「快眠脳」プログラム10.夢見や中途覚醒は気にしない

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「快眠脳」プログラム10.夢見や中途覚醒は気にしない

 

朝まで目覚めることなく眠ることが生理的に正しいかというと、必ずしもそうではありません。

人間の睡眠は約90分の周期で変動しているからです。

 

睡眠導入後、約90分の周期でレム睡眠「ノンレム睡眠という睡眠状態が繰り返されるのが正常な睡眠パターンです。

 

レム睡眠中には、通常の睡眠(ノンレム睡眠)とは全く異なった脳内変化が短時間、現れます。

 

通常の睡眠(ノンレム睡眠)のとき、脳波は[デルタ波」になり、大脳は休息モードになっています。

ところが、レム睡眠中のとき、覚醒脳波の「ベータ波」が出現し、大脳が一時的に活動モードになることがあります。

このときに「夢を見る」という現象が起こります。

 

 

また、レム睡眠中には、目をつぶっている状態で眼球が左右にキョロキョロ動くのも特徴です。

 

ただし全身の筋肉は完全に弛緩していて動けない状態(筋肉だけ休息状態)になっている、という、とても特殊な生体状況になるのです。

 

レム睡眠中は、二つの「覚醒中枢」である「ノルアドレナリン神経」も「セロトニン神経」も完全に活動停止の状態です。

 

にもかかわらず覚醒脳波が出る理由は、まったく別の神経回路が働いているからです。

レム睡眠固有の神経回路が動いていると考えられますが、その詳細は十分な解明には至っておりません。

 

いずれにせよ、人間は誰しも、90分ごとに別の睡眠状態を持つようにできているわけです。

夢を見たり、中枢覚醒が起こったりするのは当たり前で、異常ではありません。

 

では、中枢覚醒もなく、夢も見ずに朝までぐっすり眠れる人と、そうでない人がいるのはなぜかというと、睡眠ホルモンの「メラトニン」の分泌量の違いです。

メラトニンの分泌量が多いか少ないかが、熟睡できるかどうかの決め手となっていると考えられます。

 

したがって、メラトニンの合成・分泌を少しでも増やすべく、これまでに解説してきた生活術を実践することです。

「医者が教える疲れない人の脳 より」

 

*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+

 

寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。

そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。

とくに人間関係の変化は想像以上に心身への影響が大きい。

気分が落ち込んだり一時的にうつ状態になってしまうこともあります。

とはいえ、そのうちに治ってしまうことが多いので、うつ状態でも必ずしも病気とは言えません。

しかし、落ち込みの程度が重い時や、落ち込みが長引いてしまうと、人の意欲は奪われて行動にも影響を及ぼします。

 

私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。

この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。

セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。

 

脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。

それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。

しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。

イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。

そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。

また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。

 

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると、動脈硬化の原因として注目されているホモシステインが増えるといわれています。

 

ビタミンB12について?

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「快眠脳」プログラム9.心地よく眠れる睡眠環境をつくる

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「快眠脳」プログラム9.心地よく眠れる睡眠環境をつくる

 

睡眠導入をスムーズにするには、五感からの刺激を心地よいものにすることも重要です。

 

たとえば、室内電灯の照度を落とし暖色系にするといいでしょう。

ホテルの室内照明がお手本です。

もちろん、「メラトニン」を壊すブルーライトは禁物で、スマートフォン、パソコンは就寝前には使わないこと。

 

癒し効果のあるアロマを焚くのも効果的です。

 

心を鎮めるような、ゆったりとした音楽を聴くのもよいでしょう。

 

ストレッチやマッサージをしたりするのも大きな効果があります。

 

頭の認知機能を鎮静化させるために就寝前に日記を書くのも悪くありません。

寝床で本を読むのも、大脳の働きを現実から違う世界に切り替える(リフレッシュする)のに役立ちます。

 

さて、睡眠環境で大きな問題となるのは「部屋の温度」です。

 

夏になると、蒸し暑くて眠れない熱帯夜がおとずれます。

熱中症で命を落とす場合もあるわけですから、寝室の温度調整は重要です。

 

しかし、ここで配慮しなければいけないのは、人間の自律神経調節は個人ごとに微妙に異なっていることです。

体温が高めの人と、低めの人がいますし、暑がりの人と、寒がりの人がいますし、また年齢や性別による違いもあります。

しかも高齢になると、体温調節機能そのものが衰えてきます。

 

