脳への情報入力を確実にする

イメージ 1
脳への情報入力を確実にする
 
情報過多といわれる現代、私たちは毎日たくさんの情報に接しています。
ですが、人はたくさんの情報をすべて記憶することはできません。
そこには限界があります。
 
ですから、記憶を確実にするために大切なのは、
 
・声に出して言う
・ノートに記録する
 
という二重の対策をとることです。
 
脳内での情報保持処理は、次のような過程でおこなわれています。
 
     意識的に情報を脳に入力する
     入力した情報を脳で解釈・保持する
     脳のなかにある情報を出力する
 
この情報処理がおこなわれたかどうかの確認が、「声に出して言う」「ノートに記録する」という方法です。
 
当たり前のことですが、人はわかっていないことを、声に出したり言ったり、ノートに記録したりすることはできません。
それができるということは、入力~出力までの脳での処理過程が終了していることを意味しているのです。
 
私たちは毎日、脳での情報処理を無意識のうちにこなして生活していました。
ですから、相手が家族や親しい友人の場合、話の流れで何気なく「わかった」と答えてしまうことがあります。
 
同様のことは会社でもあります。
反射的に「わかりました」と答えたけれども、答えた本人はまったくその情報を認識していないということが起こりうるのです。
 
家庭、会社、どちらの場合でも、大切な情報はきちんと入力しないと、ときには“事故”が起こってしまいます。
意識的に脳に入力していない情報は、思い出したいときに思い出すことができない“死んだ情報”なのです。
 
この誤りを防ぐために、情報を声で確認している職場があります。
電車の運転手は「信号は青」と指をさし、大きな声で確認をしています。
自衛隊でも、伝達は必ず大きな声で復唱します。
 
絶対に間違えてはいけない職場では、情報はおうむ返しに復唱してきちんと確認をします。
これは、脳に確実に情報を入れるという意味で、とても大切なことです。
 
まずは脳への情報入力が確実かどうか、意識した行動をとるべきだと思います。
「大事なことは声に出して確認する」「ノートに書いて記録する」この二つを心がけてください。
「一生衰えない脳のつくり方・使い方 より」
 
*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*
 
隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。
認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。

ビタミンB12は、脳を正常に働かせるために必要な栄養素です。
飽食の時代にあって、私たちの脳は栄養不足状態です。
脳は大食漢、でも貯蔵はできません。
だから・・・
脳にはたえず栄養を与えることが理想なのです。
 
<ビタミンB12の働き>
・新しい細胞を作り、壊れた細胞を修復する働き。
・神経の壊れた部分を修復する働き。
・伝達物質を作る働き。
・免疫を正常にする働き。
・脳の詰まったところをかき出す働き。
・血流をよくする働き。
このような様々なはたらきがあります。
また、ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。
 
ビタミンB12は、水溶性(水に溶ける)ですが、脂肪成分となじみやすい構造をもっています。
脳は、たんぱく質とともに脂肪成分を多く含む器官です。
そのため、ビタミンB12はたやすく脳に入り、脂肪成分による汚れで詰まった部分を洗い出すことにより、元どおりの健全なものに復元し、また、切れた部分があればつなげて、修復作用を発揮します。
 
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
 
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
 
 
人間の体質改善は約3ヶ月程度が基準となっているため、続けなければ効果が得られません。
日常の生活習慣や生活環境を改善するとともに栄養面を改善することが大切です。
 
詳細はこちらへ