朝、鏡に向かって口角を上げて微笑む

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朝、鏡に向かって口角を上げて微笑む
 
これは実験でも証明されていることですが、口角を上げてニコッと笑うと副交感神経の数値がぐんと上がります。
また、笑うことでリンパ球の中の「ナチュラルキラーセル=ウイルスやがん細胞が来たら攻撃してくれる細胞」の働きまで活性化します。
 
たとえば、余命3ヵ月と診断された小児がんの男の子が、父親と世界中に好きな蝶を追いかける旅に出たら半年後にがんが消えてしまったという例があります。
本当に好きなことをやって楽しく笑っているとこんな奇跡も起こるのです。
 
ですから、朝、鏡に向かったとき、まずは口角を上げてニッコリ微笑んでください。
そして、その後もたとえつくり笑いでもいいので、口角を上げて笑うことを意識してください。
そうすれば、みなさんの自律神経はますます整い、笑顔もどんどん美しく輝いてきます。
 
逆に、怒ると副交感神経が、ぐんと下がります。
そして、血液もドロドロに――。
ですから、ついつい怒ってしまったときも、すぐに口角を上げて微笑んでリカバー。
そうすれば、みなさんの心と体の魅力=パフォーマンスは、ますます高まるはずです。
「「これ」だけ意識すればきれいになる。 より」
 
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私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。
この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。
セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。
 
脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。
イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。
 
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、ビタミンB12は、葉酸をはじめとするビタミンB群、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒に摂ることが望ましいとされています。
ビタミンB12や葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることがわかっています。
ビタミンB12は細胞の生成にとって重要な、核酸(DNA)とたんぱく質の合成に関わっているため、健康維持に無くてはならない栄養素なのです。
 
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