ストレスは善でも悪でもない

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ストレスは善でも悪でもない
 
ストレスこそが諸悪の根源と思われがちですが、本来、ストレスというのは善でも悪でもないということを知っておく必要があります。
 
ストレスの影響は人によって違いますし、同じ人でもその状況によって変わってくるのです。
 
ある人にとってはマイナスになるけれど、ある人にとってはプラスになる、心地よいものにすらなるというものなのです。
 
また、ストレスは一般的に精神的なものをイメージしがちですが、実はもともと物理学用語として使われてきたもので、私たちに「加わってくる力」を意味しています。
それをさらに一般化して「情報」ととらえた方が分かりやすいと思います。
 
たとえば、ある研修会に参加しているという場面をイメージしてみましょう。
研修会なのでスライドを見ながら話を聞くことも多いでしょう。
もしそうであれば、暗い環境の中で一つの机に23人一緒に座ることが多いわけですから、薄暗闇の中にいるということだけでもストレスなうえに、隣の人との距離が非常に近いということになります。
実は、これが大きなストレスになるのです。
 
そもそも私たちは、「自分」とは、肉体の線(皮膚)までが自分で、その外側はよその世界だと思っています。
しかし、目に見える皮膚よりはかなり外側まで目に見えない自分が存在すると考えられるのです。
それは、ヒューマンバリア(オーラとも表現される)といわれるものですが、大きい人では1メートルくらいにまで及ぶかもしれません。
つまり1メートルの距離内に他人が座るということは、領域侵犯に値するのです。
 
海の領海侵犯と同じで、自分の中によそ者が入ってきていることになり、何が起こるか分かりませんので、無意識のうちに常に緊張して待機せざるをえない状況にあります。
だから隣に人が座っているだけで、ストレスになるというわけです。
 
たとえ自分のそばにいるのが中のいい人であっても、これは親子であれ、兄弟であれ、夫婦であれ、とにかく「そばにいるだけでストレスになる」という関係なのです。
 
親しい関係でもそうなのですから、ましてや、嫌だと思う相手がそばにいれば、そのストレスは数倍にでも増大するでしょう。
そうなると、遠くに姿が見えるだけでも、声が聞こえてくるだけでもストレスになってしまうのです。
「脳の疲れをとれば、病気は治る! より」
 
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≪ビタミンB12で脳の機能低下防止と対策!≫
 
筋肉が動くように脳から指令を伝える神経が、正常に働くためには、いくつものビタミンB群の仲間が必要です。
筋肉や神経を動かすエネルギーをつくるのがB1神経伝達物質の生成にはたらくのがB6、そしてB12の役目は、神経細胞内の核酸たんぱく質などを合成したり、修復することにあります。
どのビタミンが不足しても神経は正常に働いてはくれません。
 
脳の萎縮を防止するには、脳細胞の蛋白合成、核酸合成が順調に行われることが好ましいのです。
ビタミンB12は、蛋白合成、核酸合成の両方に役立っていることがわかっています。
 
現在60歳以上の人の20パーセントでビタミンB12の欠乏が見られます。
これは歳をとると胃の機能が低下し、内因子の分泌が低下するからです。
血液検査では見つけられないような軽度のビタミンB12の欠乏でも、認知症に似た神経異常を引きおこすことがあります。
とくに高齢者では、ビタミンB12の値が基準値の範囲にあっても、それが下限値の場合には、記憶障害をおこすことが知られています。
近年、日本人の死因の上位占めているガン・心筋梗塞・脳血管系の疾患、そして高血圧症などの生活習慣病の多くは、戦後、日本人の食生活が欧米化し、動物性食品を多くとるようになったことに起因すると言われています。
長寿のためには、動物性食品を控えた方が良いという事ですが、一方では動物性食品を摂らないことからビタミンB12を摂取できなくなる恐れがでてきます。
ビタミンB12を摂取できないことで、脳のビタミンとしての作用が欠落してしまうという深刻な問題も起きています。

脳と神経の修復・再生のビタミンB12
子供たちの脳、集中力・学力向上、受験にビタミンB12