「朝、1杯の水」が腸を目覚めさせる!

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「朝、1杯の水」が腸を目覚めさせる!
 
「下痢」と「便秘」――。
どちらも腸内環境の悪化によるものですが、より好ましくないのは便秘です。
 
便秘は毒素を発生させて、免疫力を低下させます。
腸内に留まる便はしだいに腐敗し、毒素だけでなく発がん物質も発生させます。
慢性の便秘は「大腸がん」だけでなく、「乳ガン」「子宮体がん」の発症リスクを高める可能性があると考えられています。
 
しかし、がんこな便秘でも、次に紹介するちょっとした習慣で簡単に解消します。
 
●朝、コップ1杯の冷たい水か、冬なら白湯を飲む
●食物繊維の多い食事を心がける
●1日1回、発酵食品をとる
 
起き抜けの1杯の水は、腸を刺激して目覚めさせ、排便に向かわせます。
食物繊維は、とりわけ夜に多くとるようにすると朝の排便が、よりスムーズになります。
 
「免疫力が高い体、低い体の違いは出す力の差にある」
と言っても過言ではありません。
「たかが便秘」と、ケアをおろそかにしてはいけないのです。
 
《「がんこな便秘」を解消する食習慣》
 
「朝」1.コップ1杯の水が腸を目覚めさせる。
「昼」2.発酵食品は和食でじょうずにとる。
「夜」3.夜にとった食物繊維は朝の排便に効果絶大!
 
病院では教えてくれない「がん体質」判別法
 
免疫の働きは、血液中の白血球が中心になって細菌やウイルスの侵入を防ぎ、異物を処理することです。
 
白血球には大きく分けて2種類あります。
 
1つは、細菌などの大きめの異物を処理する「顆粒球」です。
顆粒球は、細菌を見つけると食べて殺してしまいます。
その仕事が終われば死んでしまい、その死骸は、できものをつぶすと出てくる「膿」になります。
 
もう1つが、「リンパ球」です。
ウイルスなどの小さめの異物や、がん細胞を処理します。
 
顆粒球とリンパ球のバランスを維持するのが、「自律神経」です。
 
現代は「交感神経過剰型社会」です。
ストレスなどで交感神経が興奮すると、顆粒球がどんどん増えます。
 
交感神経が過剰に働く体は、リンパ球を減らしてしまいます。
すると体内は、がん細胞が育ちやすい環境に変わります。
 
そこで気をつけたいのが「便秘」です。
 
交感神経が過剰になって起こる便秘は、リンパ球が少なくなっている兆候
つまり、体が「がん体質」にかたよっている兆候なのです。
50代からの「老いない体」のつくり方 より」
 
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自律神経を整えるためには生活リズムを作るとともに栄養面も非常に大切です。
からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。
ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。
いわば元気の素です。
B群は協力しあっていますから、どれが欠けても疲れやすくなります。
そして、ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。
 
ビタミンB12や葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることがわかっています。
ホモシステインLDLと一緒になり血管壁にコレステロールを沈着させます。
また活性酸素と一緒になり、脂肪やLDLの過酸化、血管内皮細胞や血管の平滑筋の異常を引き起こします。
その結果、動脈硬化心筋梗塞脳梗塞になるのです。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。
 
ビタミンB12は胃液からつくられる糖タンパクと結合して吸収されます。
この糖タンパクが内因子と呼ばれるものですが、胃の病気、胃粘膜に障害がある人は内因子がつくられず、ビタミンB12が吸収されなくなります。
しかし、ビタミンB12は大量に摂ることで浸透圧の原理による押し込み効果によって胃の内因子と関係なく吸収されることが分かっています。
吸収率を高めるビタミンB12摂取量の目安は1000μg(マイクログラム)以上と考えられています。
また、主に動物性食品にしか含まれないというビタミンなので、野菜中心の食生活の人や、ダイエットをしているなど食事の量が少ない人は、ビタミンB12を補った方が良いとされています。
加齢、胃の病気、ストレスなどでも不足します。
 
ビタミンB12の働き
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