第11章 寝る前に「今日もよくがんばった」と自分をねぎらう

第11章 寝る前に「今日もよくがんばった」と自分をねぎらう

 

私がよく行くパワースポットというか、リフレッシュポイントに神奈川県鎌倉にある霊園があります。

高台にあって海もよく見えますし、天気がいい日は真正面に富士山がそびえ、とても気分がよくなります。

 

近年、日本のお墓もずいぶん雰囲気が変わってきて、昔ながらの長方形の墓石だけでなく、海外のお墓にありそうなさまざまなデザインの墓石が増えてきました。

 

石に彫るのも名前だけでなく、いろいろな言葉を刻み込む人が増えました。

「ありがとう」「楽しかった」、さらに「心」というものも見かけます。

その言葉だけでも故人の人柄や雰囲気を感じ取れる気がします。

 

「自分だったらどんな言葉を刻むだろう」と私も考えてみたことがあります。

 

そこで思い至ったのが「よくがんばった」でした。

 

自分に対してもそうですが、もし私が誰かの最期を見送るときも、やはり同じ言葉をかけたいと思います。

どんな人も、その人なりの人生をがんばって生きています

生きているうちは修行ですし、大金持ちになった人も、ワクワクできる人生を送ってきた人も、大病で苦しんだ人も、事故や災害で無念の死を遂げた人も、すべての人に変わらずに送りたいのが「よくがんばった」だと思ったのです。

 

その言葉が頭に浮かんだとき、そうか、私たちは日々「よくがんばった」と自分にいえるように生きていくことが大事なんだ

そんなことも感じました。

 

寝る前に「今日も一日よくがんばった」と一日を終える。

 

うまくいく日もあれば、失敗ばかりの日もあります

自分なりに精いっぱいやれた日もあれば、サボってばかりの日もあるでしょう。

 

でも、そんな一日をがんばって生きたのならば、それでいいのです。

 

そして、幸運にも明日を迎えることができれば、また「新しい人生」がはじまります

人生とは、そういうものです。

「はじめる習慣 より」

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人の体の老化は20代ごろから始まります。

老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。

30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。

健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。

 

動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。

脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。

一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。

このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。

「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。

 

血管は「酸化」していくことで傷ついていきます。

たとえば、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が動脈硬化の原因になるということを聞いたことがあるかもしれません。

LDLコレステロール(以下LDL)が血管にへばりついて、プラークと呼ばれるこぶを血管の壁に形成していくのです。

ビタミンB12やB6、葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることもわかっています。

 

ビタミンB12について?

https://www.endokoro.com/