「心の老化」への準備はできていますか

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「心の老化」への準備はできていますか

 

だれでも老後は不安です。

 

老後の不安は漠然としていますが、そのうちにやってくることはうすうす感じています。

それなのに、肝心の「老後の準備」=「老い支度」は万全とはいえない、だからなおさら不安なのです。

 

60歳以上の男女への調査では、日常生活でもっとも大きい不安は「健康や病気」で約68%、「寝たきりなどで介護が必要になる」約60%、「収入が不安」約34%、「子や孫の将来」約29%などです(内閣府「高齢者の日常に関する意識調査」2014年度)。

 

国立長寿医療研究センターの同様の調査でも、8割以上の人が「高齢になるのは不安」と答え、その不安の内容は、「寝たきりや認知症になって介護が必要になること」が78%、「病気になること」72%、「収入がなくなること」68%などでした(20代から70代の男女、約2千人の調査。04年)。

 

この調査では、心配な「病気」は「がん」が77%、「認知症」が70%で、4割の人が「長生きしたくない」とも答えています。

 

人は本当は長生きしたいものです。

ところが、自分が高齢になったときのことを考えると、「長生きしたくない」と思ってしまうほど不安がつのるのです。

 

問題なのは、多くの人が「老後に不安」を抱えているのに、そのための「予防や対策」をしっかりしていないことでしょう。

 

「病気」「寝たきり」「認知症」「介護」「生活費」と考えれば考えるほど、どんどん不安がつのるのに、その準備はほとんどといっていいほどできていません。

 

誰にでも訪れるのが「老化」です。

 

脳にも体にも老化による変化が起こります。

なかでも、とくに忘れられがちなのが「心の老化」の「予防と対策」です。

「「脳が老化」する前に知っておきたいこと より」

 

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人の体の老化は20代ごろから始まります。

老化は生きている以上避けられないものですが、生活習慣・食生活に少し気をつけるだけでも進行程度が変わってきます。

30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。

健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。

動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。

脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。

「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。

 

ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると動脈硬化の原因物質 (ホモシステイン活性酸素)が増えるといわれています。

また、ビタミンB12は古くから、神経系の機能回復に効果があることが知られていましたが、最近の研究で、このビタミンB12の不足によって脳細胞の萎縮が進むことがわかってきました。

ビタミンB12は、脳の萎縮を食い止めるために重要な脳細胞のタンパクと核酸(DNA)の生合成を司っています。

新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わります。

その結果若さにもつながると考えられます。

 

ビタミンB12について?

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風邪ウイルスが集まる「危険地帯」

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風邪ウイルスが集まる「危険地帯」

 

絶対風邪をひけない人が避けるべき場所とは?

 

ここから、風邪をひきにくくするための、日常生活上の具体策を紹介していきます。

風邪のウイルスは非常に小さく、決して肉眼でとらえることはできません。

一般的なウイルスの大きさは1~5マイクロメートル。

インフルエンザウイルスはさらに小さく、100ナノルートルほどです。

肉眼で見えないからこそ、ウイルスが集まりやすい場所を知り、できる限り近づかないことが、風邪予防に直結します。

そして、風邪ウイルスの増殖の最適温度は33~35℃。

24~37℃の環境下で、平均で2時間程度は生存すると言われています。

また、インフルエンザの患者によって放出されるウイルス量は、1回のせきで約5万個、1回のくしゃみで約10万個といわれます。

手を清潔に保つための「手指衛生」は、感染症予防の基本中の基本です。

 

 

感染症が人間に感染する経路には、大きく3つあります。

1. 接触感染

2. 飛沫感染

3. 空気感染(飛沫核感染)

 

風邪の感染経路は、接触感染と飛沫感染がメインです。

飛沫感染は、インフルエンザの主要な感染経路と言われます。

空気感染は、飛沫感染と同じく患者のせきやくしゃみなどで感染しますが、5マイクロメートル以下の粒子で感染するため、ウイルスの落下速度が遅く、長距離をフワフワと移動します。

はしかや水ぼうそう結核などが空気感染の代表例です。

 

  • 「出っ張っていて、多くの人が触るところ」が危険!

