記憶力の低下は循環不良から生じる-酸素とブドウ糖があれば脳はご機嫌-

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記憶力の低下は循環不良から生じる-酸素とブドウ糖があれば脳はご機嫌-
 
◎脳のエネルギー源はブドウ糖
 
私たちの記憶力は、20歳後半を頂点として、その後は徐々に低下しはじめ、90歳を超えると、5歳の幼児にも劣る記憶量となってしまいます。
 
脳内には、低下する記憶力カーブとほぼ同じように低下するカーブがあります。
それは、脳内の血液循環量のカーブで、脳にとって欠かせない酸素とブドウ糖という重要な要素が含まれています。
 
脳は、酸欠にきわめて弱い器官です。
わずか3分間、酸素を絶たれただけで、脳に回復不能の損傷が残るといわれます。
 
また、脳は好き嫌いが非常にはっきりとしている器官でもあります。
脳のエネルギー源はブドウ糖であり、ブドウ糖以外はまったく受けつけないのです。
 
◎記憶力が落ちたら食事を見なおそう
 
この2つの重要な要素が、血液循環によって脳内に運び入れられているわけです。
血液循環が悪くなると、たちまちこれらの重要な要素が不足します。
 
もともと、脳は大食い器官なのです。
大食いの人の特徴は、十分な食料がないと意気消沈し、働く意欲が低下することです。
脳もまったく同じです。
酸素とブドウ糖が不足すれば、記憶力が低下し、生きる意欲も失います。
つまり、記憶力の良し悪しは、血液循環の良し悪しによるのです。
 
ですから、もし、あなたが記憶力の低下を嘆いているのなら、血液循環が悪くなっていないかどうかを確認してください。
 
▼規則正しく3度の食事をとる
▼よく咀嚼して食べる
 
この2点を確認し、改善するだけでも、血液循環は格段にアップします。
思いあたる方は、ぜひ試してみてください。
「詰まらない破れない 血管を強くする本 より」
 
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隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。
認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。

<ビタミンB12の働き>
・新しい細胞を作り、壊れた細胞を修復する働き。
・神経の壊れた部分を修復する働き。
・伝達物質を作る働き。
・免疫を正常にする働き。
・脳の詰まったところをかき出す働き。
・血流をよくする働き。
このような様々なはたらきがあります。
また、ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。
 
ビタミンB12は、水溶性(水に溶ける)ですが、脂肪成分となじみやすい構造をもっています。
脳は、たんぱく質とともに脂肪成分を多く含む器官です。
そのため、ビタミンB12はたやすく脳に入り、脂肪成分による汚れで詰まった部分を洗い出すことにより、元どおりの健全なものに復元し、また、切れた部分があればつなげて、修復作用を発揮します。
 
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
 
人間の体質改善は約3ヶ月程度が基準となっているため、続けなければ効果が得られません。
日常の生活習慣や生活環境を改善するとともに栄養面を改善することが大切です。
 
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