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簡単で効果的な指の爪もみ-免疫力を高める習慣術-
免疫理論を共同研究した福田稔先生が提唱している「爪もみ」療法も、免疫力を高めるのに効果的なので紹介しておきましょう。
日ごろの生活では、どうしても交感神経が緊張しがちです。
結果的にリンパ球が減少し、血流障害が生じてさまざまな病気を引き起こすことになりかねません。
そこで、意識的にリンパ球をふやすよう心がけたいものです。
簡単にできるのが、爪の生え際を押しもみする「爪もみ」です。
血流もよくなりよくなる、交感神経に偏った自律神経を副交感神経優位にしてリンパ球をふやし、免疫力を高めることができます。
私は親指の外側から順番に、親指1、2、人差し指3、4、中指5、6、薬指7、8、小指9、10と番号をつけています。
東洋医学では爪のわきには「井穴(せいけつ)」というツボがあるのですが、それぞれの爪は次のように体の各器官に対応していると言われています。
そこをもんで刺激するのです。
親指(1、2)は肺やノド、鼻などの呼吸器、人差し指(3、4)は歯や食道、腸などの消化器官、中指(5、6)は心臓や冠動脈、薬指(7、8)はホルモンなど、小指(9)は血液の循環や目、(10)は栄養の吸収など小腸、に効果があります。
簡単にできるのでやってみてください。
それぞれの爪の生え際を、反対側の親指と人差し指で両側から多少強くつまんで、そのまま10秒程度押しもみしてください。
少し痛いくらい刺激するのがコツです。
ただし、他の指をせずに薬指だけをするのは避けてください(福田先生の研究で、薬指だけの爪もみを4週間続けた被験者は、実験以前より顆粒球の割合がふえてリンパ球の割合が減り、免疫力が低下したとのデータがあります。)
手の指だけでなく、足の指の爪もみも効果があります。
足の爪もみは、足先が冷えるなど、ことに下半身に効果があります。
それぞれの手の指を症状や病気との関連別に分けると、次のようになります。
中指―耳鳴り、難聴など
薬指―小腸、大腸、腰など中央部から下半身の不具合
このような症状がある場合には、該当する指を20秒程度刺激してください。
手の指だけでしたら、2分程度、足の指の爪もみをしても4分程度ですみます。
すぐに、手がぽかぽかする、手の動きが軽くなる、体が軽くなるなど、実感することができると思います。
1日2~3回程度続ければ効果が実感されると思います。
それ以上はかえってやりすぎになります。
人によって違うので、すぐに効果が実感できる方もいますが、なかなか効果を実感できない場合もあります。
そんなときは1回の爪もみ時間をたとえば10秒から15~20秒にふやすようにすればいいのです。
一ヶ月ほど続ければ、食欲が出る、熟睡できる、冷え性が改善される、下痢や便秘が解消したなど、状態が改善されるはずです。
「免疫力が上がる生活下がる生活 より」
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ビタミンB12の働きとしては、成長を促進し、子供の食欲を増進させる、エネルギーを増大させる、脂肪・炭水化物・タンパク質が適切に使われるようにする、集中力・記憶力を高めて精神を安定させる、などが挙げられます。
また、神経細胞内の表面の脂質膜の合成にも関与しており、末梢神経の傷の回復にも効果があり、実際、腰痛などの治療にも採用されています。
腰痛や肩こり、手足のしびれに悩まされている人にもビタミンB12はおすすめです。
もうひとつ忘れてはいけないのが、ホモシステイン血症との関わり。
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
<ビタミンB12の働き>
・新しい細胞を作り、壊れた細胞を修復する働き。
・神経の壊れた部分を修復する働き。
・伝達物質を作る働き。
・免疫を正常にする働き。
・脳の詰まったところをかき出す働き。
・血流をよくする働き。
このような様々なはたらきがあります。
また、ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。
人間の体質改善は約3ヶ月程度が基準となっているため、続けなければ効果が得られません。
日常の生活習慣や生活環境を改善するとともに栄養面を改善することが大切です。
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