 

風邪の原因ウイルスとして最多の「ライノウイルス」が、手を介して感染することを検証した研究があります。

あらかじめ感染者により汚染させた物体の表面を、健康な若い成人に触ってもらい、その手で自分の鼻などの粘膜に触れさせるという実験です。

その結果、コーヒーカップの取っ手を触った被験者10人のうち、5人が感染。

同様に、汚染されたプラスチックのタイルを触った16人中、9人が感染しまた。

両方ともに、50%という恐るべき感染率です。

このライノウイルスは、人々がよく触る場所に多く存在する可能性が高いです。

とくに、出っ張っていて、かつ多くの人が触るところは要注意です。

たとえば、公共施設のドアノブ、役所などに設置された共用のペン

電車のつり革、会社の電気のスイッチなどもハイリスクです。

階段の手すり、共用のパソコン、給湯室の蛇口、電話、冷蔵庫の扉なども危険です。

ショッピングモールのトイレのウォシュレットのボタンなども、要注意です。

 

  • 「顔を触るクセ」があるとリスクが跳ね上がる

 

人は、無意識のうちに、何度も自分の顔を触っています。

オーストラリアの、ニューサウスウェールズ大学の研究結果を紹介します。

医学生を対象に、講義を受講している間の行動をビデオテープに記録し、顔の粘膜や粘膜以外の部分に手が接触した頻度を集計して、解析した結果です。

この研究によれば、1時間当たりの顔への接触回数は、平均23回

平均接触時間は口が2秒、鼻が1秒、目が1秒でした。

人は、知らず知らずのうちに、想像以上に顔を触っているようです。

ウイルスが付着した手を顔の粘膜や口に周りに持っていくだけで、接触感染の可能性はグンと上がるのです。

 

  • せきやくしゃみで飛んだウイルスは空気中で30分生きる

 

ウイルスは、自分の力で移動することができません。

感染者のせきやくしゃみの飛沫に入りこんだり、モノへの接触を介して移動します。

そして、その場でじっと待機し、人の体内に侵入する機会をうかがっているのです。

いずれも干からびて死にますが、冬の時期に、せきやくしゃみで飛散したウイルスが、約30分間空気中に浮遊していることを明らかにした研究があります。

湿度が高い環境では水分にウイルスがくっつき、重さで地面に落ちやすくなります。

しかし冬の乾燥した時期は、付着する水分が少なく、ウイルスが漂いやすいのです。

 

  • 満員電車・会議室・カラオケは超危険地帯

 

このほか、風邪をひきやすくなる「危険地帯・危険物」の特徴は次の4つです。

 

1. 人との距離が近い場所

2. 閉鎖された空間

3. 緊密な関係の人が、風邪をひいている場合

4. 貸し借りしたモノ

 

 定期的に窓を開けて換気するようにしましょう。

 

  • 子どもが集まりやすい場所も要注意

 

そのほかにも、子どもがたくさん集まる場所は要注意です。

子どもは風邪をひきやすいだけでなく、何にでも触りたがりますから、ウイルスを媒介してしまう可能性が高いのです。

ショッピングモールの中にあるプレイルームなどは、置いてあるおもちゃを乳幼児が舐めることもありますから、非常にリスクが高い場所だと言えます。

また、子ども連れの多いファミリーレストランなどの飲食店も危険です。

絶対に風邪をひけない人は、この項目に挙げた場所はできる限り避けるのが賢明です。

「一流の人はなぜ風邪をひかないのか? より」

 

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からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB1はエネルギーの供給だけでなく、老廃物の代謝にもかかわっています。

B1だけではありません。

B2、ナイアシンなどのほとんどのビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

B群は協力しあっていますから、どれが欠けても疲れやすくなります。

したがっていっしょにとるのが効果的です。

 

脳を酷使するときにも、たくさんのビタミンB群が消費されています。

B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。

糖質を分解するB1が不足すると、脳のエネルギーが不足し、とたんに頭が回らない状態になります。

また、脳の神経伝達物質の合成すべての段階に関わっています。

神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。

 

ビタミンB12や葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることもわかっています。

ホモシステインはLDLと一緒になり血管壁にコレステロールを沈着させます。

また活性酸素と一緒になり、脂肪やLDLの過酸化、血管内皮細胞や血管の平滑筋の異常を引き起こします。

その結果、動脈硬化心筋梗塞脳梗塞になるのです。

脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。

 