こうした個人差がありますから、同室で複数の人間が寝る場合には、部屋の設定温度は難しい選択です。

好ましくない温度で睡眠状態が悪化すると、やがて心身の不調をもたらすことにもなります。

 

高齢のご夫婦で、夜の冷房を苦に奥様が自殺されたケースも聞いたことがあります。

許容限度を超えそうであれば、我慢しないことが大切です。

別室で睡眠を取るのも選択肢の一つです。

 

では何度が適しているのか――

ここでは、上記のような注意点だけを述べて、具体的な設定温度については、ケースバイケースで考えてもらうのがよいとだけいっておきたいと思います。

「医者が教える疲れない人の脳 より」

 

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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。

そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。

とくに人間関係の変化は想像以上に心身への影響が大きい。

気分が落ち込んだり一時的にうつ状態になってしまうこともあります。

とはいえ、そのうちに治ってしまうことが多いので、うつ状態でも必ずしも病気とは言えません。

しかし、落ち込みの程度が重い時や、落ち込みが長引いてしまうと、人の意欲は奪われて行動にも影響を及ぼします。

 

私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。

この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。

セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。

 

脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。

それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。

しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。

イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。

そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。

また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。

 

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると、動脈硬化の原因として注目されているホモシステインが増えるといわれています。

 

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サウナのすごい効果

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サウナのすごい効果

 

脳科学におけるサウナの効果として、「プロラクチン」というストレス解消ホルモンが分泌されるのです。

 

サウナというと北欧が有名ですが、長い年月の間にサウナ浴の様式が確立されました。

90~100度のサウナ室に約15分間入って大量の発汗をうながし、そのあと、すぐに冷水を浴びて体温を下げます。

それを数回繰り返します。

 

急激に深部体温を上げるのも、急激に冷やすのも、ともに体へのストレス負荷になり、交感神経が最大限に活性化されます。

 

しかし、この短時間のストレス負荷では、通常のストレスホルモン「コルチゾール」は分泌されず、逆に、ストレス解消の特別な物質であるプロラクチンが分泌されるのです。

 

つまり、サウナは一種のショック療法で、全身の細胞の新陳代謝を一時的に激しく振り動かして、たまった老廃物を一気に洗い流し、同時にプロラクチンを分泌させて、癒しの副交感神経にシフトさせるのです。

 

それが、爽快感を体験させるのです。

 

そんなサウナをしたあと、ビールの一杯でも飲めば、私は、その日どんなに嫌なこと、ストレスがかかることがあっても、リラックスしてスムーズに睡眠に入れます。

サウナ浴は、私にとって欠かすことのできない睡眠導入術です。

 

近年、脳内麻薬物質として「エンドルフィン」が明らかになりました。

生体に苦痛が継続して負荷されると、脳から鎮痛物質であるエンドルフィンが分泌されて、鎮痛作用をもたらしてくれる、大変にありがたい「自前の鎮痛剤」です。

 

サウナ浴ではエンドルフィンの分泌も示されています。

 

すなわち、サウナ浴による苦痛→エンドルフィンの分泌→プロラクチンの分泌、という一連の反応が起こり、ストレス解消の爽快感をもたらしてくれるものと推察されます。

「医者が教える疲れない人の脳 より」

 

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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。

そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。

とくに人間関係の変化は想像以上に心身への影響が大きい。

気分が落ち込んだり一時的にうつ状態になってしまうこともあります。

とはいえ、そのうちに治ってしまうことが多いので、うつ状態でも必ずしも病気とは言えません。

しかし、落ち込みの程度が重い時や、落ち込みが長引いてしまうと、人の意欲は奪われて行動にも影響を及ぼします。

 

私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。

この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。

セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。

 

脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。

それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。

しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。

イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。

そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。

また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。

 

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると、動脈硬化の原因として注目されているホモシステインが増えるといわれています。

 

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「快眠脳」プログラム8.就寝2時間前にぬるめのお風呂に入る

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「快眠脳」プログラム8.就寝2時間前にぬるめのお風呂に入る

 

人はなぜお風呂に入るのでしょうか。

 

体の汚れを洗い流すだけなら、シャワーでも十分です。

 

ところが日本人の多くは、お風呂に入る習慣を昔から続けています。

その理由は、リラックスして、よい睡眠が取れるからです。

 

このことを脳科学の見地から考えてみましょう、

 

