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知っておきたい腸内細菌と酵素の関係
腸内細菌の主な働きは、人間が消化できない栄養分を分解すること、そして人間がつくれないビタミンや抗菌成分を作ること、また、免疫細胞を刺激し免疫力を高めることです。
人の生命は体内で起こるいろいろな化学反応のおかげで維持されています。
消化・吸収はもちろん、見る、聞く、話すといった機能も、化学反応を使った神経の働きによっておこなわれているのです。
この化学反応を仲介しているのが「酵素」です。
これらを分解し、人の力で作れないビタミンやミネラルをとり出すなどの働きをしています。
このように、腸内酵素を出して食べ物を「発酵」させ、私たちの役に立つ働きをしているのが、腸内細菌の中の「善玉菌」です。
一方、腸内細菌の中でも、有害な酵素を出すものが「悪玉菌」です。
悪玉菌の出す酵素は食べ物を「腐敗」させ、有害物質や有害なガスを出します。
もうひとつ、どちらか勢力の強いほうになびく「日和見菌」があります。
このバランスが崩れ、悪玉菌が増えると、腸内酵素が食べ物を腐敗させ、腸内の免疫機能が低下して、さまざまな病気や老化を引き起こすことになります。
「腸で酵素をつくる習慣 より」
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「老化」と聞いたとき、どんな変化を思い浮かべますか?
顔のシミやシワ、老眼、体力の衰え……。
それらももちろん老化の1つですが、根本的な老化とは「血管が衰えること」です。
わかりやすく言うと、血管の衰えとは「動脈硬化」のことです。
人の体の老化は20代ごろから始まります。
老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。
30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。
健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。
しかし、現在60歳以上の2割の人に、ビタミンB12の欠乏が見られるということです。
ビタミンB12は胃の内因子という糖たんばくと結合し吸収されますが、年齢とともに胃が小さくなったり胃の状態が悪くなったりして、内因子が
少なくなりビタミンB12の吸収が悪くなってしまうのです。
萎縮性胃炎など胃の病気などで内因子が作れない場合も吸収が困難になります。
少なくなりビタミンB12の吸収が悪くなってしまうのです。
萎縮性胃炎など胃の病気などで内因子が作れない場合も吸収が困難になります。
一般にビタミンB群は、一つが欠乏するときには他のビタミンも欠乏していることが多いのです。
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