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「手洗い」と「アルコール消毒」の超基本

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「手洗い」と「アルコール消毒」の超基本

 

「1日11回」で風邪のリスクが半減する

 

手を清潔に保つための「手指衛生」は、感染症予防の基本中の基本です。

 

接触感染」の多くは、人の手を介して起こります。

 

医療機関における感染対策も、手洗い、手指消毒を最も基本的な対策と考え、1つの処置ごとに1回手洗い・手指消毒をする考え方が、大変重要視されています。

 

しかし、一般的には、風邪予防の観点から正しい手洗いの方法を知っている人は、少ないものです。

 

  • ウイルスを撃退する「手洗いテク」

 

1日に11回以上手洗いをする人は、風邪のリスクを50%以下にできることが、複数の研究で示されています。

 

睡眠時間を除けば、1時間~1時間半に1回、手を洗うくらいの頻度です。

 

手洗いの前提として、爪は常に短く切っておきたいところです。

 

爪の間には雑菌が入りやすく、かつ洗いにくいため、手洗いの効果が十分に発揮されない可能性があるからです。

 

ウイルスを寄せ付けない手洗いの方法は、以下の9ステップが基本です。

 

手順は、「ひっこしはおやのくび」(平・甲・指・親指・手首)と覚えておきましょう。

 

特に、指先や指の間、親指は洗い残しが起きやすいので、意識して洗いましょう。

 

たとえ潔癖症だと言われても、大切なプレゼン前、受験前や結婚式前など、絶対に風邪を引けないという人は、しつこく手洗いをすることが、風邪予防に直結します。

 

<正しい手の洗い方9ステップ>

 

1. 手を水でぬらして石けんをつける

2. 手平を洗う

3. 手の甲を洗う

4. 指と指の間を洗う

5. 指先、爪の間を洗う

6. 親指を手の平でねじるように洗う

7. 手首を洗う

8. 流水ですすぐ

9. ペーパータオルでしっかり拭く

 

  • 濡れた手で「アルコール消毒」してはいけない

 

医療機関のほか、飲食店や商業施設では、手指消毒用のアルコール製剤が設置されているケースが増えました。

 

アルコール自体にも、インフルエンザウイルスなどに対する抗菌作用がありますが、アルコールが揮発するときの脱水作用を利用した殺菌効果が期待されています。

 

ですから、手が濡れたままだと、アルコール濃度が薄まり、殺菌効果が下がります。

 

しっかり手を乾かしたあとでアルコールを使用し、手を振るなどしてしっかり乾かすようにしてください。

 

アルコール消毒の仕方は、手洗いの仕方と同じです。

 

爪の間も忘れずに、まんべんなく手に揉み込みましょう。

「一流の人はなぜ風邪をひかないのか? より」

 

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からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB1はエネルギーの供給だけでなく、老廃物の代謝にもかかわっています。

B1だけではありません。

B2、ナイアシンなどのほとんどのビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

B群は協力しあっていますから、どれが欠けても疲れやすくなります。

したがっていっしょにとるのが効果的です。

 

脳を酷使するときにも、たくさんのビタミンB群が消費されています。

B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。

糖質を分解するB1が不足すると、脳のエネルギーが不足し、とたんに頭が回らない状態になります。

また、脳の神経伝達物質の合成すべての段階に関わっています。

神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。

 

ビタミンB12や葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることもわかっています。

ホモシステインはLDLと一緒になり血管壁にコレステロールを沈着させます。

また活性酸素と一緒になり、脂肪やLDLの過酸化、血管内皮細胞や血管の平滑筋の異常を引き起こします。

その結果、動脈硬化心筋梗塞脳梗塞になるのです。

脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。

 

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熟睡できないと風邪をひきやすくなる

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熟睡できないと風邪をひきやすくなる

 

「睡眠不足」と風邪の関係

 

睡眠そのものの話にも触れておきましょう。

 

そもそも、睡眠不足は、風邪の発症のリスクを増加させます

 

これは、ギリシャアメリカなど世界中の研究結果として明らかになっています。

 

