副腎ケア習慣8:ビタミンB群をよく摂って、副腎をサポートしよう!

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副腎ケア習慣8:ビタミンB群をよく摂って、副腎をサポートしよう!
 
ビタミンB群には、B1、B2、B3、B5、B6、B12葉酸、ビオチンなどの種類がありますが、これらはお互いに協力し合って働くことから、ビタミンB群とひとくくりにされています。
 
副腎疲労の患者さんの多くは、体がビタミンB群不足に陥っています。
 
なぜかというと、副腎が、脳で感じたストレスに対抗するコルチゾールなどのホルモンを生産するときに、このビタミンB群を使うからです。
 
副腎が疲労してしまうほどのコルチゾールを大量生産したわけですから、当然その材料であるビタミンB群はたくさん消費されてしまいますので、どうしても不足気味になるというわけです。
 
副腎疲労の方には、ビタミンBを吸収しにくい人が多いので、ビタミンB群が不足になりがちです。
毎食少しずつでも、ビタミンB群を豊富に含む食品を意識的にしっかり食べるようにしましょう。
 
代表的なものを挙げると、ビタミンB1は玄米や豚肉、ビタミンB2はレバーやうなぎ、ビタミンB3は肉と魚全般、ビタミンB5はレバーや卵(ほかにも、かなり広い食材にまんべんなく含まれる)、ビタミンB6はニンニクや肉、魚全般、ビタミンB12は貝類や海藻に多く含まれます。
「自分で治す! 副腎疲労 より」
 
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ビタミンB12は、もともと悪性貧血を防ぐビタミンとして知られています。
血液細胞が正常につくられるには、ビタミンB12が必要だからです。
それと同時に、脳神経系の働きにも深くかかわっています。
 
根本的な作用に目を向けると、ビタミンB12は、体内のすべてのたんぱく質を修復する働きを持っています。
とりわけ、脳や神経の修復には、ビタミンB12が不可欠なのです
 
現在60歳以上の高齢者の二割の人に、ビタミンB12の欠乏が見られるということです。
これは年をとると胃の機能が低下し、内因子の分泌が低下するからです。
また、高齢者が理由のはっきりしない神経症状を呈したら、ビタミンB12の欠乏を考えるべきだという学者もいます。
 
ビタミンB12は、肉や魚介類、卵、乳類などの動物性食品には広く含まれますが、原則として植物性食品には含まれません。
ただし、おもしろいことに、納豆やみそ、たくあんなど、日本に古くからある保存食には、植物性でも例外的にビタミンB12が含まれています。
これは、発酵の過程でビタミンB12が作られるためと考えられます。
 
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