女性ホルモンを意識することが動脈硬化の予防につながる
「女性のほうが、ある一定の年代までは、男性よりも守られていることがある」という話をご紹介しましょう。
それは動脈硬化についてです。
動脈硬化とは、動脈の壁が厚く硬くなり、血液が流れる内腔が詰まりやすくなる病態のことを指します。
私たちの体の臓器はすべて動脈から酸素と栄養を供給されています。
このように、動脈硬化は決して珍しい病態ではありませんが、一般的に女性は男性に比べて進みにくいといわれています。
その理由は、女性ホルモンの一つ「エストロゲン」のおかげです。
エストロゲンは、月経の周期に関わっていることで知られています。
ただし、女性は閉経前後からエストロゲンの分泌が減るため、閉経後は注意が必要となります。
数値の変化に気付いたら、医師に相談するなど、注意を続けることが大切です。
「長生きしたければ知っておきたい健康常識○と× より」
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ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
また活性酸素と一緒になり、脂肪やLDLの過酸化、血管内皮細胞や血管の平滑筋の異常を引き起こします。
一般にビタミンB群は、一つが欠乏するときには他のビタミンも欠乏していることが多いのです。
もちろん、すべてのビタミンが老化防止に必要であることはいうまでもありませんが、B類のビタミンB12、B6、葉酸は老化を防ぐうえでも、もっとも重要なビタミンとされます。
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
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