朝食は免疫バランスを整える「最強ツール」である

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朝食は免疫バランスを整える「最強ツール」である

 

朝食のことを「朝餉(あさげ)」ともいいます。

この言葉は、もともとは平安時代天皇が食べていらした略式の朝食のことを意味しました。

 

昔の日本人は天皇から一般庶民まで、朝夕二食の食事が一般的だったようです。

鎌倉時代以降、次第に昼食も加わるようになり、一日三食という今のスタイルが徐々に定着。

さらに、江戸時代になって一般庶民の間でも米食が広く普及するようになると、朝食のスタイルには地方色が強く出るようになりました。

 

たとえば、江戸では朝食で炊き立てのご飯をいただき、夕食には冷えたご飯を湯漬けや茶漬けにして食すのが一般的だったといいます。

一方、京都や大阪などでは米を炊くのは夕食時で、翌朝はその残りを粥にして食べていたようです。

今のようにスイッチひとつで電気釜やガス釜でお米が炊ける時代とはちがって、昔の人は朝食を準備するのも大変だったことでしょう。

 

しかし、現代のように調理器具の発達で朝食づくりが簡単になったにもかかわらず、朝食抜きで済ませてしまう人が多いのは非常に嘆かわしいことです。

 

「朝は忙しいし、起きてすぐは食欲がないから朝食はいらない」

 

そういう方は、自律神経のバランスが崩れている可能性があります

 

人間の身体は日中に交感神経が優位になっていて、夜になると副交感神経が優位になるようにスイッチが切り替わります。

の切り替えがうまくできずに、夜の間にきちんと副交感神経優位になっていないと、朝起きても食欲がわかないのです

 

ここでちょっと、次の場面を想像してみてください。

 

たとえば、目の前にライオンがいて今にも襲いかかってきそうです。

すぐにでも逃げなければならず、極限状態の緊張を強いられています。

そんなときに、あなたは「おなかが空く」でしょうか。

食欲に気を取られていると、素早いライオンに一瞬にしてやられてしまいます。

 

夜の間にしっかりと副交感神経優位のリラックスした状態になっていないということは、睡眠中も緊張が解けないことを意味します。

夜もずっと緊張して闘っているような状態です。

すると朝起きたときにもしっかりと副交感神経優位の状態に切り替わっておらず、朝の食欲は生まれません。

 

だから、朝、食欲がないということは、夜しっかり休めていないということでもあるのです。

 

朝の食欲低下は決して見過ごしてはいけません。

朝食には一日の状態を左右する重要な働きがあるからです。

 

朝食を摂ることで身体はしっかり目覚めて、夜の間に下がっていた体温が徐々に上昇し、交感神経へとうまくスイッチを切り替えることができます

ところが、朝食を抜いてしまうと、身体はしっかりと目覚めることができないので交感神経との切り替えがうまくできません。

ただでさえ副交感神経優位の「リラックス状態」になりきれていないうえに、交感神経にしっかりと切り替えることもできない――朝食抜きの人に限って、午前中ずっとボーっとしているのはそのためです。

 

朝食には自律神経のスイッチを切り替えるだけではなく、排便のリズムを整えるという働きもあります

朝食を摂ると、その刺激を受けて腸が目覚め活発に動きはじめます。

このように排便を促すことで便秘の予防にもなり、理想的な腸内環境を維持できるようになるのです。

 

私は朝食と排便を「朝の二大リラックスイベント」と呼んでいます

この二つのイベントを習慣づけることで、自律神経や腸内環境のバランスをしっかりと保つことができるというわけです。

 

ボス細胞の活性化には自律神経のバランスがとれていること、そして善玉菌優位の腸内環境であることが欠かせません。

まさに朝食は一日の免疫バランスを整え、ボス細胞にとって理想的な体内環境にしてくれる最大のチャンスなのです

朝食を摂らない人はみすみすそのチャンスを捨てているようなもので、とてももったいない話です。

 

起きたときにきちんと食欲がわくような状態にするためには、夜のうちに熱すぎない風呂に入り、高ぶった神経を鎮めて、頭をクールダウンさせておくことが重要です。

言ってみれば、これも身体のバランスを整える工夫であり、「一日の中で“逆のこと“をする方法」のひとつです。

 

そうやって副交感神経にスイッチを切り替えてから睡眠をとれば、翌朝はおなかがすいて目が覚めるはずです。

「免疫力をあなどるな! より」

 

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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。

そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。

自律神経を整えるためには生活リズムを作るとともに栄養面も非常に大切です。

 

私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。

この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。

セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。

 

脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。

イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。

そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。

また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。

 

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると、動脈硬化の原因として注目されているホモシステインが増えるといわれています。

 

ビタミンB12について?

