「話す・歩く・寝る・食べる」をきちんとする ② 歩く――1日1万歩を歩きましょう

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「話す・歩く・寝る・食べる」をきちんとする ② 歩く――11万歩を歩きましょう
 
現代のように高度にテクノロジーの進んだ世の中で、脳機能を低下させないためにはどうしたらいいのでしょうか。
「『話す・歩く・食べる』という当たり前の生活習慣を、きちんとしてください」
拍子抜けするほど単純なことですが、こうすると脳はバランスよく動き、脳機能の低下を防ぐことができるのです。
 
② 歩く――11万歩を歩きましょう
 
歩くことはなぜいいのでしょう。
 
足を動かすための機能は、頭頂部に近いところにある脳の領域が担っています。
よく歩いているうちに血液が脳の高いところまでくみ上げられ、脳全体に血液がめぐりやすくなります。
 
また、歩くことを中心とする全身運動ですから、脳全体に広く分布している身体の各部位を動かすための機能もまんべんなく使います。
こうした血流や運動の効果が第一にあります。
 
赤信号で止まったり、雑踏のなかを人をよけながら歩く、という単純なことでも、脳への刺激になる。
室内で座ったきりでは、こうはいきません。
 
健康維持のためには「11万歩」といわれますが、脳全体を動かすためにも、ぜひ11万歩を歩いて、環境をまめに変化させましょう。
 
また、脳は思考系だけで成り立っているのではなく、運動系や感情系などと連動して、それらがバランスをとりながら動いているものです。
運動系を働かせる機会が極端に少ないと、思考系の働きまで落ちてしまいます。
 
運動不足だなと感じている方は積極的に歩きましょう。
毎日続けていると、眠っていた脳機能が目を覚ましやすくなります。
「一生衰えない脳のつくり方・使い方 より」
 
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隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。
認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。

<ビタミンB12の働き>
・新しい細胞を作り、壊れた細胞を修復する働き。
・神経の壊れた部分を修復する働き。
・伝達物質を作る働き。
・免疫を正常にする働き。
・脳の詰まったところをかき出す働き。
・血流をよくする働き。
このような様々なはたらきがあります。
また、ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。
 
ビタミンB12は、水溶性(水に溶ける)ですが、脂肪成分となじみやすい構造をもっています。
脳は、たんぱく質とともに脂肪成分を多く含む器官です。
そのため、ビタミンB12はたやすく脳に入り、脂肪成分による汚れで詰まった部分を洗い出すことにより、元どおりの健全なものに復元し、また、切れた部分があればつなげて、修復作用を発揮します。
 
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
 
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
 
人間の体質改善は約3ヶ月程度が基準となっているため、続けなければ効果が得られません。
日常の生活習慣や生活環境を改善するとともに栄養面を改善することが大切です。
 
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