語感は触感である

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語感は触感である

 

ことばには、触感がある。

 

口腔という感じやすい場所に息を擦らせ、声帯や舌を振動させて発音している以上、当たり前のことだが、意識している人は少ない。

ことばの触感は発音の運動に伴う感覚で、小脳が担当しており、ここは無意識の領域の器官だからだ。

しかし、小脳は、空間認識を司り、イメージ生成の基盤となる場所。

ことばの触感のものがたりは、意外にも大きく、私たちの脳に影響しているのである。

 

私自身は、だから、語感の正体は、発音時の体感(ことばの触感)であると定義している。

もちろん、耳の聴こえ(大脳聴覚野)の影響もあるのだけれど、小脳の処理は、大脳の処理に先んじて起こるし、聴覚と触覚が感じることは、そんなに違っていないからだ。

たとえば、筋肉を硬くして出す音(K音やT音)は、耳で聴いても硬い感じがする。

硬い金属を叩けば、硬そうな音がするのと同じように。

 

聴いた感じを客観的な指標にするのは難しいが、舌の硬さや息の強さ、上あごに当たる舌の接触面積などは客観的に語れるし、相対数値も与えることができる。

ということはコンピューターで語感を数値化することもできるわけで、将来、ロボットにことばをしゃべらせるとき、「癒し語感モード」とか「爽やか語感モード」を設定することだって可能だ。

語感研究を、ことばの触感に絞れば、科学の俎上に載せることができるのである。

ちょっと未来的で、わくわくしませんか?

 

としいえ、このことを最初に指摘したのは、かのソクラテスである。

それは、2400年ほども前のこと。

ソクラテスは、プラトンが残した『クラテュロス ~ことば(あるいは名前)の正しさについて』という文献の中で、「ことば(あるいは名前)とは、それが指し示すところの事象の、口腔による模倣である」と語り、その一致を見る言語体系こそが正しいと説いている。

「成熟脳 脳の本番は56歳から始まる より」

 

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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。

そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。

自律神経を整えるためには生活リズムを作るとともに栄養面も非常に大切です。

 

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると、動脈硬化の原因として注目されているホモシステインが増えるといわれています。

 

ビタミンB12は主に動物性食品にしか含まれないというビタミンなので、野菜中心の食生活の人や、ダイエットをしているなど食事の量が少ない人は、ビタミンB12を補った方が良いとされています。

加齢、胃の病気、ストレスなどでも不足します。

ビタミンB12は、胃の粘膜から分泌される内因子という糖タンパクと結合し、腸で吸収されます。

そのため胃の病気や高齢で吸収が悪くなっている人などの場合は吸収されにくくなるので、欠乏症状が現われやすくなります。

ビタミンB12は細胞の生成にとって重要な、核酸たんぱく質の合成に関わっているため、健康維持に無くてはならない栄養素なのです。

新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わります。

 

ビタミンB12について?

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