副腎ケア習慣6:乳酸菌は乳製品ではなく、発酵食品から摂ろう!

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副腎ケア習慣6:乳酸菌は乳製品ではなく、発酵食品から摂ろう!
 
アレルギーを起こしやすく、腸のトラブルも起こしやすいカゼインを避ける観点から、乳酸菌は乳製品からではなく、発酵食品から摂ることをおすすめします。
 
そもそも日本人の体は、遺伝的に乳糖を分解しにくい体質なので、それを経験的に知っていた昔の人は、牛がいても牛乳は飲みませんでしたし、乳製品もつくりませんでした。
 
その一方で、さまざまな発酵食品を編み出して、植物性乳酸菌をきちんと摂取してきたのですから脱帽です。
 
植物性乳酸菌は、醤油や味噌、甘酒、糠漬けなど、手軽でおいしい調味料や飲料などに豊富に含まれていますので、ぜひ摂ってみてください。
 
副腎ケア習慣7:炭水化物は玄米ごはん or 十割そばを少なめに!
 
副腎疲労の視点から炭水化物についてお話しするときに、まずいえることは、小麦粉を使った食品は避けるということです。
また、白いごはんは急激に血糖値を上げてしまうので、多食はなるべく避けてください。
 
血糖値を急激に上げないためには、玄米ごはんやそば粉100%の十割そばが最もおすすめです。
しかし、注意が必要なのは、食物繊維が豊富なのでSIBOなどの腸のトラブルがある場合は、お腹が張ってしまう点です。
 
そんなときは、白米を炊くときに市販されている雑穀がミックスされたものなどを混ぜて、五穀ごはんなどにして食べるとよいでしょう。
 
ただし、押し麦のうち小麦を押し麦にしたものは、避けるようにしたほうが賢明です。
「自分で治す! 副腎疲労 より」
 
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脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。
それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。
しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。
 
イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。
 
それらの成分が不足する背景には、朝食を抜くといった欠食や、栄養のバランスの悪さなどが考えられます。
忙しいからと食事をぬいていないか、好きなものばかり食べて偏食をしていないかなど、自分の日頃の食生活をふり返り、食事リズムと栄養バランスを改善していくことが大事です。
 
一般にビタミンB群は、協力して働くため一つが欠乏するときには他のビタミンも欠乏していることが多いのです。
また、現在60歳以上の高齢者の二割の人に、ビタミンB12の欠乏が見られるということです。
これは年をとると胃の機能が低下し、内因子の分泌が低下するからです。
高齢者が理由のはっきりしない神経症状を呈したら、ビタミンB12の欠乏を考えるべきだという学者もいます。
 
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