血糖値の上昇がゆるやかなものをとろう

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血糖値の上昇がゆるやかなものをとろう
≪血糖を急上昇させる食事を避ける≫

血糖値とは血液中のブドウ糖のことです。
食事をすると、食べ物に含まれている糖質は、腸管で消化・吸収されてブドウ糖になります。
血液中に入ると、全身の細胞に送られてからだを動かしたり、ものを考えたりするためのエネルギー源として利用されます。

脳の重さは全体重の2%程度ですが、エネルギーは全体の約20%を使っています。
重さの割にエネルギーを非常に多く使っています。
つまり、血液中のブドウ糖が減ると、脳に送られるブドウ糖(エネルギー源)が減り、十分働けなくなってしまうのです。

では、血液中のブドウ糖が多ければ多いほどいいのかというと、そういうわけでもなく、食後2時間経ってある程度安定したときのほうがいいのです。

脳をうまく働かせたいときには、その2時間前に食事をして、血糖値がいい状態になるようコントロールしてあげるといいでしょう。

また、血糖値の急上昇が知能によくないことを考えれば、血糖値を急激に上げる甘いお菓子やジュースは脳の働きを妨げてしまいます。

糖質には、穀類やいも類に含まれる「でんぷん」と、果物に含まれる「果糖」、お菓子などに含まれる「しょ糖」などがあります。
でんぷんは消化・吸収に時間がかかるので、血糖値は急激に上昇しません。
甘味が強い果糖も食後の血糖値の上昇はゆるやかです。
これに対し、しょ糖は効率よくエネルギーにかわりますが、血糖値を急上昇させるという難点があります。
さらに、とりすぎると中性脂肪にかわりやすく、肥満を招くというデメリットもあります。
しょ糖は一般的な「砂糖」のことで、甘いお菓子、飲み物などに多く含まれています。
血糖値を安定させるためにも、また、肥満を予防するためにも、しょ糖をとりすぎないよう気をつけましょう。
「40歳から『衰えない脳』をつくる 7つの習慣 より」

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隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。
認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。

ビタミンB12の働き>
・新しい細胞を作り、壊れた細胞を修復する働き。
・神経の壊れた部分を修復する働き。
・伝達物質を作る働き。
・免疫を正常にする働き。
・脳の詰まったところをかき出す働き。
・血流をよくする働き。
このような様々なはたらきがあります。
また、ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。

ビタミンB12は、水溶性(水に溶ける)ですが、脂肪成分となじみやすい構造をもっています。
脳は、たんぱく質とともに脂肪成分を多く含む器官です。
そのため、ビタミンB12はたやすく脳に入り、脂肪成分による汚れで詰まった部分を洗い出すことにより、元どおりの健全なものに復元し、また、切れた部分があればつなげて、修復作用を発揮します。

ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。

一般にビタミンB類は、一つが欠乏するときには他のビタミンも欠乏していることが多いのです。
すべてのビタミンが老化防止に必要であることはいうまでもありませんが、B類のビタミンB12、B6、葉酸は老化を防ぐうえでも、もっとも重要なビタミンとされます。
ビタミンB類はバランス良く摂ることで相乗効果を発揮します。

脳と神経のビタミンB12
http://www.endokoro.com/
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