脳血管性認知症の予防は生活習慣病の危険因子除去から

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脳血管性認知症の予防は生活習慣病の危険因子除去から
 
脳血管性認知症は、脳の血管に障害が起きて神経組織が壊れることで現われる病気です。
現在はアルツハイマー認知症のほうが多くなっていますが、このタイプの認知症が日本では多い時期もありました。
 
アルツハイマー認知症は徐々に悪化してきますが、脳血管性認知症は段階的に悪化していくという特徴があります。
 
脳血管性認知症が発症するとき、脳の中ではこんなことが起こっています。
 
・脳の血管が詰まり(梗塞)、神経線維が壊れる
・脳の血管が破れ(脳出血)、その後遺症が残る
・海馬や視床といった記憶に関係する脳の部位に脳卒中が起きる
・海馬や視床などの血の巡りが悪くなる
 
とくに脳血管性認知症が発症しやすい人には次のような共通した傾向も認められています。
 
・高血圧、動脈硬化脂質異常症(コレステロール値が高い)がある
・糖尿病体質だったり、糖尿病だったりする
・関節リュウマチを含む膠原病である
・喫煙者である
 
これらを見ると、脳血管性認知症生活習慣病に連動して発症していることがわかります。
はっきりいえば、生活習慣病から脳血管性認知症へと直結しているのです。
 
 ですから、生活習慣病を予防することこそ、脳血管性認知症の予防につながるのです。
それだけではありません。
できるだけ早い段階から生活習慣病を予防するほど、脳血管性認知症のリスクは低くなります。
60歳からはじめる認知症にならない超簡単脳にいいこと より」
 
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認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
ですから、脳梗塞の前兆である隠れ脳梗塞を早期発見することで多くの認知症を防ぐことができるのです。

隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。

一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。
このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。
 
京都大学医学部老年科の亀山教授によると、健康な老人の脳に比較して、老人性認知症患者の脳では、含まれるビタミンB12が、半分どころか、1/41/6程度にまで、低下していたと報告しています。

ビタミンB12は、レバーなどの動物性食品に多く含まれ、植物性食品にはほとんど含まれていませんが、例外的に味噌や納豆のような発酵食品に含まれます。

ビタミンB12は、水溶性ですが、脂肪成分と馴染みやすい構造をもっています。
脳は、たんぱく質とともに脂肪成分を多く含む器官です。そのため、ビタミンB12はたやすく脳に入り、脂肪成分による汚れで詰まった部分を洗い流すことにより、復元し、また、切れた部分があれば、修復作用を発揮します。

ビタミンB12は、核酸とタンパク質の合成に関わり、脳や神経系との関わりが深く、また、ビタミンB6葉酸とともに動脈硬化の原因となるホモシステインを減らす働きがあります。
 
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
 
日常の生活習慣や生活環境を改善するとともに栄養面を改善することが大切です。
人間の体質改善は約3ヶ月程度が基準となっているため、続けなければ効果が得られません。
 
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