【もやもや病】もやもや病とはどんな病気か

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【もやもや病】もやもや病とはどんな病気か

ある有名な歌手が、この病気にかかり報道されたことをきっかけに、もやもや病という名前は比較的認知されているようです。変な名前ですが、正式な病名です。
以前は、「特発性ウィリス動脈輪閉塞症」という呼び名が、厚生労働省の正式な疾患の呼称でした。
こちらのほうが、病態をわかりやすく表現している感もありますが、現在はもやもや病が完全に正式な名称となっています。
羅患には、人種差があるようで日本人に多く、欧米人にはかなり少ないようです。

● もやもや病とはどんな病気か
もやもや病とは、両側の内頸動脈終末部に狭窄が進行し、閉塞する病気です。
基底核と呼ばれる脳の深い領域に側副血行路として、おそらく代償性に「もやもや血管」(まさにもやもやした血管)が増生してくるために、この名前がつきました。
もやもや病が症状を呈するパターンには、2種類あります。
血管の狭窄にともない脳虚血の症状(脳梗塞、一過性脳虚血発作など)を呈してくるものと、細いもやもや血管への血行力学的ストレスから脳実質内、脳室内に出血をきたすものです。
発症には年齢的な分布に特徴があり、5~10歳前後と40歳前後に明らかな発症のピークが存在します。
また、発症時の症状も年齢別に特徴があり、小児で発症する例では一過性脳虚血発作や脳梗塞といった虚血症状がほとんどですが、成人発症例では脳出血が半数以上を占めます。
小児の症状として最も一般的なのは、呼吸によって誘発される一過性の脱力発作で、いわゆる「吹き冷まし」(麺を食べるときに冷ますために息を吹きかけること)や吹奏楽を吹く、泣きじゃくるなどの行為によって、脳の血管が収縮して脳虚血が生じるため、脱力発作が起きることで気づかれます。
成人の場合はほとんどが出血発症なので、突然の頭痛、運動マヒ、嘔気、嘔吐、意識障害、けいれんが症状となります。
女性のほうが、男性の2倍ほど出血発症しやすいようです。

≪こんな症状に注意≫
 屬奸爾奸次廚靴燭蝓泣きじゃくったりするだけで、手足の脱力が起きた場合(幼児型虚血発作)
突然の頭痛、嘔気、運動マヒ(成人型出血発症)
このような症状が出たら、速やかに救急車で最寄の病院へ。
「脳の病気 より」

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隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。
認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。

ビタミンB12の働き>
・新しい細胞を作り、壊れた細胞を修復する働き。
・神経の壊れた部分を修復する働き。
・伝達物質を作る働き。
・免疫を正常にする働き。
・脳の詰まったところをかき出す働き。
・血流をよくする働き。
このような様々なはたらきがあります。
また、ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。

ビタミンB12は、水溶性(水に溶ける)ですが、脂肪成分となじみやすい構造をもっています。
脳は、たんぱく質とともに脂肪成分を多く含む器官です。
そのため、ビタミンB12はたやすく脳に入り、脂肪成分による汚れで詰まった部分を洗い出すことにより、元どおりの健全なものに復元し、また、切れた部分があればつなげて、修復作用を発揮します。

ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
日常の生活習慣や生活環境を改善するとともに栄養面を改善することが大切です。

ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
脳と神経の修復・再生のビタミンB12
http://www.endokoro.com/
http://www.endokoro.jp/
子供たちの脳、集中力・学力向上、受験にビタミンB12
http://www.endokoro.jp/libra_g.html