突然死で、もっとも多い心筋梗塞

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突然死で、もっとも多い心筋梗塞 
 
 突然死の原因で多いのが心臓の病気です。
なかでももっとも多いのが心筋梗塞
突然死の多くは、血管が詰まって起こるのです。
 
昔は、心筋梗塞というと60代、70代といった高齢の患者さんが多かったのですが、最近は若い人にも増えています。
なぜなら、血管自体が老化したり、傷ついたりしていなくても、血管が詰まってしまうことがあるからです。
 
血管が詰まる原因は大きく分けて2つあります。
それが動脈硬化と血管の機能異常(けいれん)です。
ひとつめの動脈硬化が血管の詰まりを引き起こすことは、以前からよく言われているのでご存知の方も多いと思いますが、あらためてその関係を説明しましょう。
 
動脈硬化とは、血管の壁が厚くなって弾力性がなくなったり、血管の内側にコレステロールや脂肪などが溜まって、こぶ(プラーク)がき、血液の通り道がせまくなった状態を言います。
動脈硬化が進行してプラークが破れると、そこに血のかたまり(血栓)ができて血管が詰まり、心筋梗塞脳梗塞になってしまうのです。
 
なぜ動脈硬化が起きるのかというと、その原因はさまざま。
動脈硬化を進行させる危険因子には、高血圧や糖尿病、脂質異常症(高脂血症)といった生活習慣病や、肥満、喫煙などがあります。
 
つまり、健康診断などで血圧や血糖値、コレステロール値、体重などをチェックすれば、ある程度、動脈硬化の進行を予想できるのです。
早めに、生活習慣病や肥満を予防・改善すれば、その後の進行を抑えることができます。
「強い血管をつくれば健康になる! より」
 
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動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。
 
近年、動脈硬化の原因として新しく注目されているものに、ホモシステインというものがあります。
虚血性心疾患である心筋梗塞の発作を起こした人の2割程度にしか高コレステロール血症が見られないことから、これまで長い間、コレステロール以外に動脈硬化の原因となるものがあるのではないかと考えられていました。
そうして、ホモシステインがそのひとつの原因だと注目を集めるようになりました。
このホモシステインが動脈の壁に沈着すると、酸化される過程で血栓を引き起こし、血管を傷害して動脈硬化を引き起こすのです。
ホモシステインLDLと一緒になり血管壁にコレステロールを沈着させます。
また活性酸素と一緒になり、脂肪やLDLの過酸化、血管内皮細胞や血管の平滑筋の異常を引き起こします。
その結果、動脈硬化心筋梗塞脳梗塞になるのです。
 
ホモシステインとは
ホモシステイン(homocysteine)は、血中に存在するアミノ酸の一種です。
必須アミノ酸であるメチオニン代謝していく上で産生される中間代謝物で、ホモシステインからは再度メチオニンが作られたり、美白に関わるシステインや、エネルギー産生に関わるα-ケト酪酸の前駆体になる等、重要な役割を担っています。
しかし、1969年にボストンの医師が先天的に血中ホモシステイン濃度の高い患者において若年期に動脈硬化血栓性病変があることを発見して以降、多くの学者が 研究を始め、ホモシステインが心疾患等の危険因子になり得ることを明らかにしました。
文部科学省の大規模コホート研究においても、血清ホモシステイン値が高い人ほど循環器疾患による死亡率が高くなることがわかりました(基準値は3.7~13.5μmol/L ファルコバイオシステムズHPより)。
 
ホモシステイン代謝を高めるための栄養素
ホモシステイン濃度を上げない(蓄積させない)ためには、ホモシステインから先の代謝経路へと誘導していく必要があります。
代謝の補佐役を担うのが、「葉酸、ビタミンB12、ビタミンB6」等の栄養素だと言われているため、これらの栄養素が不足するとホモシステイン値が高くなると考えられています。
 
また、ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。
 
ビタミンB12について?
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