ブリはおめでたい出世魚

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ブリはおめでたい出世魚
 
年越しの祝い善に出される「年取魚」は、関東や東北地方ではサケが一般的ですが、関西や北陸地方ではブリです。
 
日本海地方に、雪が降るころになると、脂肪もよくのり、うまさも格別となります。
ご存じのように、ブリは成長の段階に応じて呼び方の変化する「出世魚」で、関東地方では体長が20センチくらいまでのものをワカシ、40センチ前後がイナダ、60センチほどになってワラサ、またはハマチ、1メートルくらいになったものが「ブリ」となります。
 
お正月前にとれる出世魚ということもあって、ブリは昔からお正月用の祝い魚として欠かせません。
ブリの旬は冬で、昔から「寒ブリ」といわれ珍重されてきました。
 
とくに、全長1メートル以上の大物が、とくに味がよいとされ、刺身からはじまって、鮨だね、照焼き、塩焼き、鍋物の材料としてよろこばれています。
 
ブリのこってりとした濃厚な味わいは、脂肪が豊富なためで、マグロに次いでたくさん含まれています。
しかも、アミノ酸バランスのよいタンパク質も多く、たっぷりの脂肪と共に、血管の老化が原因といわれる動脈硬化を防ぎ、脳梗塞心筋梗塞を予防する上で役に立っているのです。
ブリの血合いの部分にはタウリンが多く、コレステロール値を下げて、肝臓の機能を高めるなどの作用があります。
DHA(ドコモヘキサエン酸)も含まれており、脳の健康を守っています。
「長寿食365日 より」
 
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ビタミンB12なぜ体にいいのか?
 
ビタミンB12は結晶が赤いことから「赤いビタミン」とも呼ばれています。
主な働きは赤血球の生成を助け、貧血を予防すること。
女性に多い貧血の原因は、鉄分の不足が挙げられます。
しかし、貧血にはもうひとつ原因があるのです。
それがビタミンB12の不足。
ビタミンB12は赤血球を形成、再生し、血液を作ることで、貧血を防いでくれるのです。
 
そのほかの働きとしては、成長を促進し、子供の食欲を増進させる、エネルギーを増大させる、脂肪・炭水化物・タンパク質が適切に使われるようにする、集中力・記憶力を高めて精神を安定させる、などが挙げられます。
 
また、神経細胞内の表面の脂質膜の合成にも関与しており、末梢神経の傷の回復にも効果があります。
実際、腰痛などの治療にも採用されています。
腰痛や肩こり、手足のしびれに悩まされている人にもビタミンB12はおすすめといえます。
 
もうひとつ忘れてはいけないのが、ホモシステイン血症との関わり。
遺伝的なもの以外では、ビタミンB12不足により引き起こされるホモシステイン血症は、進行すると動脈硬化心筋梗塞の危険性が高まるといわれています。
 
ビタミンB12は、葉酸とともに核酸の合成を助け、脊髄、胃腸の粘膜などで活躍します。
また、脳や神経とも関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。(サプリメント健康バイブルより)
 
脳と神経の修復・再生のビタミンB12
子供たちの脳、集中力・学力向上、受験にビタミンB12