免疫力アップ、解毒、抗酸化作用!たんぱく質のすごい効果

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免疫力アップ、解毒、抗酸化作用!たんぱく質のすごい効果
 
 美しさの源になっているのは、肌や髪の毛といった外面だけではありません
カラダの内側で血液循環、抗酸化作用、解毒、免疫などがスムーズに進むことも大切であり、そこにもたんぱく質が深く関わっています。
 
血液循環の鍵を握るのは、赤血球という細胞。
赤血球の役割は酸素を運ぶことです。
赤血球内で酸素を運んでいるのは「ヘモグロビン」という物質であり、このヘモグロビンは、たんぱく質と鉄が結合したものです。
 
酸素がないと細胞は必要なエネルギーが得られなくなります。
たんぱく質の不足でヘモグロビンは足りなくなる「貧血」を起こすと、筋肉も肌も髪の毛も酸素不足で健全なコンディションが保てなくなります
 
呼吸で取り入れた酸素の2~3%は有害な活性酸素となります。
活性酸素による酸化は老化を引き起こし、がんなどの病気の引き金にもなります。
 
体内には活性酸素による酸化を抑える「抗酸化作用」を持つ酵素が多く含まれていますが、この抗酸化酵素たんぱく質によって作られています。
 
たとえば、有力な抗酸化酵素である「グルタチオン」はたんぱく質を作るアミノ酸からできています。
 
「解毒」の役割を担っているのは肝臓です。
有害な物質は肝臓まで運ばれて、そこでたんぱく質を作るアミノ酸が結合して排泄されます。
抗酸化作用を持つグルタチオンも肝臓での解毒に関わります。
 
肝臓以外でも、血液に含まれている「アルブミン」というたんぱく質も異物と結びつく力が強く、血液中で有害物質と結合して中和する働きがあります。
 
「免疫」とは、体内に侵入した外敵をやっつける働きですが、そこにもたんぱく質が関わっています。
免疫では、侵入した外敵の特性に合わせて「抗体」というオーダーメイドの武器を作って戦います。
この抗体は「免疫グロブリン」と呼ばれるたんぱく質なのです。
「強く、美しくなる食事 より」
 
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ビタミンB群が不足するとエネルギーを生み出すことができず、疲れがなかなか回復しなくなったり、細胞の修復機能がダウンして、肌荒れや口内炎が治りにくくなったりするのです。
 
なかでも注目が、ビタミンB12です。
古くから、神経系の機能回復に効果があることが知られていましたが、最近の研究で、このビタミンB12の不足によって脳細胞の萎縮が進むことがわかってきました。
ビタミンB12は水溶性ですが、脂肪成分と馴染みやすい構造を持っています。
脳はタンパク質とともに脂肪成分を多く含む器官です。
そのためビタミンB12は血液脳関門を通過できるという特徴を持った貴重な栄養素なのです。
 
ビタミンB12は、体にとって重要なタンパク合成と核酸(DNA)合成を司る栄養素です。
新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わります。
その結果若さにもつながると考えられます。
 
現在、ビタミンB12は神経ビタミンとしての認識が一般的となっています。
末梢神経の不調はもちろん、中枢神経の機能低下にも有効であることが明らかになっています。
 
ビタミンB12について?
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