人間の体温は、ほぼ36.5度に維持されています。

これは、人間の体に備わっている自律機能により、無意識のうちに自動制御されています。

脳の深部にある「視床下部」に体温中枢が存在し、その深部体温が上がると発汗して放熱し、下がると筋肉をふるわせて産熱をうながします。

 

このように視床下部は体温を一定に制御しているのです。

それによって全身の細胞は常時、安定して働けるようになっています。

 

ただし、まったく一定というわけではなく、0.5度ぐらいの幅で変動しています。

睡眠中には低くなり、日中の活動中には高くなるように調節しています。

 

 

さて、そのように無意識の体温調節を行う人間にとって、入浴は、自分の意志で体温を変動させる行為、自動制御をあえて“乱す”ための営みともいえるものです。

 

お風呂の温度は、高すぎても低すぎても、体へのストレスになります。

40度前後が最適とされます。

 

心地よいぬるめのお湯に、疲れない程度の10~15分ぐらいの入浴をするのがいいとされています。

 

その間、体に何が起こっているのかというと、お湯の温度は体温よりも少し高いので、皮膚の血管が拡張して血流が促進されます。

 

すると各細胞から老廃物が洗い流されていきます。

また水圧が少しかかるので、皮膚だけでなく体の深部でも血流が促進されて、全身から老廃物が洗い流されていきます。

 

そして体温が上がってくると、体温中枢が作動して、体温を下げるために発汗をうながします。

頭や顔から汗が出てきたら、湯船から出るサインです。

 

このように全身の細胞をリフレッシュさせるのが脳科学的な入浴の意義です。

シャワーは皮膚の表面をきれいにはしてくれますが、細胞をリフレッシュさせてはくれません。

 

 

さて、快眠のためには、お風呂を出てからが重要なポイントです。

 

お風呂から出て、体の深部体温が下がることで脳が休息状態になっていくので、上手にクールダウンをする必要があります。

徐々に体温を下げるように配慮し、血圧も心拍も自然に下げ、「交感神経」から「副交感神経」に切り替わる状態に持っていきます。

 

自律神経が覚醒の交感神経から休息の副交感神経に切り替わると、消化機能が活性化されます。

 

よく、帰宅後はお風呂が先がいいのか、夕食が先がいいのかといわれますが、時間に余裕があるときには、お風呂を先にして、そのあとで夕食を取るほうが、スムーズな交感神経→副交感神経の切り替えになります。

 

時間的にあまり余裕がない場合には、夕食を取ってから、シャワーで汗を流し、就寝という生活パターンになりますが、この場合、自律神経の切り替えがスムーズにいかない可能性があります。

入眠に苦労されている人は、お風呂を先にしてみたらいかがでしょう。

 

ミルクを飲むのも入眠に効果的です。

 

ミルクにはメラトニンの材料であるトリプトファンが豊富にふくまれているので、その点でも効果があります。

 

アルコール飲酒は、脳神経全体を鎮静化させますから、昔から、百薬の長といわれて推奨されてきました。

 

しかし、いうまでもなく深酒は健康を害するのでNGです。

「医者が教える疲れない人の脳 より」

 

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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。

そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。

とくに人間関係の変化は想像以上に心身への影響が大きい。

気分が落ち込んだり一時的にうつ状態になってしまうこともあります。

とはいえ、そのうちに治ってしまうことが多いので、うつ状態でも必ずしも病気とは言えません。

しかし、落ち込みの程度が重い時や、落ち込みが長引いてしまうと、人の意欲は奪われて行動にも影響を及ぼします。

 

私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。

この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。

セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。

 

脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。

それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。

しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。

イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。

そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。

また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。

 

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると、動脈硬化の原因として注目されているホモシステインが増えるといわれています。

 

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「快眠脳」プログラム7.黄昏時は「グルーミング」を行なう

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「快眠脳」プログラム7.黄昏時は「グルーミング」を行なう

 

「黄昏時の過ごし方」が、快眠のためには大切です。

 

黄昏時、それは「イヤシノグルーミング・タイム」です。

 

グルーミングにはいろいろあります。

 

たとえば、仕事のあと同僚と「ちょっと一杯」

そんな癒しの場、癒しの時間をつくりましょう。

 

「ちょっと一杯」やるときは、できれば広い店ではなく、屋台や赤提灯の小さな店のような場所で、お互いの肩を叩き合いながら心地よくお酒を飲み、おしゃべりをすれば、脳内でオキシトシン効果」により、「ストレス中枢」が鎮静化されていきます。

