脳の老化を防ぐビタミン

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脳の老化を防ぐビタミン
ホモシステイン尿症という遺伝的な病気の子どもは、アミノ酸の1つのホモシステイン血中濃度が非常に高くなります。
彼らの血管は、80歳の老人のように硬化してしまい、ほとんどが10歳前に冠動脈疾患または脳卒中などで亡くなってしまいます。
また、年齢が高い人ほど、ホモシステイン血中濃度が高くなる傾向もあります。

ホモシステイン活性酸素と結びついて、脂質やLDLの酸化、血管内皮細胞の異常化、血管の平滑筋の増殖をもたらします。
その結果、心筋梗塞脳梗塞などを引き起こすのです。

こうしたことから、ホモシステイン血中濃度が高い状態が続くと、血栓ができるアテローム動脈硬化が発症すると推測されるようになりました。
そこで詳しく調べた結果、ホモシステインがやや高いレベルでも心臓疾患りスクが高まり、最も高い人は、低い人に比べ、リスクが3倍にもなっていたのです。
また、アルツハイマー病になるリスクも上昇していました。

これらはホモシステインによって、脳の微小血管障害、脳血管の内皮機能障害、酸化ストレスの増大など、全般的に脳が“老化”したためだとも考えられます。

この危険なホモシステインは、やはりアミノ酸の1つのメチオニンからできます。
ところがビタミンB6やビタミンB12、葉酸はこれを分解してくれます。
もしこれらのビタミンが不足すると、血栓ができやすくなるのです。

ビタミンB12を多く含む食べ物は牛肉、牛レバー、豚レバー、青魚、牡蠣、生海苔。B6が多いのはニンニク、ピスタチオ、ヒマワリ種子、マグロ、鶏肉、干し海苔、牛レバー。
そして葉酸は肝臓エキスと酵母エキス、ほうれんそうなどの緑黄色野菜や大豆などが代表的な食品です。「脳の栄養失調 より」

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脳の栄養に気を使ったことはありますか?
飽食の時代にあって、実は私たちの脳は栄養不足状態です。
脳は大食漢、でも貯蔵はできません。
だから脳にはたえず栄養を与え続けることが理想なのです。
脳に栄養、休息、ゆとりを与えるビタミンB12!
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
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