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生活習慣に悩んだら「細胞の声」を聞けばいい

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生活習慣に悩んだら「細胞の声」を聞けばいい

 

風邪を引いたり病気になったりする前に、口内炎、便秘や肌荒れといった形で身体はネガティブサインを出してくれます。

違う形だったとしても、あなたの健康がおびやかされそうになったとき、身体は必ずなんらかの警告を発しているはずです。

 

便秘が続いていねのなら、それは細胞たちがあなたに食生活のかたよりや規則正しい排便習慣が失われていることを教えてくれているサインです。

 

「このままでは大腸がんになってしまう」

「悪玉菌優位の腸内環境のせいで免疫力が下がってしまう」

 

こんなふうに、細胞たちは一生懸命あなたに伝えようとしているのです。

 

不眠や食欲不振、肩こりなどのネガティブサインが出たのなら、まちがった生活習慣が、あなたの身体を苦しめていることを細胞たちが知らせてくれているということです。

その声に気づくことができれば、あとは「逆のこと」をやってバランスを保ち、ストレスを取り除いてあげればいいだけです。

そうすれば、免疫機能は回復できるはずです。

 

でも、細胞の声に耳をふさいでネガティブサインをそのまま放置していたら、必ずあなたの免疫機能は低下してしまいます

免疫力が低下すると風邪を引きやすくなるだけではありません。

普段ではありえない病気にかかることもあるわけですから、とにかく注意が必要です。

 

私たちの身体には、腸内だけでなく皮膚や口腔内など、さまざまなところにたくさんの潜在菌が存在しています。

そのなかには私たちの健康に欠かせない善玉菌もいれば、私たちの身体に害をなす悪玉菌もいます。

また、普段は善でも悪でもなく、どちらにも属さない菌もいます。

じつは常在菌のほとんど、こういったどちらのグループに当てはまらない菌なのです

 

腸内細菌を例にあげると、その割合は善玉菌30パーセント、悪玉菌10パーセント、そのほかの菌が60パーセントくらいです。

私たちが健康なときには、だいたいこのような割合でバランスが保たれています。

 

しかし、免疫機能が低下したり、腸内環境が悪化して悪玉菌優位になったりすると、今までおとなしくして中立を守ってきた60パーセントの菌たちが豹変します

急に悪玉菌に同調しはじめ、有害な物質を出すなどの悪い働きをするようになるのです。

そのため、これらの菌は物事のなりゆきをみて、有利なほうにつく性質があることから「日和見菌」と呼ばれています。

日和見菌が原因で引き起こされる代表的な感染症としては、かつて院内感染が問題になったMRSA感染症や免疫力が低下した高齢者がかかる肺炎などがあげられます。

 

ネガティブサインのひとつとして紹介した口唇ヘルペス日和見感染のひとつです。

 

私たちが普段こうした日和見感染症を発症しないでいられるのは、日々、免疫細胞たちが私たちの身体を守り、維持してくれているからです。

その免疫細胞が元気を失って機能が低下し、健康が脅かされてくると、細胞たちが注意を呼びかけてくれます。

つまり、私たちの健康はボス細胞をはじめ、身体中にある60兆個の細胞に支えられて成り立っているということです。

 

そんな細胞たちに感謝しつつ、健康をはかる基準にもなる「細胞の声」にもっと耳をかたむけてほしいと思います

あなたが自身の生活習慣に疑問を感じたときにも、細胞たちがきっとその答えを教えてくれるはずです。

「免疫力をあなどるな! より」

 

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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。

そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。

自律神経を整えるためには生活リズムを作るとともに栄養面も非常に大切です。

 

私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。

この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。

セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。

 

脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。

イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。

そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。

また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。

 

