交感神経から副交感神経にチェンジ 神経をリラックスさせて眠りを招く

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交感神経から副交感神経にチェンジ 神経をリラックスさせて眠りを招く
 
3840℃のお風呂に1520
ゆっくりつかれば眠りが深くなる
 
自律神経には、交感神経と副交感神経があり、この二つが切り替わりながら、私たちの意識とは関係ないところで、体の機能を調節しています。
交感神経がメインで働いていると、体は緊張して「活動モード」になり、副交感神経が優位のときは、リラックスして「休息モード」に入ります。
つまり、睡眠の質を上げたいなら、交感神経から副交感神経へと、うまくスイッチしてあげればいいわけです。
 
おすすめの方法はお風呂。
シャワーや温度の高いお湯だと交感神経を刺激してしまうので、3840℃ぐらいのぬるめのお湯に15分以上、ゆっくりつかるようにしましょう。
心身の緊張がほぐれるにつれ、休息をつかさどる副交感神経が活発に働き始めます。
さらに、体の芯まで温まることで、今度は放熱が促進され、高くなった深部体温が一気にダウン。
この急激な体温低下も強い眠気をもたらし、眠りを深くしてくれます。
 
熱いお湯が好きな人は、就寝直前ではなく、12時間前に入浴しましょう。
床につくころにちょうど体温が下がるため、寝つきがよくなり、その後もぐっすり眠れます。
 
<就寝前の激しい運動はタブー。口ゲンカにも、ご用心>
 
 交感神経の別名は、「昼の神経」。
おもに活動しているときに働き、心拍数や呼吸数を増やし、血圧を上げ、筋肉を緊張させる働きがあります。
そうして、状況の変化に素早く対応できるよう備えているのです。
 
交感神経は、不安や怒りを感じたとき、興奮したときにも優位になります。
だから、就寝前に家族と口論をしたり、アクション映画を見たりするのは、おすすめできません。
 
激しい運動も交感神経を活性化させる原因の一つです。
夜にジョギングなどをする人は、寝る23時間前までに。
ストレッチ程度の軽い運動なら、逆にリラックスにつながり、よく眠れます。
 
また、最近アロマテラピーが人気ですが、ペパーミントやジャスミンローズマリー、柑橘系の香りなどは覚醒作用があるので注意してください。
夜は、ラベンダーやカモミール、ヒノキ、クラリセージなど、鎮静系の香りを選びましょう。
15歳若返る錆びないカラダのつくりかた より」
 
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脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。
それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。
しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。
イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
 
また、最近の研究で、ビタミンB12はバイオリズムにかわっていることがわかってきました。
不規則な生活が続くと、バイオリズムが乱れて、自分の意思で起きたり、眠ったりできなくなります。昼間居眠りをするようでは仕事に支障をきたしかねませんそこで、試してみたいのがビタミンB12です。大量にとると、バイオリズムの回復に役立つと考えられています。
海外旅行の時差ぼけも、なかなか解消しにくいものですが、B12を試してみてはいかがでしょう。
 
ビタミンB12は、ストレス社会に生きる現代人のこれからの健康に役立つ成分です。
 
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