
【認トレ】血糖値急上昇を避ける「主食はごはん・そば優先」
■ここでも和食が有利となる
おかずに比べて摂取量が多い主食については、次の点を押さえておきましょう。
それは、小麦粉を使ったパンやうどんなどのめん類に比べ、ごはん・そばでは食後の血糖値の上昇が比較的ゆっくり進む、ということです。
ここから、主食の選択においては極力ごはんやそばを多くすると望ましいということが言えます。
これは、パンやめん類では材料となる小麦粉を細かく砕いていることで、粒状の米に比べると栄養の吸収が素早く進むことからきた違いです。
そばについては、小麦と同じように材料を細かく砕いてあるのですが、食物繊維が多いために栄養素の吸収が比較的遅くなるようです。
こうした食後の血糖値の上昇スピードが何に影響するかというと、糖尿病のなりやすさに大きな影響を与えます。
食後に血液中の糖分が増えると、インスリンというホルモンが自然に分泌されて、血糖値を一定の範囲に抑える働きが人体には元来備わっています。
そうして血糖値が高い状態が常に続くようになってしまうのが、(Ⅱ型)糖尿病という恐ろしい病気です。
慢性的な食べ過ぎのほかにも、食後などに急激に血糖値が上昇し、その後、インスリンが大量に分泌されて一気に低血糖状態にまで至るといった激しい血糖値の上下運動があると、そのことによっても糖尿病になりやすいことが近年わかってきています。
主食にパンや小麦粉を使っためん類ばかりを食べていると、この危険性が高まってしまうのです。
これが体内でのインスリンの主たる役割なのですが、最近の研究ではインスリンはその役割のほかにも、脳の神経細胞の中に溜まってしまった「ベータアミロイド(アルツハイマー型認知症の原因と考えられている)」を細胞の外に出す作用があることがわかってきています。
「高血糖」とは、血液中の糖が増えすぎてしまった状態のこと。
もちろん、それに反応してインスリン分解酵素もたくさん分泌されるのですが、インスリン分解酵素はインスリンを分解するためだけに使われてしまい、「ベータアミロイド」の分解まではできなくなってしまう、という関係があります。
■糖質の一種なので、腹八分目に抑えておくのは変わらない
だたしごはんやそば、パンやその他の各種めん類は、体内ではブドウ糖になって利用される炭水化物です。
栄養学的には砂糖などと同じ「糖質」ですから、全体的にはやや少なめに、腹八分目程度に抑えることを意識すべきです。
この点については、くれぐれも忘れないようにしてください。
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脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。
一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
ビタミンB12は、大量かつ配合によって効果的に働き、そして、ビタミンB群はバランス良く摂ることで相乗効果を発揮します。
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
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