【認トレ】「外食比率低減トレーニング」で減塩を楽しむ

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【認トレ】「外食比率低減トレーニング」で減塩を楽しむ
 
■外食は塩分過多で高血圧になりやすい
どうも高齢の方ほど、食事を外食で済ませる機会が多くなるようです。
 
ファミリーレストランやお寿司屋さん、ラーメン屋さんといった店舗で食べる食事はもちろん、コンビニエンスストアやお弁当、高齢者向けの配食サービスなど、近年は外食の選択肢が増え、質もよくなって大変便利になっています。
そうしたサービスを利用する高齢者が増えているのは、ある意味当然の事なのかもしれません。
 
また、ときには自分で料理をつくるのが面倒になることもあるでしょうから、そういうときにスポット的にこうしたサービスを利用するのは、脳に新しい刺激を与えると言う意味でも決して悪いことではないでしょう。
 
しかし、これらの外食や弁当、あるいは配食サービスなどでは、濃い味付けがなされているものです。
濃い味付けの背後には、通常、過剰な塩分が存在していますから、毎食ほぼすべての食事をこれらの外食で済ますというのだけは、可能な限り避ける必要があります。
 
塩分のとり過ぎは高血圧を引き寄せ、血管の状態を悪化させて認知症発症の危険性をも引き上げてしまいます。
 
外食ではなく自宅で料理をする比率を増やし、外食をするときにもできれば「和食」か「和食に近いもの」を食べる頻度を多くすることで、病的な高血圧に陥るのをできる範囲で防いでいきましょう。
注文する料理も、できるだけ味付けが薄めのものを頼むようにすると、「ちりも積もれば山となる」で、長期的には大きな違いを生むはずです。
 
高齢になるとただでさえ高血圧気味になります。
ですから、歳を多く重ねている人ほどこの点に気をつけてください。
 
■みんなでワイワイ料理したり、食べたりする「食楽」を意識して
では、効果的に手料理の比率を増やし、逆に外食の比率を減らすためには、どうすればよいのでしょうか?
 
ひとつの方法として、日々の料理の機会を社会的な活動を行うシチュエーションとして活用していく「食楽」という考え方を提案します。
 
つまり、誰かひとりが黙々と料理をつくり、他の家族もそれを日課として食べるのではなくて、家族なら夫婦が協力をして、あるいはお孫さんに家族伝統の味を教えながら、みんなでワイワイと楽しく料理をつくる工夫をするのです。
もちろん気の合う友人同士で休日に料理を持ち寄り、お茶会やディナーパーティーをするなんて方法でもかまいません。
 
このように楽しみながら複数で料理や食事をするようにすれば、コミュニケーションの機会も増え、外食の比率を減らしながら効率的に認知症予防ができるでしょう。
認知症予防トレーニング「認トレ」一生ボケない!38の方法 より」
 
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認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
ですから、脳梗塞の前兆である隠れ脳梗塞を早期発見することで多くの認知症を防ぐことができるのです。
「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。
 
脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。
一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。
このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。
 
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。
 
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
ビタミンB12は、大量かつ配合によって効果的に働き、そして、ビタミンB群はバランス良く摂ることで相乗効果を発揮します。
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
 
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
 
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