腸内環境改善に、プロバイオティクス
腸内環境改善に、プロバイオティクス
腸とは自分にとってどんな存在だと思いますか?
体にとって不要なものを排泄する臓器……そのような理解だとしたら、もっと腸の重要性に気づいてほしいと思います。
口に入れるものは、腸で吸収されてはじめて効果が現われます。
栄養素をとるときにも、有害なものを排出するためにも、「いかに腸の状態を良くしておくか」が大切なのです。
腸内には、腸の内壁を覆うようにたくさんの腸内細菌が生息しています。
その数は、約500種類以上、総数で100兆個以上とも考えられ、腸内細菌の重量は1~1.5キロを超えるほど。
下痢や便秘など、お通じの調子がいま一つ、そのせいか心もうつうつする、といった人は、腸内環境を改善しましょう。
腸内環境を良くするには、腸内の善玉菌を増やす必要があります。
加齢によっても、腸内の善玉菌は減っていきます。
腸内環境改善のためには、乳酸菌に代表される微生物「プロバイオティクス」をとることが効果的。
ヨーグルト、漬け物、みそなどの発酵食品を積極的にとりましょう。
あわせて、善玉菌のえさとなるオリゴ糖、善玉菌のすみかとなる食物繊維もたっぷりと補うことが必要です。
野菜や豆類、果物をとることに加え、ご飯に水溶性食物繊維が豊富な大麦を混ぜるのもおすすめです。
栄養素の吸収、有害物質の排出をスムーズにするには、
腸が健康であることが大前提。腸の善玉菌を増やそう。
「若いと言われる人があたりまえにやっている16の老けない習慣 より」
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一般にビタミンB群は、一つが欠乏するときには他のビタミンも欠乏していることが多いのです。
もちろん、すべてのビタミンが老化防止に必要であることはいうまでもありませんが、B類のビタミンB12、B6、葉酸は老化を防ぐうえでも、重要なビタミンとされます。
現在60歳以上の高齢者の二割の人に、ビタミンB12の欠乏が見られるということです。
これは年をとると胃の機能が低下し、内因子の分泌が低下するからです。
また、高齢者が理由のはっきりしない神経症状を呈したら、ビタミンB12の欠乏を考えるべきだという学者もいます。
ビタミンB12は、肉や魚介類、卵、乳類などの動物性食品には広く含まれますが、原則として植物性食品には含まれません。
ただし、おもしろいことに、納豆やみそ、たくあんなど、日本に古くからある保存食には、植物性でも例外的にビタミンB12が含まれています。
これは、発酵の過程でビタミンB12が作られるためと考えられます。
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
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