希望に生きる者は常に若い 楽観的な思考が健康をつくる

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希望に生きる者は常に若い 楽観的な思考が健康をつくる
 
もう○歳ではなくまだ○歳
メントレで考え方のクセを変える
 
何か困難にぶつかったとき、「失敗したらどうしよう」と考える人と、「なんとかなるさ」と思う人では、楽観主義者のほうが健康で長生きする傾向があります。
悲観主義者は、その出来事を脳が重いストレスだと感知してしまうため、心拍数が増え、血管が収縮して血圧も上昇。
それが重なれば、血管の老化が進み、心筋梗塞脳卒中のリスクも高まるのです。
悲観的な考えが頭に浮かぶたび、楽観的な見方に書き換えるクセをつけましょう。
「もう○歳で」ではなく「まだ○歳だ」、「こんな目に遭うなんて運が悪い」ではなく「このぐらいですんでよかった」という具合に。
そうして意識的にメンタルトレーニングを繰り返すうち、物事のとらえ方が少しずつ変わってきます。
 
自分は何をすれば気分が明るくなるかを知っておくことも大切です。
落語や漫才で元気になれる人もいれば、逆ににぎやかすぎて疲れてしまう人もいる。
友達とワイワイ騒ぐのがいい人もいれば、一人で瞑想にふけるのが向いている人もいる。
自分の趣味や好みに沿った気分転換法を、いくつも用意し、順番に試していきましょう。
 
ただし、旅が好きだからといって、悲しい思い出のある場所には行かないこと。
映画を見るならハッピーエンド、音楽を聴くならに気分が高揚する曲や安らぐ曲を選ぶよう心がけてください。
 
<悲観的だと、心臓病や脳卒中のリスクが上昇>
 
 悲観的な人より楽観的な人のほうが健康で長生きできることは、さまざまな研究により検証されています。
 
たとえば、ハーバード大学の研究者たちが、40歳から90歳の健康な男性、1300人余りを対象に約10年間かけて行った追跡調査。
「楽観的」「悲観的」「その中間」の三つに分けて、狭心症心筋梗塞など冠動脈疾患の発症リスクを比較したところ、最もリスクが高かったのは悲観的なグループでした。
悲観的なグループに比べると、中間グループは34%、楽観的なグループの場合は55%もリスクが低かったのです。
 
またミシガン大学では、楽観性と脳卒中との関連を調査しています。
こちらは、50歳以上の約6000人に、自分の楽観度を16点満点で採点してもらったもの。
楽観度が一段階上がるごとに、急性脳卒中になるリスクが9%下がりました。
 
オランダの研究でも、「非常に楽観的」なグループは「非常に悲観的なグループに比べ、10年後の死亡率が55%低いという結果が出ています。
15歳若返る錆びないカラダのつくりかた より」
 
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認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因の多くが脳梗塞です。
脳梗塞は、初期段階に数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現します。
これが隠れ脳梗塞と呼ばれるものです。
隠れ脳梗塞は早い人だと30代から表れ、40代を過ぎると急に増加すると言われています。
 
体の老化は20代ごろから始まります。
老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。
 
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
 
ビタミンB12は、ストレス社会に生きる現代人のこれからの健康に役立つ成分です。
 
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