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると、動脈硬化の原因として注目されているホモシステインが増えるといわれています。

 

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燃焼が「はじまった」タイミングで運動はやめなさい

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燃焼が「はじまった」タイミングで運動はやめなさい

 

再三にわたって「無理せず、軽い運動を……」ということを強調してきました。

ただし、負荷をかけすぎないことも大切ですが、そもそも運動のやり方をまちがえていてはうまくいきません。

 

免疫力を向上させるための運動、ダイエット目的の運動、さらにはアスリートが身体を鍛えるための運動はまったく異なります。

体脂肪を燃やすための有酸素運動であればダイエットに有効ですし、負荷をかけた筋トレであればアスリートが運動能力を維持するためには欠かせません。

 

けれども、健康体をつくることを考えるのであれば、有酸素運動や筋トレも、必ずしもよいとはいえません

 

運動をすれば必ず体内に疲労因子が出てきます。

これが過度な運動で負荷が強ければ強いほど、出てくる疲労因子の量が増えてしまいます。

 

一方、負荷の少ない運動であれば、その発生量は少なくて済みます。

しかも疲労回復因子が鍛えられることで、どんどん分泌されるようになります。

こうして疲労回復因子優位」にすることで、傷ついたボス細胞の修復がそのぶん早く進むのです

 

軽い運動は疲労回復因子を活性化するという面でも、体力をつけるという面でも、どちらにも大変有効なのです。

 

「軽い運動というのが、どれくらいの運動を指しているのかよくわからない」

 

そんな疑問を抱く方もいるかもしれません。

「ジワッと汗が出る程度」で運動をやめるのがポイントだと考えています。

 

代謝の面からも、ある程度体力をつけるという観点からも、運動で燃焼するということは大事だと思います。

「ジワッと汗が出る」というのは、まさに身体のなかで燃焼がはじまったタイミングです。

気温にもよりますが、私の場合はだいたい30分くらいの運動です。

ちょうどその燃焼のスイッチが入ったなと感じたタイミングで運動を終えるようにしています。

 

脂肪を燃やすダイエット目的の有酸素運動の場合なら、燃焼がはじまったタイミングというのは、ようやくスタート地点に立ったということであり、30分を超えてどれだけ運動を続けられるかが大事になってきます。

 

しかし疲労回復や体力強化が目的なら、そこでやめても十分効果があります。

むしろ、燃焼がはじまるタイミングというのは、疲労因子と疲労回復因子のバランスがベストの状態になっているのです

また、一度燃焼がはじまれば、運動をやめてもそこからしばらくは脂肪の燃焼が続きます。

ですからダイエットの側面からも、まったく運動しないよりはずっとプラスになるといえます。

 

このように時間的にも体力的にも負担にならない程度の運動なら、三日坊主になりがちな人でも続けられる可能性はぐっと上がりますし、最大の効果も得られます。

 

「燃焼がはじまったタイミング」でこそやめていいと思えれば、「運動」というハードルもかなり超えやすくなるのではないでしょうか。

「免疫力をあなどるな! より」

 

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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。

そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。

自律神経を整えるためには生活リズムを作るとともに栄養面も非常に大切です。

 

私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。

この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。

セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。

 

脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。

イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。

そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。

また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。

 

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると、動脈硬化の原因として注目されているホモシステインが増えるといわれています。

 

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ジョギングをするなら夜より朝がいい

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ジョギングをするなら夜より朝がいい

 

一日中働くと身体はそれほど疲れていませんが、頭は興奮状態で、精神的なストレスはかなり多くなっています。

「運動しなさすぎて神経が高ぶった、かたよった状態」になっています。

 

そのために私の場合、たまったストレスを発散してデスクワークと逆のことをするという意味で、運動が必要になってくるのです。

 

もちろん、ストレス発散のためにする運動ですから、心地よくなくてはいけません。

とにかく気持ちよく汗をかくように心がけています。

 

そこで「夜」ではなく、「朝」起きたあと、太陽の光を全身に受けながら走ることにしています

 

これはなんとも気持ちがいいのです。

朝日を浴びるという行為には、自律神経の崩れたバランスをリセットしてバイオリズムを整える効果があります

ストレス軽減になるだけではなく、副交感神経と交感神経のスイッチもスムーズに切り替わるようにしてくれるので、免疫力向上にもつながるのです。

 

