カフェイン、強い光は眠りの天敵

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カフェイン、強い光は眠りの天敵
 
スムーズな入眠にとって大敵となるものが2つあります。
「夕方以降のカフェイン」と「刺激の強い光」です。
 
カフェインに覚醒効果があることは多くの人がご存知だと思います。
でも、その効果はどれぐらい持続するのでしょうか?
じつはこれがかなり長く、およそ57時間は続きます。
たとえば、夜8時ぐらいにコーヒーを飲むと、深夜1時ぐらいまで、脳は覚醒モードになってしまうわけです。
 
ですから、コーヒーや紅茶好きの方も、できるだけ夕方以降は飲まないように心がけてください。
 
「刺激の強い光」は、メラトニンという睡眠ホルモンの分泌を妨げます。
 
メラトニンは、起床してから1416時間後から増えていきます。
6時に起床している人は、20時から22時ぐらいです。
 
メラトニンには体温を下げる働きがあります。
体温が下がると眠気が生じます。
また、メラトニンには呼吸や血圧を安定させ、副交感神経を優位にする働きもあります。
「睡眠ホルモン」という言い方が示すように、わたしたちを睡眠に誘導するのがメラトニンの重要なミッションなのです。
 
ところが、強い光やスマホタブレットなどから発せられるブルーライトには、メラトニンの分泌を阻害する働きがあることが知られています。
また、帰宅時にコンビニに寄って、強い照明を浴びてしまうと、それだけでメラトニンの分泌は抑制されてしまいます。
 
ですから、夜の7時を過ぎたら、できるだけ「強い光」を避けるようにしてください。
できれば、家の照明は、夕焼けのようなオレンジ系の照明、あるいは刺激の少ない間接照明に切り替えるといいでしょう。
 
メラトニンの影響は、入眠時だけにかぎりません。
メラトニンは、朝の光を浴びるまで、寝ているあいだも分泌され続けます。
夜に強い光を浴びるかどうかは、睡眠の質全体を決定的に左右するのです。
「疲れない脳をつくる生活習慣 より」
 
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脳や神経が働くときは、神経線維同士の間を情報伝達物質というものが行き来します。
二本の神経線維で一単位となるその部分は「シナプス」と呼ばれます。
シナプスが豊富できちんと機能している場合、脳や神経の働きはよくなります。
ところが、年齢とともに、あるいは認知症などの病気によって、シナプスは次々にこわれていきます。
ビタミンB12には、そのこわれたシナプスを修復する作用があるのです。
また、脳の萎縮を防止するには、脳細胞の蛋白合成、核酸合成が順調に行われることが好ましいのです。
 
ビタミンB12は、もともと悪性貧血を防ぐビタミンとして知られています。
血液細胞が正常につくられるには、ビタミンB12が必要だからです。
それと同時に、脳神経系の働きにも深くかかわっています。
根本的な作用に目を向けると、ビタミンB12は、体内のすべてのたんぱく質を修復する働きを持っています。
とりわけ、脳や神経の修復には、ビタミンB12が不可欠なのです。
 
最近の研究で、ビタミンB12はバイオリズムにかわっていることがわかってきました。
不規則な生活が続くと、バイオリズムが乱れて、自分の意思で起きたり、眠ったりできなくなります。
昼間居眠りをするようでは仕事に支障をきたしかねませんそこで、試してみたいのがビタミンB12です。
大量にとると、バイオリズムの回復に役立つと考えられています。
海外旅行の時差ぼけも、なかなか解消しにくいものですが、B12を試してみてはいかがでしょう。
 
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