メールやSNSなどが爆発的に普及し、24時間仕事ができる社会になりました。

 

寝る直前までスマートフォンやパソコンに触れていると、睡眠が浅くなったり断続的になったりして、自分でも気づかないうちに睡眠が不足しがちになります。

 

また、人間関係上のストレスを抱えると、風邪の発症リスクを増加させることもまた、複数の研究で示されています。

ストレスは睡眠によって解消される部分が非常に大きいため、ストレスと睡眠不足と風邪は、密接な関係にあるのです。

 

  • 「徹夜」の恐ろしいリスク

 

とくに「徹夜」は悪影響のオンパレードです。

徹夜は昼間の眠気や全身倦怠感、頭重感、不安など身体・精神に悪影響を及ぼします。

また、血圧や中性脂肪の値を上昇させ、高血圧、糖尿病、脂質代謝異常(高脂血症)などの生活習慣病や、心筋梗塞や脳血管障害のリスクを高めることが明らかにされています。

 

身体の抵抗力を低下させ、インフルエンザなどの感染症、がんの可能性も高まります。

 

ほかにも、食欲を抑えるレプチンを減少させる一方で、空腹感を感じ食欲を促進するグレリンを増加させるため、肥満を引き起こすことも知られています。

 

おまけに、記憶力や集中力を低下させます。

学生であれば成績を下げることに、社会人であれば仕事上の能率や生産性を下げます。

交通事故や産業事故のリスクを上げることにもつながるのです。

 

徹夜は何としても避けるようスケジュール管理をしましょう。

とくに、風邪やインフルエンザが流行るシーズンは、体力低下を防止するとともに、しっかり眠ることで日々溜まっていくストレスをきっちりとリセットしていきましょう。

「一流の人はなぜ風邪をひかないのか? より」

 

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からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB1はエネルギーの供給だけでなく、老廃物の代謝にもかかわっています。

B1だけではありません。

B2、ナイアシンなどのほとんどのビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

B群は協力しあっていますから、どれが欠けても疲れやすくなります。

したがっていっしょにとるのが効果的です。

 

脳を酷使するときにも、たくさんのビタミンB群が消費されています。

B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。

糖質を分解するB1が不足すると、脳のエネルギーが不足し、とたんに頭が回らない状態になります。

また、脳の神経伝達物質の合成すべての段階に関わっています。

神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。

 

ビタミンB12や葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることもわかっています。

ホモシステインはLDLと一緒になり血管壁にコレステロールを沈着させます。

また活性酸素と一緒になり、脂肪やLDLの過酸化、血管内皮細胞や血管の平滑筋の異常を引き起こします。

その結果、動脈硬化心筋梗塞脳梗塞になるのです。

脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。

 

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「重力に逆らわない」が回復への最短距離

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「重力に逆らわない」が回復への最短距離

 

身体を回復に集中させるためにできること

 

人は、いろいろなしがらみから避けられず風邪をひいてしまうものです。

正しい治し方を知ることで、風邪という「倒せない敵」への戦闘態勢が整います。

 

  • できる限り「身体を横たえる」

 

いうまでもありませんが、睡眠は風邪からの回復法の基本中の基本です。

寝られるだけ寝ることが、回復への最短距離です。

とはいえ、寝ようと思っても寝られないときもあるでしょう。

そんなときも、寝られないことにストレスを感じる必要はありません。

ベッドで横になっているだけで、回復効果があるからです。

風邪だけでなく、疲れが溜まっているときや体調不良の際は、「横になる」が鉄則です。

座位や立位は、それだけで身体への負担が増えます。

座ったり立ったりしていると、身体は姿勢を保つために筋肉が緊張します。

その緊張を維持するために筋肉に血液を送らなければならず、回復に集中させるべきエネルギーを消費します

風邪をひいているにもかかわらず、無理して動き回ったり、デスクに向かって仕事したりして、さらに風邪を悪化させる人がとても多いのです。

朦朧とした頭で仕事をこなすよりも、完全復活を期したほうが結果的にはパフォーマンスは上がるとわかっているのに、つい机に向かってしまうのです。

風邪ひきの状態は、身体にとっての非常事態です。

財務状況が悪化しているのに、さらなる投資に踏み切れば、経営環境は悪化します。

非常事態に貴重なリソースをほかに割くのは、賢明な戦略ではありません。

横になって体力やエネルギーの温存を図り、風邪対応に身体を集中させるのです。

 