 

もちろん、恋人と語り合うのも最高です。

家族のいる人は、食卓を囲みながらの家族団欒も、オキシトシン効果は絶大。

そんなときは「心地よいこと」が絶対条件ですから、お父さんたちはけっしてお説教などしないことです。

 

犬や猫などのペットと戯れるのも心地よいグルーミングです。

猫カフェ」や「ふくろうカフェ」だって十分なオキシトシン効果があります。

 

また、いま、街にはさまざまな「タッチセラピー」の場所があります。

高級なエステだけでなく、手頃な価格のマッサージ、リフレクソロジーヘッドスパなどで、特に頭部や、首筋から肩にかけて心地よい刺激を受ければオキシトシンが分泌されて疲労回復につながります。

 

黄昏時は、昼間のストレス社会で闘ってきた心身を、ゆっくりとクールダウンする時間。

さまざまなグルーミングによって、疲れを癒し、ぐっすり眠る。

それが疲れないのをつくります。

「医者が教える疲れない人の脳 より」

 

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とくに人間関係の変化は想像以上に心身への影響が大きい。

気分が落ち込んだり一時的にうつ状態になってしまうこともあります。

とはいえ、そのうちに治ってしまうことが多いので、うつ状態でも必ずしも病気とは言えません。

しかし、落ち込みの程度が重い時や、落ち込みが長引いてしまうと、人の意欲は奪われて行動にも影響を及ぼします。

 

私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。

この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。

セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。

 

脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。

それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。

しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。

イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。

そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。

また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。

 

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると、動脈硬化の原因として注目されているホモシステインが増えるといわれています。

 

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「快眠脳」プログラム6.日中にちょっとした運動をする

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「快眠脳」プログラム6.日中にちょっとした運動をする

 

一日を元気に過ごすには、朝が大切であることは間違いありません。

 

しかし、諸事情で早朝に「セロ活(セロトニン活性術)」を行なえない場合には、それに代わる方法があります。

 

たとえば、通勤時間をちょっと早めて、仕事場近くの公園やジムを活用する、といった方法です。

 

これは、通勤混雑によるストレスを避けることにもつながります。

 

多くの人の仕事場の近くには、公園や、街路樹が整備されたような歩きやすい道があるはずなので、それを利用して、仕事前にウォーキングをするのは悪くありません。

 

また、最近、健康志向の高まりにより、オフィス街にジムやアスレチッククラブが随所にオープンしていますから、それを利用するのもよいでしょう。

 

また昼休みに、「皇居ランナー」など、ジョギングを楽しむ人もいます。

これもの違いなく“セロ活”です。

午前の仕事の疲れを取り、心身ともにリフレッシュさせてくれます。

 

 

ただし、一点、注意しておかなければならないのは、先にも述べたように、「集中」という点では、朝のウォーキングに勝る運動はないということです。

 

かつて医学概念として「エアロビクス理論」がありました。

有酸素運動を毎日の生活に取り入れて、エネルギー代謝を高め、肥満、糖尿病、心臓疾患などを予防しようという考え方です。

 

この考え方のもと、万歩計を持って、一日一万歩を目指しましょうということが提唱され、いまでもそれを目標にしている人は少なくありません。

 

この場合、駅の構内や繁華街など、どこを歩いても一万歩は達成できますし、またそれくらい歩けばエネルギー代謝が増えることは間違いありません。

 

しかし、そのような場所でのウォーキングは、「集中」の点で問題があり、外部からさまざまなストレス刺激が加わるので、「ストレス中枢」のほうが活性化されてしまい、逆に、「セロトニン神経」は抑制されてしまうことがあるのです。

 

たんに足腰を鍛えるのではなく、セロトニン神経も鍛え、脳と心、体をハッピーにするためのウォーキングにはちょっとした工夫(集中)が必要になるのです。

 

仕事を終え、夕方以降にひと汗かくのも「頭の疲労」を解消させるので、快眠のためには有効です。

 

たとえば、ジムやアスレチッククラブに行って、ウォーキングマシンを使ったり、エアロバイクを漕いだりするのは、全身の血流をよくし、頭の疲労を解消してくれます。

もちろん、メタボ対策にもなります。

 

外部からのストレスを避けて、「集中」さえ心がければ、それらの運動は間違いなくセロトニン神経を活性化し、セロトニンの分泌をうながします。

 

