生活習慣病予防の食事3 高脂血症

イメージ 1

3 高脂血症

食生活が欧米化すると高脂血症となり、さらに、ストレスが多いことや運動不足が影響して高脂血症が増加してきます。
血液中に含まれる中性脂肪コレステロールなど、脂質が増えた状態を高脂血症といいます。
高脂血症は自覚症状がないため、気づかないうちに動脈硬化が進み、心筋梗塞脳梗塞になり、生死に関わってきます。
偏った食事をしないことが重要です。

エネルギー、脂質をとり過ぎないようにしましょう。

コレステロールの多い食品(卵黄、いくら、すじこ、脂身の多い魚肉類)やアルコール、甘いものは控えましょう。

抗酸化食品(果物、いも類、緑茶)や食物繊維を十分にとりましょう。

特定保健用食品を上手に活用するとよいでしょう。
コレステロールを下げる特定保健用食品(例):大豆たんぱく質(血中コレステロールを低下させる働きのあるのある大豆たんぱく質が摂取されやすいように工夫されている)、キトサン(コレステロールの吸収を抑えるはたらきがある)、植物ステロールエステル(コレステロールの吸収を抑制するはたらきがある)など。

高脂血症を予防する食品(例):大豆たんぱく質タウリン・食物繊維・ビタミン類(ビタミンA、C,E)を多く含む食品。緑黄色野菜、淡色野菜、海藻、きのこ、大豆、エビ、タコ、イカ、まぐろ、さけ、貝類など。

「食事介護マニュアル」(第一出版)より

次回は心臓病の予防食を予定しています

ビタミンB12の効果・効能
http://www.endokoro.jp/vitaminb12_detail.html