  • 1つ仕事をやろうとするだけで回復が遅れる

 

眠たくならなければ、無理に眠ろうとする必要はありません。

身体を横たえることで血圧の変動は小さくなり、呼吸も整い、筋肉の緊張もとれていきます。

安静にしている身体の中では、一生懸命に免疫システムが作動し、風邪ウイルスを排除する働きをしてくれています。

「ちょっとだけ仕事を」と一度思い始めると「あれも、これも」と、脳が仕事モードに移行し始め、それに伴って身体が緊張し、回復を遅らせます

普段の生活では、副交感神経が優位になるとリンパ球が活性化し、身体の抵抗力がより強まるとされています。

常にピリピリと緊張しているより、リラックスすることを心がけたほうがよいでしょう。

横になっているのが退屈なら、好きな音楽を聴いても良し、本を読んでも良し。

時間が経って目や耳が疲れたら、自然と眠りに落ちるでしょう。

風邪をできる限り早期に治すことは、今注力すべき最大の仕事です。

きちんと風邪を治してから、フルスロットで追いつけばいいのです。

「一流の人はなぜ風邪をひかないのか? より」

 

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からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB1はエネルギーの供給だけでなく、老廃物の代謝にもかかわっています。

B1だけではありません。

B2、ナイアシンなどのほとんどのビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

B群は協力しあっていますから、どれが欠けても疲れやすくなります。

したがっていっしょにとるのが効果的です。

 

脳を酷使するときにも、たくさんのビタミンB群が消費されています。

B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。

糖質を分解するB1が不足すると、脳のエネルギーが不足し、とたんに頭が回らない状態になります。

また、脳の神経伝達物質の合成すべての段階に関わっています。

神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。

 

ビタミンB12や葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることもわかっています。

ホモシステインはLDLと一緒になり血管壁にコレステロールを沈着させます。

また活性酸素と一緒になり、脂肪やLDLの過酸化、血管内皮細胞や血管の平滑筋の異常を引き起こします。

その結果、動脈硬化心筋梗塞脳梗塞になるのです。

脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。

 

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より速く、より的確な治療を促す「症状メモ」

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より速く、より的確な治療を促す「症状メモ」

 

「超初期症状は、身体からのヘルプサインです」

言い方を変えると、超初期症状は、身体からのクレームだとも言えます。

ビジネスにおいてクレームが起きたときは、現場の情報と進行状況を元に、クレームが起きた理由と、クレームが起きるまでのアクション対応を検討することが、効率的かつ的確な対処につながります。

医師や看護師は、身体からのクレーム処理のエキスパートです。

的確かつタイムリーな情報を伝えることが、早期治療につながります。

病院に行くと、最初に「問診」というステップがあります。

「診」の字が含まれているように、症状や経過を問うことは立派な診療の一部なのです。

病院の滞在時間を極力減らすために、医者がより的確に診察するために、オリジナルのメモを自分で作成して、医者に渡すことをおすすめします。

とくに、風邪やインフルエンザが流行する時期は外来が混雑しますから、医者も、じっくり問診を進められないことも少なくありません。

だから、患者が正確な情報をまとめておいてくれると、医者にとっては非常にありがたく、的確な治療につなげることができるのです。

このメモは、しんどい身体を起こして机に向かう必要はありません。

ベッドで寝ながら、スマホのメモ機能で十分です。

 

  • 今日までの「症状の変化」を伝えよ!

