ドローイン・エクササイズのすすめ

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ドローイン・エクササイズのすすめ
 
誰にでもすぐにできる簡単な姿勢改善のトレーニングを紹介しておきましょう。
 
胸を張って、細いズボンをはくイメージでおへその下をひっこめる。
この状態を1030秒続けてください。
 
これだけです。
これをドローイン・エクササイズといいます。
ドローイン(drawin)とは「引っ込める」という意味です。
 
「姿勢をよくする」というと、多くの人は背中に意識が向かってしまいます。
しかし、背中を意識しすぎると、今度は腰を反りすぎてしまい、腰痛になりやすいのです。
 
一度胸を張ったら、お腹を引っ込めることで、反りすぎを直す。
そうすると、骨盤が正しい位置に戻り、体に負担のかからない姿勢をつくることができます。
 
立っているときでも、座っているときでもかまわないので、このドーローイン・エクササイズを気づいたときに何度でも実践すると、姿勢が大きく改善されていきます。
 
さらに、ドローインの状態で10秒、20秒と歩くドローイン・ウォーキングは、ダイエットにも効果的です。
このとき、いつも自分が吸っている空気より、少し上の層の空気を吸うイメージで歩くといいかもしれません。
 
ドーローイン・ウォーキングがきちんとできているかどうかは、手の振り方を見るとよくわかります。
正しい姿勢で歩くと、手の振り幅は前後で同じぐらいになるはずです。
 
余裕があれば、周囲で歩く人の手の振り方も見てみましょう。
多くの人は前方だけに手を振っていることに気づくと思います。
これは骨盤が歪んでいる証拠です。
 
姿勢をよくするだけで、仕事のパフォーマンスが上がります。
それが簡単なエクササイズで実感できるのですから、ぜひ試してみてください。
「疲れない脳をつくる生活習慣 より」
 
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筋肉や神経を動かすエネルギーを作るのがビタミンB1神経伝達物質の生成に働くのがビタミンB6、そしてビタミンB12の役目は神経細胞内の核酸やタンパク質などを合成、修復することにあります。
どのビタミンが不足しても神経は正常に働いてくれません。
 
また、ビタミン欠乏症が原因で、認知症になるケースがあるそうです。
ビタミンの種類は、ビタミンB1、ビタミンB12葉酸
ビタミンB群は協力して働いているため一つが欠乏するときには他のビタミンも欠乏していることが多いのです。
 
ビタミンが欠乏すると、記憶障害、無気力、集中力の低下、妄想、錯乱の症状が出ることは事実です。

東京武蔵野病院 副院長田中信夫先生によれば、認知症患者の血中ビタミンB12は、通常の人より少ないそうです。

認知症患者に、ビタミンB12を投与すると、ボケ症状、特に感情障害、夜間せん妄、意欲、自発性の障害などの精神障害が軽くなると言われています。
 
老人の認知症3割~5割を占めるアルツハイマー病の場合は、脳細胞が萎縮する病気です。
この萎縮を食い止めるためには、脳細胞を生成するためのタンパク(アミロイドβタンパク)合成、核酸合成が順調に行われる必要があるのです。
ビタミンB12は、タンパク(アミロイドβタンパク)合成と核酸合成の両方に役立っています。
 
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
 
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
 
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