ネバネバメニューが老化を防ぐ

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ネバネバメニューが老化を防ぐ
 
冒険家の三浦雄一郎さんのお父上、三浦敬三さんは、100歳を過ぎてもスキーを楽しむ百寿者のひとりでした。
三浦敬三さんが朝食に欠かさなかったのが納豆などのネバネバした食べものです。
 
納豆、オクラ、長芋などに含まれているネバネバしたものはムチンといわれるものです。
ムチンは、糖質と結びついて糖質の吸収を遅らせます。
 
朝食には、糖質が欠かせません。
糖質は体の中に入ると、最終的にブドウ糖に分解されて吸収されていきます。
血液中にブドウ糖が入ってくると、ブドウ糖を細胞に取り込むためにインスリンというホルモンが出てきます。
 
このときに、急激に大量に血液中にブドウ糖が入ってくると、インスリンの分泌も当然さかんになります。
こうしたインスリンが一気に大量に必要になる状態がくり返されると、インスリンを分泌している膵臓が疲弊してきます。
インスリン分泌工場(膵臓)があまりのフル操業に耐えられなくなってくるのです。
糖尿病のはじまりといってもいいでしょう。
 
長寿者ほど、インスリンの血液中の濃度が低い状態に保たれていることがわかっています。
インスリンが一気に大量の必要になるような状態を避けなければなりません。
 
そのためには納豆が非常に有効なのです。
ムチンは糖質にからみついて、糖質が分解されるのを少し抑えてくれるからです。
それだけ糖質の吸収に時間がかかり、血液中にブドウ糖が一気にふえるということがありません。
当然インスリンの登場もゆっくりになります。
ムチンの多いのは納豆だけではありません。
オクラ、長芋などもいいでしょう。
 
納豆だけで食べるのではなく、オクラをいっしょに入れてもいいですし、シラス干しを入れたり、卵を入れたり、それをダイコンおろしといっしょに食べるなどの工夫をすると、納豆も立派な副食になります。
ぜひ、お試しを。
 
朝食に糖質をしっかりとりたいのですが、インスリンが一気に大量に必要となるような状態は防ぎましょう。
100歳までホケない101の方法 脳とこころのアンチエイジング より」
 
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ニューロン同士が情報伝達を行うこと、つまり神経機能的連絡を行うためには、新経路の交差点ともいうべきものが必要であり、この交差点をシナプスと言います。
 
このシナプスは、歳をとっても増加し、より成熟した結合が進行するとされています。
熟年の人達が正確で、いろいろな状況下で“成熟した”判断を行い、好ましい結果を得ることができるのは、そのためであろうと思います。
 
高度の創造過程にも高密度のシナプス形成が必要と思われ、そのためには、それに必要な素材として神経系構成成分、つまり栄養成分が必要なことは当然で、また、その構築作業のための酵素、そしてそれを補佐する補酵素的ビタミンも必要となります。
その中でも重要なものがビタミンB12であります。
 
栄養をニューロンに補給するのに役立つグリア細胞というのがあります。
アインシュタインの脳には、ニューロン1本あたりのグリア細胞が多かったという報告もあります。
 
≪ビタミンB12で脳の機能低下防止と対策!≫
 
隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。
認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。

◆ビタミンB12の働き◆
・新しい細胞を作り、壊れた細胞を修復する働き。
・神経の壊れた部分を修復する働き。
・伝達物質をつくる働き。
・免疫を正常にする働き。
・脳の詰まったところをかき出す働き。
・血流を良くする働き。
ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。
 
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
 
人間の体質改善は約3ヶ月程度が基準となっているため、続けなければ効果が得られません。
日常の生活習慣や生活環境を改善するとともに栄養面を改善することが大切です。
 
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