 

医師が重視しているのは、過去から今に至る「時系列の情報」です。

時系列の情報は、みなさんが思っている以上に、医師の診断に役立ちます。

「鼻水が止まらない」「熱がある」「せきが出るなどは「今」の情報であり、瞬間的な症状を描いた「静止画」のようなものです。

医者はその「静止画」から、これまでの経緯を問診で聞き出しながら、頭の中で患者の症状の変化を「過去から今に至る動画」に変換しようとします。

そして、これまでの時系列の情報を元に、近未来を予想し、診断するのです。

今の症状を伝えるだけだと、診断の確度を医者のコミュニケーション力に委ねることになります。

病気の治療は、患者と医療職の二人三脚です。

スムーズで的確な診断を促すために、積極的に医者に情報提供してあげてください。

症状メモのほかにも、痛みや症状の変化を、自分の中で10段階評価するのも、医者に伝わりやすくする工夫の1つです。

「のどの痛みが、昨日は3くらいだったのが、今日は8くらいになっているんです」

変化率を伝えたいのですから、数値を活用すると有効なのです。

 

  • 「様子をみてください」と言われたときの切り返し方

 

医者が診察の現場で「ちょっと様子をみましょう」と言うことがあります。

これは医療用語で「経過観察」と言います。

経過を注意深く見て、変化があればすぐに対処するという医者の姿勢を示す言葉です。

風邪に似た症状が、別の病気の初期症状である場合もあります。

そのようなリスクを踏まえて「様子を見る」のです。

この「様子を見る」とは医者からすると便利な言葉ですが、患者は一刻も早く治したいわけですから、「そんな悠長なことは言っていられない!」と思う人もいるでしょう。

そういうときは、次のように聞きましょう。

「これから、どのように症状が変化する可能性があるのですか?」

「どんな症状が出たら、再受診すべきですか?」

「どんなせきが出たら、風邪以外の可能性がありますか?」

そうやって具体的に突っ込んでコミュニケーションをとるのです。

 

  • 医者への聞き方「良い例」と「悪い例」

 

あくまで一般論ですが、企業人として働いた経験のある医者はほとんどいません。

休みたくても休めない。

代わりがいないから踏ん張らなければならない。

休むと評価に響く。

数時間でいいからいつも通りのパフォーマンスを発揮したい。

そうしたビジネスパーソンの忙しさや組織内のしがらみなどの事項に配慮して、親身なアドバイスをしてくれる医者は少数派です。

現実的な対策を踏まえた診断を求める場合は、それも含めて伝える必要があります。

たとえばあなたが、どうしても外せない出張を明日に控えているのに、体調を崩してしまったとしましょう。

「明日出張なんですよね……」と言うだけでは、「そうですか、できるだけ安静にしましょう」と言われてしまう可能性がたかいでしょう。

「明日はどうしても外せない出張があって、できるだけ悪化させたくないんです新幹線や宿泊先、食事で心がけることはありますか?」

そう聞けば、たとえば次のような具体策を聞き出せる可能性は高まります。

「そうですね。胃や腸に負担をかけないように、うどんなどを食べて、新幹線では必ずマスクをつけて、シートを倒してできる限り身体を横たえる時間を増やしたほうがいいでしょう。宿泊先では部屋の加湿を意識して、身体を冷やさないように、汗をかいたらこまめに着替えましょう。ただ、症状が悪化するリスクを伴いますから、くれぐれも無理はしないでください」

忙しい中で仕事を中断して病院に行くとき、あなたには切実な理由があるはずです。

明日はどうしても出張に行かねばならない。

午後からどうしても長時間の会議に出なければならない。

明日までにどうしてもプレゼン資料を仕上げなければならない。

そういう抜き差しならない個別の事情は、医者の頭にはありません。

医者は基本的に「じっとおとなしく家で寝て安静にしている場合に、どのくらいで回復するか」というシナリオを描こうとします

だからこそ、あなたの実情に即した踏み込んだ具体策を出さないと、病院に行くリターンを得られません。

 

  • 「過去の病気」「家族の病歴」で医者は何を判断する?

 

「過去の病気」や「家族の病歴」は、医療機関の問診票でも見かけるでしょう。

ここは、「風邪とは関係ないだろう」と思って、詳しく書かない人も多い欄です。

しかし、医者にとっては、次のようなことを判断する貴重な情報になります。

 

・遺伝的な病気の可能性がないか?

・これから処方する可能性のある薬が、悪影響を及ぼさないか?

・大病をしたことで、抵抗力や栄養状態が悪くなっている可能性はないか?

