ゴマメでも尾頭つき カルシウム不足は、血管や脳にも悪い

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ゴマメでも尾頭つき カルシウム不足は、血管や脳にも悪い
 
50歳以上の女性の4人に1人は
骨粗鬆症になる恐れが!
 
1日当たりのカルシウムの摂取推奨量は、性別や年代によって異なりますが、成人で600800mg
ところが、厚生労働省の「国民健康・栄養調査」を見ると、実際の摂取量はすべての年代で不足しています。
それも、40代以下では、200300mgも足りないのです。
 
カルシウムが不足すると、副甲状腺ホルモンが分泌され、骨の中のカルシウムを溶かして血液中のカルシウム濃度を保とうとします。
濃度が一定でないと心臓や脳が正常に働かず、命にかかわるためです。
それが長く続けば、骨が脆くスカスカになっていく。
そう、骨粗鬆症になるわけです。
 
さらに怖いのは、副甲状腺ホルモンが常に分泌されていると、骨から過剰に溶け出したカルシウムが脳や膵臓、腎臓、血管、軟骨など、カルシウムがあると困るところにまで入り込んでしまうこと。
その結果、認知症、糖尿病、腎臓結石、動脈硬化、変形関節症……と、さまざまな病気を発症しやすくなります。
 
<スナック菓子や清涼飲料水のとりすぎにも要注意>
 
 現在、日本では1000万人以上が骨粗鬆症だと推計されています。
そのうち80%が女性で、50歳以上では4人に1人!
閉経して女性ホルモンの分泌量が減ると、丈夫な骨を維持できなくなるのです。
 
日本の土壌はカルシウムをはじめとするミネラルが少ないため、水や農作物に含まれる量も少なく、どうしてもカルシウム不足になりがちです。
カルシウムが豊富な乳製品や、丸ごと食べられる小魚を意識してとるよう心がけましょう。
大豆製品や緑黄色野菜、海藻にも、比較的多く含まれています。
 
逆に、スナック菓子や清涼飲料水に多く含まれるリン、糖分、塩分のとりすぎには、要注意。
カルシウムの吸収が妨げられ、尿とともに排泄されてしまいます。
15歳若返る錆びないカラダのつくりかた より」
 
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イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。
 
食事をぬくと低血糖状態になるため、イライラしやすくなります。
そういう場合は、血糖値を早く上昇させるため、体内ですみやかにブドウ糖に換わる砂糖やでんぷん質などの糖質をとりましょう。
コーヒーや紅茶に砂糖を入れて飲むのもいいですし、ご飯などの主食やいも類をとるのもおすすめです。
 
また、体内でブドウ糖が不足して血糖値が低くなると、血液中にあるトリプトファンやコリンなどのアミノ酸の吸収が悪くなるため、それらから作られる神経伝達物質セロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足してしまいます。
良質のたんぱく質(アミノ酸)が含まれる肉や魚介、卵、牛乳などをとりましょう。
神経伝達物質の生成に欠かせないビタミンB12はレバーや肉、魚介など、動物性食品に多く含まれています。
 
カルシウムは成人男女の場合、1日の目標摂取量は600mgほどですが、日本人の半数以上が目標量に達していません。
カルシウムが不足すると、神経伝達のために骨を溶かして補うので、骨がもろくなります。
イライラだけでなく、骨粗しょう症予防のためにもカルシウムを積極的にとりましょう。
 
ビタミンB12は、ストレス社会に生きる現代人のこれからの健康に役立つ成分です。
 
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