ピカピカ血管を増やすには 1.血流をよくする

f:id:endokoro728:20200703171219j:plain

ピカピカ血管を増やすには 1.血流をよくする

 

運命は変えられる。ピカピカ血管穂増やすには?

 

毛細血管が加齢によって減る・衰えることは事実ですが、暮らし方によっては何歳からでも毛細血管を増やすことができます

加齢による減少と衰えを最小限にくいとめて、弱っているポンコツ血管を復活させ、健康なピカピカ血管を増やすのです。

 

  • 毛細血管はにょきにょき増える

 

毛細血管は、枝分かれしてにょきにょき増えます

これを血管新生といいます

枝分かれするメカニズムは不明な点が多かったのですが、最近急速に解明されつつあります。

どんなときに枝分かれするかというと、たとえば毛細血管がダメージを受けたときです。

 

 内皮細胞が傷ついて隙間ができ、血液が漏れでてしまうと、漏れた箇所より先には血液が流れなくなってしまいます。

そうすると、まわりの細胞が酸欠や炎症を起こしてしまいます。

そんなとき、漏れた箇所から新しく枝を伸ばし、酸欠や炎症を起こしている細胞を助けるために新規の毛細血管ルートをつくるのです。

 

 ただし、血管新生は健康なピカピカ血管を生むばかりではありません。

糖尿病性網膜症のときに生まれる不完全な毛細血管は眼底出血の原因になります。

また、がん細胞はみずから不完全な毛細血管を増やし、増殖します。

これらは病的血管新生とよばれ、歓迎されない血管新生です。

 

 健康的な血管新生、つまりピカピカ血管をつくるためには何をすればいいのか、3つの観点から紹介していきます。

 

  • ピカピカ血管を増やすには 1.血流をよくする

 

 ピカピカ血管を増やすためにすべきことは、3つに大別されます。

そのうち一つ目が、血流をよくすることです。

毛細血管の中をスムーズに血液が流れるためには、血液がドロドロでなくサラサラであるほうがいいし、血液の流れを駆動するポンプの力も重要です。

それから、血管自体がもろくなく、丈夫であることも大切です。

こうした条件がそろって初めて、血流がよくなるといえます。

 

 血流をよくしたいなら、入浴と運動はかかせません。

運動によって血流がよくなり栄養や酸素が循環しやすくなるほか、夜に血管の修復・再生を行う成長ホルモンも分泌されます。

ハーバード大学の医学部には、研究棟にも学生寮にもジムがあります。

多くのビジネスパーソンが働くニューヨークにも、スポーツジムが点在しています。

それだけ、運動を重視している人は多いのです。

 

 ただ、無理してジムに通う必要はありません。

自宅での簡単な筋トレと、通勤や買い物を利用したウォーキングで十分効果は得られます。

また、湯船につかることも血行を促進します。

 

 流れる血液の質をよくするためには、栄養バランスのよい食事が大切です。

糖質や脂質などをとりすぎると毛細血管にダメージを与えてしまいます。

さらに、毛細血管そのものを強くするためには、ルイボスティー、シナモン、ヒハツの3つの食材が有効であるといわれています。

ヒハツは沖縄で使われているコショウのような香辛料です。

 

 運動、入浴、食事管理から血流アップをはかるのが、ピカピカ血管をつくる一つの方法です。

「毛細血管を増やして不調をなくす暮らし方 より」

 

*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*

 

血管力を高める食事は、炭水化物(糖)、塩分を少なめに、HDLコレステロール値を上げる食材を選ぶのが基本です。

これに外せないものが、たんぱく質を十分に摂る食事を心がけることです。

 

血管はアミノ酸たんぱく質コレステロールなどの脂質によってつくられます。

アミノ酸は普通の食事をしていれば十分にとれるので、動物性たんぱく質を意識しましょう。

たんぱく質はとくに血管中膜の結合を強くします。

動脈壁そのものを強くするので、脳出血などを防ぎます。

 

各栄養素にはそれぞれ役割があり、互いに作用し合って初めて「栄養」として働きます。

多種類の栄養素が機能を発揮し、効率よく利用されるしくみがヒトの体には整っています。

たとえば、糖質がエネルギーに変わるにはビタミンB群などが必要で、ビタミンB群が活性化するには各種のアミノ酸やミネラルが必要、…というように、栄養素を利用するにはほかの栄養素の働きが不可欠です。

よく、ヒトは1人では生きられないといいますが、栄養素もひとつだけでは機能しません。

 

ビタミンB群とは、体に入った栄養成分をエネルギーに変えるときに不可欠なビタミンの仲間です。

8種類すべてが互いに協力しあって体のエネルギーを生み出す働きに関わっているため、一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、B群は、体内で起こっている「酸化」の抑制にも間接的に関わっています。

B群は体中の細胞の正常な代謝活動を助ける「補酵素」として、欠かせない存在なのです。

ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると動脈硬化の原因物質 (ホモシステイン活性酸素)が増えるといわれています。

血管は「酸化」していくことで傷ついていきます。

 

ビタミンB12について?

https://www.endokoro.com/libra/vitamin01.html

https://www.endokoro.com/

※ちょっと使える身近な情報をお届けしています!

https://www.facebook.com/endokorob12