
日々の食事スタイルには和食を選ぶことが、さまざまな面から複合的に認知症予防につながっていくと言えます。
しかし毎日和食ばかりではこれも飽きてしまいますから、脳への多用な刺激を与えるためにも、ときには外国風の食事スタイルを取り入れると効果的です。
特にお勧めしたいのは、カレーと地中海料理です。
インドは認知症の発症率が低い国のひとつとして知られています。
そして「その理由は、インドの人はほぼ毎日カレーを食すからだ」と大まじめに考えられています。
これは、カレーの主要なスパイスとして使われるターメリック(ウコン)に、クルクミンという微量栄養素が含まれていることに着目した推測です。
これで即、「カレーが認知症を予防する」ということが言えるわけではないのですが、さまざまな状況証拠を総合的に勘案すると、カレーをたくさん食べるようにすれば、ある程度は認知症予防の効果を見込める可能性が高いでしょう。
カレーライスはいまや「日本の国民食」と評されることもあるので、外国風の食事とは分類できないかもしれませんが、目先の新鮮味はある程度得られます。
また、日本式カレーにもターメリックはほぼ必須のスパイスとしてたくさん入っていますので、予防効果は十分期待できるでしょう。
■各種の生活習慣病や血管病を防ぐことが明らかになっている
カレー以外で特にお勧めしたい外国の食事スタイルとしては、イタリア料理やスペイン料理などの地中海式の料理があります。
イタリアやスペイン、あるいは南フランスなどでは、和食ほどではないにしろ海産物をたくさん食べますし、各種の生活習慣病の予防効果があるとされる赤ワインを頻繁に飲みます。
これは、全身の血管の状態をよくすることに直結しますから、認知症の予防や「ちょいボケ」からの回復にも効果が期待できるのです。
和食を中心にしつつ、ときにはカレーや地中海式料理で目先を変えて飽きないようにするというのが、お勧めできる食事スタイルの選択法と言えるでしょう。
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脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。
一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
ビタミンB12は、大量かつ配合によって効果的に働き、そして、ビタミンB群はバランス良く摂ることで相乗効果を発揮します。
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
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