15分の昼寝が冴えた午後を連れてくる 昼寝は健康にも作業効率にもプラス

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15分の昼寝が冴えた午後を連れてくる 昼寝は健康にも作業効率にもプラス
 
1520分の昼寝で脳がリフレッシュ。
30分以上寝ると疲労感が増す
 
スペインやポルトガルに昼寝の習慣が根強く残っているのは、ご存知でしょう。
最近はアメリカでも、昼寝を「パワーナップ」と呼んで推奨する企業が出てきました。
 
昼寝は、脳を休ませ、作業効率を高めてくれます。
そのメカニズムはまだ解明されていませんが、効果のほどは医学的に証明されています。
イラクに駐留していたアメリカの海兵隊も、パトロール前に必ずパワーナップをとるよう義務づけていたとか。
また、第2次大戦中にイギリスの首相だったチャーチルは、閣議を遅らせてでも昼寝の時間を確保していたそうです。
 
生体リズムから見たベストタイムは、午後2時前後。
その時間にとるのが難しいなら、昼休みにデスクに伏して仮眠してもOKです。
文部科学者の研究では、リフレッシュ効果が最も高い昼寝の長さは、1520分。
30分以上寝ると深い眠りに達してしまい、目覚めたあと逆に疲労感が増し、夜眠れなくなるので注意しましょう。
 
アルツハイマーのリスクや血圧を下げる効果も>
 
 約24時間周期で変動する体内時計、サーカディアン・リズムは、午後2時から3時ごろに一度活性が低下します。
人間はほかにもいくつか体内時計を持っているのですが、半日周期のサーカセミディアン・リズムも、朝7時に起きた場合、午後2時ごろに昼の眠気のピークを迎えます。
この二つが重なるうえ、昼食後は体内の血液が消化器に集中するため、どうしても眠くなるのです。
 
昼寝は、脳をリフレッシュしてくれるだけではありません。
国立精神・神経センターの調査で、30分以下の昼寝を習慣にしている人は、しない人よりアルツハイマー認知症の発症リスクが低いことが判明しました。
また、広島大学の研究で、昼寝をしたあとは血圧が下がることもわかっています。
15歳若返る錆びないカラダのつくりかた より」
 
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脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。
それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。
しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。
イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
 
また、最近の研究で、ビタミンB12はバイオリズムにかわっていることがわかってきました。
不規則な生活が続くと、バイオリズムが乱れて、自分の意思で起きたり、眠ったりできなくなります。昼間居眠りをするようでは仕事に支障をきたしかねませんそこで、試してみたいのがビタミンB12です。大量にとると、バイオリズムの回復に役立つと考えられています。
海外旅行の時差ぼけも、なかなか解消しにくいものですが、B12を試してみてはいかがでしょう。
 
ビタミンB12は、ストレス社会に生きる現代人のこれからの健康に役立つ成分です。
 
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