#秋

サンマを味わい物忘れを防ぐ

サンマを味わい物忘れを防ぐ 日本人にとって、季節によって「無性に食べたくなるもの」がいくつかあります。 春だったらフキノトウやタケノコ、夏はカツオにスイカ、秋はサンマ、マツタケ、そして冬はサケにトロロ汁・・・・・・。 「無性に食べたくなるもの」を、…

夢見る頃を過ぎても

一気に葉が落ちて、イチョウの木の下は黄色い絨毯を敷きつめたよう。 夢見る頃を過ぎても凝りもせずに夢を追い続けるように、 裸になった木は空に向かって精一杯枝を伸ばしていた。

蟄虫咸俯

「ちっちゅうここごとくふす」と読みます。 二十四節気「霜降」の末候。新暦11月3日から7日頃の時候です。 虫がみんな土中の穴深くもぐって動かなくる時節と言う意味です。 二十四節気の「啓蟄」とは反対の季節でしょうか。 このまえまでか弱い声で鳴い…

小麦畑

麦秋と言う言葉があるけれど、こちらでは麦が色づき刈入をするのは真夏の盛り。 盆まえの農家は多忙を極める。 来年刈入の麦の芽が出揃い、秋のセピアの色の中で鮮やかな緑色の線模様をなしている。 冬鳥も渡ってきている。 秋の日を浴びて冬を待つ。 やがて…

雪虫

雪虫の飛び交う姿を目にするようになってきた。 羽のあるアブラムシの仲間である。 ほかに名前があるのだろうが、北海道では雪虫と呼んでいる。 この虫を目にすると、初雪が近いと言う。 色づいていた木々は随分葉を落としてしまった。庭も枯葉で埋まってし…

遅咲き

花が散り青い実がなって、赤く色づいてもう朽ちようとしているハマナスだけど、まだ花を付けている木があった。 咲くのが遅すぎる。もう霜の季節。 夏の暑い盛りに咲けなかったのはちょっとぐずぐずしてただけ。

初霜、初氷

「十勝地方は14日朝、上空に11月中旬並みの冷たい空気が入り、晴れて地表の熱が奪われる放射冷却現象によって各地で気温が下がった。帯広測候所によると、最低気温は幕別町糠内で氷点下3.0度と今季一番の冷え込みに。帯広は平年より4.6度低い0.0…

あめあがり

夜に降った雨が朝には上がり、雲の間から青い空が見えています。 少し風も出てきて赤や黄色に色づいた葉が舞います。 一晩で急に秋が深まった感じがします。 一雨ごとに季節が進み、やがて葉を落としきった木々は冬の空に淋しくたたずむのでしょう。

ハマナスの実

ハマナスの青かった実が、赤く色づいて秋の陽を浴びていました。 日差しはあたたかく、あのジリジリした夏とは違って優しく包んでくれています。 街路樹の葉もそろそろ赤や黄色に色ついて、にぎやかだけど静かな秋の深まりです。

台風一過

野分たちて、にはかに肌寒き夕暮れの程・・・とはゆかずに 過ぎ去った台風が南の湿った風を呼び込んでしまいました。 夕方になっても蒸し暑さが残り、いったい今年はいつまで暑さが続くのでしょう。 昼間はそこそこ暑くても、夕方が近づくと肌寒く思う北海道…

じゃがいも

道端に積まれた籠は熊の捕獲用の檻・・・ではありません。 畑で採れたじゃがいもを入れる籠です。 トラクターが忙しく動いていました。 そしてキッチンにはこんなじゃがいもが現れます。 肉じゃが、シチュー、フライドポテト、ポテトコロッケ、ポテトサラダ…

はまなす

青かったはまなすの実が赤く色づいてきている。 母がはまなすの好い日本画をもっていた。高名な画家のものではない。 好きな絵だった。ずーっと続く浜辺に、はまなすが咲いていた。 浜梨が東北で訛って「はまなス」になったと言うが、もっともらしくもあり、…

まだまだ咲きそう

夏が過ぎ、もう盛りは過ぎたけど 蔓の先の方にはまだまだたくさんの蕾が。 秋が来てもしばらくは、夏の花びらひらいて 夏の記憶をとどめてる。

今はもう秋

夏の強い日差しに照らされて、すっかり色褪せてしまったね。 散らない花はかわいそう・・・ 9月の最初の月曜日。 朝から雨が降り続く。 うつりにけりないたずらに あしばやに季節は夏から秋にめぐっていきます。