ただし、朝起きてからすぐの運動に関しては賛否両論あるのは事実です。

朝のジョギングは身体によくない、心筋梗塞などを起こすリスクもあると主張する先生もいます。

たしかに起きてすぐだと脱水により血流も悪いし、自律神経のバランスが不安定で身体が運動する状態になっていないのも事実です。

 

そこで朝走る際、いくつか心がけていることがあります。

 

まずは、絶対に無理をしないことです

あくまで「軽い運動」にとどめますし、血圧などもチェックします。

体調がよくないときや、なんだか疲れているなと感じたときには、走るのではなくウォーキングにしてしまうこともあります。

 

ウォーキングのときのポイントは、できるだけ足を前に出すように心がけること

歩くときに膝を伸ばして、つま先を膝よりも大きく前に出すように意識すると、自然に歩幅が大きくなります。

こうすると、小股でちょこちょこ歩くよりも大きな筋肉を使うので、歩いているだけでもきちんと運動になりますし、気持ちよくなります。

 

そしてもうひとつは、脱水によって血液がドロドロになっているので、気をつけてこまめに水分補給をすることです

 

私はお酒を飲んだ翌日でも軽く運動します。

 

前夜のアルコールが体内に残ることもあるので、それを抜きたいという感覚があるからです。

よくウコンを飲むとか、二日酔い用の栄養ドリンクを流しこむという人がいますが、私は軽い運動で汗を流すことが、最もシンプルで、最も早く体調が戻る「回復法」でと思います。

 

もちろん飲んだ翌日の運動は、それこそ脱水にもなりやすいですし、心臓や血管の負担にもなるので十分気をつけなければなりません。

でも、そのうえで気持ちのいい汗をかきたいと身体が感じますし、実際に身体の調子もそれでよくなります。

 

ちなみに普段の運動における水分補給は水で十分なのですが、飲んだ翌日には「アイソトニック飲料」などを多めに摂るように心がけます

最近では一般的なスポーツドリンクよりも糖分や塩分が控えめで、身体に吸収されやすい経口補水液というものがいろいろ出ているので、脱水予防に飲むのはおすすめです。

 

水分を摂ってから、汗として出す――。

 

その際のインとアウトのバランスは、多少インが多いぐらいに調整しておいたほうがいいと思います。

 

朝のジョギングは、私にとって一日のリズムを調整するのに欠かせないものです。

朝の太陽と気持ちのいい空気を身体に取りこみながら汗をかくのは、一日のスタートにふさわしい私なりのリセットの仕方なのです。

「免疫力をあなどるな! より」

 

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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。

そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。

自律神経を整えるためには生活リズムを作るとともに栄養面も非常に大切です。

 

私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。

この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。

セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。

 

脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。

イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。

そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。

また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。

 

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると、動脈硬化の原因として注目されているホモシステインが増えるといわれています。

 

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運動はやればやるほど効果がない

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運動はやればやるほど効果がない

 

非常に飽きっぽく、何をやっても長続きしない人のことを「三日坊主」といいます。

 

江戸時代の離婚制度は夫側からの絶縁状、いわゆる三行半しか認められておらず、妻側が離婚を望む場合には、駆け込み寺に入るしかありませんでした。

また、男性も何か事情を抱えたり、食い詰めたりしたときに逃げ込むのに、寺は格好の場所だったのです。

 

しかし、そのような人々は仏門に入りたくて寺を目指したわけではないので厳しい修行についていけず、逃げ出す人が多かったそうです。

そういう人を「三日も寺にいられない坊主=三日坊主」と呼ぶようになったのが、この言葉の由来だといいます。

 

ダイエットや禁煙など、続けたいのに続けられなくて悩んでいる人はたくさんいると思います。

特に健康のために運動をしようと思っても、どうしても三日坊主になってしまうという話もよく耳にします。

 

でも、免疫力を高めるという視点で考えれば、「運動」は三日坊主でも全くかまわないと思います

むしろ、三日坊主はよいとさえ思っています

ジョギングや水泳、ウォーキング、あるいは筋トレなど、健康のためにはじめたとしても、三日ほどで続けるのがつらくなってきたということは、その運動がその人に向かないということにほかなりません。