そのセロトニンはやがて、睡眠ホルモンの「メラトニン」に変換されますから、快眠につながります。

 

 

水泳もすごくおすすめです。

手足のリズム運動と呼吸のリズム運動が水泳にはふくまれますし、水泳は、なによりも「集中」して行うことができるメリットがあります。

 

夜暗くなってから、外を軽くウォーキングするのも快眠につながります。

 

太陽が出ているときのウォーキングにはセロトニンを増やす効果がありますが、太陽が沈んでからのウォーキングには、セロトニンをただちにメラトニンに変換する効果がありますから、睡眠ホルモンをせっせと合成・分泌する営みだといえます。

夜、よく眠れること請け合いです。

「医者が教える疲れない人の脳 より」

 

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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。

そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。

とくに人間関係の変化は想像以上に心身への影響が大きい。

気分が落ち込んだり一時的にうつ状態になってしまうこともあります。

とはいえ、そのうちに治ってしまうことが多いので、うつ状態でも必ずしも病気とは言えません。

しかし、落ち込みの程度が重い時や、落ち込みが長引いてしまうと、人の意欲は奪われて行動にも影響を及ぼします。

 

私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。

この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。

セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。

 

脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。

それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。

しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。

イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。

そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。

また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。

 

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると、動脈硬化の原因として注目されているホモシステインが増えるといわれています。

 

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「快眠脳」プログラム5.朝食は必ず取り、しっかり噛む

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「快眠脳」プログラム5.朝食は必ず取り、しっかり噛む

 

「歩行のリズム運動」と「呼吸のリズム運動」がしっかり実行できたら、最後は「咀嚼のリズム運動」です。

 

実践するのは、簡単で、「朝食を必ず取り、しっかり噛む」こと。

 

それが脳内のセロトニン分泌をうながします。

 

また、通学や通勤途中にガムを噛むのも、じつはおすすめ。

二粒、三粒ほど少し多めのガムをしっかり噛むのがポイントで、柔らかくなったらいつまでも噛んでいないで、新しいガムに替えるといいでしょう。

 

メジャーリークの選手で、ガムを噛みながらプレーをしている人がよくいますよね。

あれはセロトニン神経の活性化を期待したもので、メンタルトレーナーが積極的にすすめています。

ガム自体に何か特別な物質がふくまれているわけではありません。

「咀嚼のリズム運動」をすることに意義があるのです。

 

 

朝食の栄養に気を配ることも大切です。

 

セロトニンは、食材にふくまれるトリプトファンから合成されます。

トリプトファン必須アミノ酸で、食材として体外から摂取する必要のある栄養素です。

 

トリプトファンをふくむ主要な食材としては、大豆製品と乳製品があります。

 

日本食は大豆製品が豊富で、豆腐、納豆、味噌、醤油など、誰もが日常的に摂取しています。

 

また、乳製品は洋食の主要食材で、牛乳、バター、チーズ、ヨーグルトなどです。

和食でも洋食でも、偏食さえしなければ、トリプトファンが不足することはありません。

 

また、セロトニン合成には、トリプトファンに加え、炭水化物とビタミンB6も必要です。

 

トリプトファン、炭水化物、ビミンB6――これら三種類の栄養素をバランスよく、たくさん含む食べ物として、バナナがあります。

 

ただ、「じゃあ、バナナをたくさん食べよう」と、5本も10本も食べればいいのかというと、そうではありません。

「過ぎたるは猶及ばざるが如し」です。

 

また、トリプトファンのサプリなども市販されていますが、これも過剰摂取すると必ず副作用が出ますから注意が必要です。

無理のない範囲で摂取しましょう。

「医者が教える疲れない人の脳 より」

 

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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。

そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。

とくに人間関係の変化は想像以上に心身への影響が大きい。

気分が落ち込んだり一時的にうつ状態になってしまうこともあります。

とはいえ、そのうちに治ってしまうことが多いので、うつ状態でも必ずしも病気とは言えません。

しかし、落ち込みの程度が重い時や、落ち込みが長引いてしまうと、人の意欲は奪われて行動にも影響を及ぼします。

 

私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。

この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。

セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。

 

脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。

それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。

しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。

イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。

そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。

また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。

 

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると、動脈硬化の原因として注目されているホモシステインが増えるといわれています。

 

ビタミンB12について?

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