 

より正確かつ安全な治療を促すためには、できる限り伝えるべき情報なのです。

「こんな些細なことは伝えなくてもいいだろう」と自己判断してはいけません。

問診票の質問にきちんと答えることが、あなたのためになるのです。

「一流の人はなぜ風邪をひかないのか? より」

 

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からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB1はエネルギーの供給だけでなく、老廃物の代謝にもかかわっています。

B1だけではありません。

B2、ナイアシンなどのほとんどのビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

B群は協力しあっていますから、どれが欠けても疲れやすくなります。

したがっていっしょにとるのが効果的です。

 

脳を酷使するときにも、たくさんのビタミンB群が消費されています。

B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。

糖質を分解するB1が不足すると、脳のエネルギーが不足し、とたんに頭が回らない状態になります。

また、脳の神経伝達物質の合成すべての段階に関わっています。

神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。

 

ビタミンB12や葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることもわかっています。

ホモシステインはLDLと一緒になり血管壁にコレステロールを沈着させます。

また活性酸素と一緒になり、脂肪やLDLの過酸化、血管内皮細胞や血管の平滑筋の異常を引き起こします。

その結果、動脈硬化心筋梗塞脳梗塞になるのです。

脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。

 

ビタミンB12について?

https://www.endokoro.com/libra/vitamin01.html

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「鼻くそほじり」はリスクが高い

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「鼻くそほじり」はリスクが高い

 

「自滅」しないために意識すべきこと

 

誰しも、人の見えないところで、こっそり「鼻くそ」を掃除しているでしょう。

 

この「鼻くそほじり」は、理論的に、風邪のリスク要因になりえます。

 

誰かと接したり、何かを触ったり、外に行ったりすると、原則、ウイルスは自分の身体のどこかに付着している確率は高くなります。

 

「鼻くそほじり」は、指先のウイルスを鼻の粘膜に刷り込む行為だと言えるのです。

 

鼻の中には鼻毛が生えています。

鼻毛は、生理的な「フィルター」です。

 

体外からの埃や細菌、ウイルスを絡めとる役割を果たしています。

 

その結果、異物が鼻水に混じって固形化したものが、いわゆる「鼻くそ」です。

 

鼻くそ掃除は、そうしたウイルスなどの異物を鼻の奥へと押し込む可能性があります。

 

  • 伸びた爪で鼻の中をいじってはいけない

 

爪にある程度長さがあると、鼻くそを絡め取りやすくなります。

 

しかし、伸びた爪で鼻くそを掃除すると鼻の内側の粘膜を傷つけ、鼻の中に感染を広げる可能性があります。

伸びた爪の間にウイルスや細菌が潜んでいることもあるのです。

 

もちろん鼻をほじるなとは言いません。

 

アルコール消毒や手洗いをしてから行うようにしてください。

 

また、鼻の中に指を入れるのではなく、鼻をかむことで鼻掃除をするのも、感染リスクを下げることにつながるでしょう。

 

  • 「鼻毛」を切り過ぎない

 

鼻毛カッター」などを利用して鼻毛を切ることは、身だしなみには大切なことです。

 

しかし、鼻の「フィルター機能」を低下させるおそれもあります。

 

外から見えない程度にとどめ、鼻の奥の毛まで切りすぎないほうがいいでしょう。

「一流の人はなぜ風邪をひかないのか? より」

 

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からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB1はエネルギーの供給だけでなく、老廃物の代謝にもかかわっています。

B1だけではありません。

B2、ナイアシンなどのほとんどのビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

B群は協力しあっていますから、どれが欠けても疲れやすくなります。

したがっていっしょにとるのが効果的です。

 

脳を酷使するときにも、たくさんのビタミンB群が消費されています。

B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。

糖質を分解するB1が不足すると、脳のエネルギーが不足し、とたんに頭が回らない状態になります。

また、脳の神経伝達物質の合成すべての段階に関わっています。

神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。

 

ビタミンB12や葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることもわかっています。

ホモシステインはLDLと一緒になり血管壁にコレステロールを沈着させます。

また活性酸素と一緒になり、脂肪やLDLの過酸化、血管内皮細胞や血管の平滑筋の異常を引き起こします。

その結果、動脈硬化心筋梗塞脳梗塞になるのです。

脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。

 

ビタミンB12について?

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