣れ親しんだ曲を、誰に気兼ねすることなく、自分のペースで集中して歌うことができます。

 

それが、セロトニン活性化には有効なのです。

「医者が教える疲れない人の脳 より」

 

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とくに人間関係の変化は想像以上に心身への影響が大きい。

気分が落ち込んだり一時的にうつ状態になってしまうこともあります。

とはいえ、そのうちに治ってしまうことが多いので、うつ状態でも必ずしも病気とは言えません。

しかし、落ち込みの程度が重い時や、落ち込みが長引いてしまうと、人の意欲は奪われて行動にも影響を及ぼします。

 

私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。

この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。

セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。

 

脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。

それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。

しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。

イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。

そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。

また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。

 

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると、動脈硬化の原因として注目されているホモシステインが増えるといわれています。

 

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「歌う」となぜいいか?

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「歌う」となぜいいか?

 

毎日の生活習慣ではなく、特別な活動や方法、いわば、

「攻めの養生法」

を通じて、積極的に脳の疲れを取る、あるいは疲れない脳をつくるためのワザを紹介していきましょう。

 

 

そもそも「歌唱」という行為には、二つの側面があります。

 

一つは、人前で歌って聴衆に感動を与える「エンターテイメント」としての側面です。

 

もう一つは、歌うことによって自らの心身を元気にする「セルフケア」としての側面です。

 

歌唱には「呼吸法」の要素が含まれますから、ウォーキングや丹田呼吸、気功(太極拳)、ヨガなどと同様、「セロトニン神経」を活性化させる効果があります。

 

実際、歌うことが脳内セロトニンの分泌量を増やすことが、プロの声楽家を被験者とした実験で確認されています。

 

歌うことが「呼吸のリズム運動」となり、セロトニンの分泌をうながし、心身を元気に、健康にすることは間違いありません。

 

 

また、みんなで合唱する場合には、「オキシトシン」が分泌される効果もあります。

一緒にハーモニーを奏でると、他者との絆を体感することになり、「グルーミング」効果により「ストレス中枢」が鎮静化され、オキシトシンの分泌がうながされることが期待できるのです。

 

そして、ストレス中枢が鎮静化されるだけではなく、友情や愛情も育むことになり、それは人に幸福感をもたらしてくれます。

 

コーラスを楽しむような同好会は探せば地域に多数ありますから、心身の元気と健康のために、それらを活用するとよいでしょう。

 

ところで、欧米の教会などでは、賛美歌がみんなで歌われますが、あれも、脳科学的には、セロトニンおよびオキシトシンの分泌をうながす効果があると考えられます。

 

また、野球やサッカーの観戦・応援では、観衆が太陽のもと、みんなで応援歌を歌い続けたりします。

 

これも、セロトニン神経を活性化させる要素がふくまれています。

そう、もうみなさんおわかりの「太陽の光」+「呼吸のリズム運動」ですね。

「医者が教える疲れない人の脳 より」

 

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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。

そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。

とくに人間関係の変化は想像以上に心身への影響が大きい。

気分が落ち込んだり一時的にうつ状態になってしまうこともあります。

とはいえ、そのうちに治ってしまうことが多いので、うつ状態でも必ずしも病気とは言えません。

しかし、落ち込みの程度が重い時や、落ち込みが長引いてしまうと、人の意欲は奪われて行動にも影響を及ぼします。

 

私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。

この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。

セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。

 

脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。

それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。

しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。

イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。

そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。

また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。

 

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると、動脈硬化の原因として注目されているホモシステインが増えるといわれています。

 

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