 

自分がつらいと感じているのに無理を押して頑張って続けるというのは、その人にとって大きなストレスになってしまうので、意味がありません。

ストレスはボス細胞を傷つける活性酸素の原因になるので、つらいと感じるくらいなら三日で止めてしまったほうがボス細胞のためにはいいのです

 

たしかに、適度な運動は自然免疫を活性化する効果があります。

しかし、それがストレスになるのであればまったくの逆効果なのです。

 

こんな実験があります。

 

かごに入ったネズミがクルクルと回し車のなかで走っています。

 

ネズミが自分で好きなように走っている場合には、1日でだいたい8キロメートルほど走ります。

ところが、ネズミに自主的に走らせるのではなく、こちらが回し車を動かして、そのなかで強制的に走らせると、ネズミは1日2キロしか走れません。

しかも、そのネズミはストレスから高血圧になってしまうそうです。

 

つまり「強制的に走らされる=無理して走る」という状態は、大きなストレスを受けるということを示した実験です。

肉体的な疲れは同じでも、ストレスを感じながらだと運動を続けるのが苦しくなってしまう。

一方で、楽しみながら走るとネズミにとっても、人間にとっても、ストレス発散にもなるというのがおもしろいところです。

 

じつは楽しみながら運動をすると、「βエンドルフィン」というホルモンが出てきます。

このホルモンにはボス細胞をはじめとした免疫細胞を活性化する、強い働きがあることが分かっています

 

つまり、無理な運動は免疫機能を低下させ、楽しみながらする運動は免疫機能を高めてくれるのです

 

プロのスポーツ選手や長年運動を続けてきたアスリートであれば、自分に負荷をかける部分さえも楽しむことができるようになっていますが、私たち一般の人間はプロのスポーツ選手ではありません。

ですから、運動するときには「楽しむ」ということに重点をおいたほうがメリットは多いといえます。

苦しんでやる運動はなかなか長続きせず、免疫力を下げてしまいます。

 

だから、ストレスを取り除くことができないような運動であれば、三日坊主になってしまったほうがよほどいいのです。

「免疫力をあなどるな! より」

 

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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。

そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。

自律神経を整えるためには生活リズムを作るとともに栄養面も非常に大切です。

 

私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。

この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。

セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。

 

脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。

イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。

そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。

また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。

 

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると、動脈硬化の原因として注目されているホモシステインが増えるといわれています。

 

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疲労回復のための肉は、「鶏肉」を選べ

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疲労回復のための肉は、「鶏肉」を選べ

 

冬になるとやってくる優雅なハクチョウやツル、あるいは夏になると姿を見せる愛らしいツバメなど、日本にも季節によってたくさんの渡り鳥がやってきます。

そんな渡り鳥のなかには何日も休むことなく飛び続けたり、高い山の上を超えて飛んでいったりするものもいるそうです。

 

たとえばアネハヅルという鳥は、標高8000メートル級のヒマラヤの峰々を悠々と超えて渡ります。

山階鳥類研究所によると、南極で足環をつけられたオオトウゾクカモメという海鳥がはるか遠く離れた北海道の近海で発見された記録もあるそうです。

その移動距離はなんと1万2800キロメートル。

この記録が日本列島を横切る渡り鳥のなかでは最長記録ですが、北極圏と南極圏間の3万2000キロメートルを移動するキョクアジサシという鳥もいるというから驚きます。

 

――なぜ、渡り鳥たちはそんなにものすごいパワーを秘めているのでしょうか?

