糖尿病を遠ざける究極の食事とは?

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糖尿病を遠ざける究極の食事とは?
 
もともと、炭水化物系のメニューが大好きでした。
しかし、現在では「プチ糖質制限」を実践しています。
 
糖質(ご飯、めん類、パンなどの炭水化物や、お菓子などの糖質)はおいしく、おなかを満たしてくれるものですが、一方で食べすぎれば大きな害もあります。
 
糖質を摂ると、血液中の糖分の量が増えます。
すると、血糖値が上がります。
 
空腹時の血糖値と、食後の血糖値の差が大きいと、血管の内皮細胞は傷付きやすくなります。
そして、動脈硬化が進んだり、血管内にできてしまったコブが壊れやすくなったりします。
それは、脳卒中心筋梗塞などの突然死のリスクが高まるということです。
それらを避けるために、食事において糖質の摂取量を減らして、代わりにタンパク質や脂質など、ほかの栄養分を少し多めに摂ることが、プチ糖質制限です。
つまり、ご飯やめん類、パンなどの主食を減らして、おかずを多く摂る食事法です(糖質をまったく食べないというのは難しいことですし、摂りすぎない程度に食べることは必要です)
 
糖質が少ない食材として、一部を挙げておきましょう。
 
・肉類、卵
・魚介類
・乳製品(チーズ、バター、ヨーグルト) ※無糖のもの
・大豆、大豆製品
・野菜類(根菜類、トウモロコシ、イモ類をのぞく)
・コンニャク
・キノコ
・海藻
・コーヒー、紅茶 ※無糖のもの
(参考:文部科学省「五訂増補 日本食品標準成分表」)
 
これらの食材をできるだけたくさん摂りましょう。
「長生きしたければ知っておきたい健康常識○と× より」
 
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近年、日本人の死因の上位占めているガン・心筋梗塞・脳血管系の疾患、そして高血圧症などの生活習慣病の多くは、戦後、日本人の食生活が欧米化し、動物性食品を多くとるようになったことに起因すると言われています。
 
長寿のためには、動物性食品を控えた方が良いという事ですが、動物性食品を摂らないことからビタミンB12を摂取できなくなる恐れがでてきます。
ビタミンB12を摂取できないことで、脳のビタミンとしての作用が欠落してしまうという深刻な問題も起きています。
 
ビタミンB12は、肉や魚介類、卵、乳類などの動物性食品には多く含まれますが、原則として植物性食品には含まれません。
植物性でも例外的に、納豆やみそなど発酵食品、のりなどの海藻に含まれます。
しかし、食べ物に含まれるビタミンB12は、そのままの形では吸収されません。
胃から分泌された内因子と結合する必要があるのです。
このために胃を切除した人では、ビタミンB12が欠乏して貧血をおこすことがあります。
 
また、現在60歳以上の人の20パーセントでビタミンB12の欠乏が見られます。
これは歳をとると胃の機能が低下し、内因子の分泌が低下するからです。
血液検査では見つけられないような軽度のビタミンB12の欠乏でも、認知症に似た神経異常を引きおこすことがあります。
とくに高齢者では、ビタミンB12の値が基準値の範囲にあっても、それが下限値の場合には、記憶障害をおこすことが知られています。
 
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
 
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
 
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