 

その秘密を研究したところ、翼の付け根にある羽を動かすための筋肉、いわゆる胸肉の部分に「イミダゾールペプチド」という疲労回復成分がたくさん含まれていることがわかりました。

この成分こそ、渡り鳥たちの驚異的なパワーの源だったのです。

 

この疲労回復成分はアミノ酸の結合体で、鶏の胸肉以外にも時速100キロで泳ぐマグロやカツオなど、連続した長時間運動をこなせる生物の筋肉にも含まれています

 

私たちの身体はたんぱく質を摂取すると、アミノ酸に分解して、それを使って自分たちの細胞をつくります。

それだけ大事な細胞の材料だというのに、私たちの体内ではどうしても作れないアミノ酸があり、それを「必須アミノ酸」といいます。

つまり、たんぱく質として必須アミノ酸を摂取しなければ、私たちは身体を維持することができません。

もちろん、健康になるなど夢のまた夢です。

だからこそ、良質なたんぱく質を摂ることが大事なのです。

 

具体的には、「大豆製品」には良質なたんぱく質が含まれていますし、卵や魚も摂ってほしい食品のひとつです

たんぱく質以外にも、卵には悪玉コレステロールを下げるレシチンが入っていますし、青魚には健康効果の高いEPAやDHAが含まれていることで、更年期の生活習慣病を予防できる効果が知られています。

 

もちろん、同じ栄養素を摂るにしてもできるだけ多様な食材から摂取するのが大事なので、肉からたんぱく質を摂り入れるというのも重要です。

豚肉にはビタミンBが含まれているし、牛肉にも必須アミノ酸が豊富に入っています。

 

特におすすめしたいのが、疲労回復成分・イミダゾールペプチドが豊富に含まれている鶏肉です

つまり、鶏肉ならボス細胞を形成するのにふさわしい良質のたんぱく質と、疲労回復や活性酸素の抑制に効果的なイミダゾールペプチドが一緒に摂取できるので、まさに一石二“鳥”というわけです

 

アメリカでは、伝統的に病人食や風邪やインフルエンザの民間療法として、栄養に富み、消化しやすいチキンヌードルスープが用いられています。

まさにアメリカ版“おふくろの味”ともいえる料理ですが、それもこういった鶏肉の秘めたるパワーによるところが大きいのかもしれません。

「免疫力をあなどるな! より」

 

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記憶力の減退も、脳の老化を示す典型的な症状ですが、記憶のネットワークを活性化する働きをしているのが、脳の海馬という組織であることはよく知られています。

その海馬には、アセチルコリン系神経が集中しているのです。

 

脳が老化し、萎縮してしまうアルツハイマーとの関係はとくに深く、アルツハイマーの脳ではアセチルコリンが減少していることから、アセチルコリン不足がアルツハイマーのひとつの原因とも考えられています。

 

アセチルコリンの合成にはコリン、ビタミンB1、ビタミンB12などがかかわっています。

同時にこれらの栄養をとることが、アセチルコリンを増やすことにつながるわけです。

通常、コリンはレシチン(フォスファチジルコリン)のかたちで、食材から摂取されます。

 

レシチンアセチルコリンの材料になるだけではなく、細胞膜の材料にもなっています。

とくに脳の神経細胞の細胞膜にはたくさん含まれていて、多彩な働きをしています。

血液にのって運ばれる栄養の細胞内へのとり込みや細胞内の老廃物の排出、神経伝達物質の放出や情報ネットワークの形成といった、脳の機能全体に深くかかわっています。

これが、レシチンが「脳の栄養素」と呼ばれるゆえんです。

そのレシチンを多く含んでいる食品の代表が卵黄です。

 

また、脳を酷使するときには、たくさんのビタミンB群が消費されています。

B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。

糖質を分解するB1が不足すると、脳のエネルギーが不足し、とたんに頭が回らない状態になります。

また、脳の神経伝達物質の合成すべての段階に関わっています。

神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。

 

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お風呂あがりのアイスはNG、ヨーグルトはOK

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お風呂あがりのアイスはNG、ヨーグルトはOK

 

「お風呂にゆっくりとつかって、リラックスしたあとに食べる冷たいアイスクリームはもう最高!」

 

一度はそんな気持ちになったことがあるのではないでしょうか。

日本アイスクリーム協会の調査によると、最もアイスクリームを食べたくなるタイミングは「お風呂あがり」です。

なんと全体の七割を超える高支持率を得ています(ただし複数回答可)。

 

たしかにお風呂で身体がホカホカに温まったあとですと、冷たい口どけのアイスクリームはよりおいしく感じられるのかもしれません。

しかしじつは、これは免疫力という面から考えると、あまりおすすめできない習慣なのです

 

その理由はふたつあります。

 

最初の理由は、せっかくお風呂で温まったおなかを、アイスクリームが冷やしてしまいかねないからです

おなかが冷えて体温が下がると、自然免疫の機能も落ちてしまいます。

 

ふたつ目の理由は、「アイスクリームにはたくさんの砂糖が含まれている」ということです

あの冷たさで十分な甘さを感じるためには、相当な量の砂糖を使わなくてはなりません。

ちなみに一般的なバニラ味のアイスクリーム1カップ(120ミリリットル)に、だいたい15グラムの砂糖が使用されています。

 

2014年3月に発表されたWHO(世界保健機構)の新指針案によると、1日の摂取カロリーに砂糖などの糖類が占める割合は5パーセント未満が望ましいそうです。

これは平均的な大人の場合、だいたい25グラム、ティースプーン6杯分の砂糖に相当します。

つまり、アイスクリームを1カップ食べただけで、1日摂取量の六割の砂糖を体内に取り入れてしまうことになります。

 

じつは、砂糖の摂りすぎは免疫力を大きく低下させる原因になります

私たちの身体が砂糖を消化するとき、免疫力維持に欠かせないビタミンやミネラルを大量に消費します。

そのため、砂糖の過剰摂取はボス細胞を活性化するのに必要なビタミンやミネラルの欠乏を招いてしまうのです。

 

できることならば寝る2時間前には胃腸を休ませてあげるのが理想です。

寝る前に何かを食べると、消化活動をしながら寝ることになるので胃腸に負担がかかってしまいます。

そうならないよう身体が寝るより先に、まずは胃腸を「お休みモード」にしてあげると睡眠の質も高まります

 

それでも、どうしても寝る前にデザートが食べたいという方には、腸内環境をよくするヨーグルトをおすすめします

ヨーグルトに含まれるたんぱく質やカルシウムは、発酵によってより吸収しやすくなっているため、ヨーグルトは栄養価が高いのに消化もよく胃腸にやさしいのです。

 

そして、何よりも免疫力を活性化する乳酸菌が豊富に含まれています。

乳酸菌は腸内のボス細胞に刺激を与え、活性化を強化します。

まさに腸のトレーニング「腸トレ」になるのです。

しかも乳酸菌は生きていても死んでいても、免疫細胞に刺激を与える力が弱まることはありません。

「生きたまま」じゃなくても免疫力を上げてくれるのです。

 

このように、お風呂あがりにはカロリーを気にしながら免疫力を低下させてしまうアイスクリームを食べるよりも、腸にやさしいヨーグルトを食べてボス細胞のために腸トレに励むことのほうが、はるかにおすすめなのです。

「免疫力をあなどるな! より」

 

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血管力を高める食事は、炭水化物(糖)、塩分を少なめに、HDLコレステロール値を上げる食材を選ぶのが基本です。

これに外せないものが、たんぱく質を十分に摂る食事を心がけることです。

 

血管はアミノ酸たんぱく質コレステロールなどの脂質によってつくられます。

アミノ酸は普通の食事をしていれば十分にとれるので、動物性たんぱく質を意識しましょう。

たんぱく質はとくに血管中膜の結合を強くします。

動脈壁そのものを強くするので、脳出血などを防ぎます。

 

各栄養素にはそれぞれ役割があり、互いに作用し合って初めて「栄養」として働きます。

多種類の栄養素が機能を発揮し、効率よく利用されるしくみがヒトの体には整っています。

たとえば、糖質がエネルギーに変わるにはビタミンB群などが必要で、ビタミンB群が活性化するには各種のアミノ酸やミネラルが必要、…というように、栄養素を利用するにはほかの栄養素の働きが不可欠です。

よく、ヒトは1人では生きられないといいますが、栄養素もひとつだけでは機能しません。

 

ビタミンB群とは、体に入った栄養成分をエネルギーに変えるときに不可欠なビタミンの仲間です。

8種類すべてが互いに協力しあって体のエネルギーを生み出す働きに関わっているため、一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、B群は、体内で起こっている「酸化」の抑制にも間接的に関わっています。

B群は体中の細胞の正常な代謝活動を助ける「補酵素」として、欠かせない存在なのです。

ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると動脈硬化の原因物質 (ホモシステイン活性酸素)が増えるといわれています。

血管は「酸化」していくことで傷ついていきます。

 

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