お風呂あがりのアイスはNG、ヨーグルトはOK

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お風呂あがりのアイスはNG、ヨーグルトはOK

 

「お風呂にゆっくりとつかって、リラックスしたあとに食べる冷たいアイスクリームはもう最高!」

 

一度はそんな気持ちになったことがあるのではないでしょうか。

日本アイスクリーム協会の調査によると、最もアイスクリームを食べたくなるタイミングは「お風呂あがり」です。

なんと全体の七割を超える高支持率を得ています(ただし複数回答可)。

 

たしかにお風呂で身体がホカホカに温まったあとですと、冷たい口どけのアイスクリームはよりおいしく感じられるのかもしれません。

しかしじつは、これは免疫力という面から考えると、あまりおすすめできない習慣なのです

 

その理由はふたつあります。

 

最初の理由は、せっかくお風呂で温まったおなかを、アイスクリームが冷やしてしまいかねないからです

おなかが冷えて体温が下がると、自然免疫の機能も落ちてしまいます。

 

ふたつ目の理由は、「アイスクリームにはたくさんの砂糖が含まれている」ということです

あの冷たさで十分な甘さを感じるためには、相当な量の砂糖を使わなくてはなりません。

ちなみに一般的なバニラ味のアイスクリーム1カップ(120ミリリットル)に、だいたい15グラムの砂糖が使用されています。

 

2014年3月に発表されたWHO(世界保健機構)の新指針案によると、1日の摂取カロリーに砂糖などの糖類が占める割合は5パーセント未満が望ましいそうです。

これは平均的な大人の場合、だいたい25グラム、ティースプーン6杯分の砂糖に相当します。

つまり、アイスクリームを1カップ食べただけで、1日摂取量の六割の砂糖を体内に取り入れてしまうことになります。

 

じつは、砂糖の摂りすぎは免疫力を大きく低下させる原因になります

私たちの身体が砂糖を消化するとき、免疫力維持に欠かせないビタミンやミネラルを大量に消費します。

そのため、砂糖の過剰摂取はボス細胞を活性化するのに必要なビタミンやミネラルの欠乏を招いてしまうのです。

 

できることならば寝る2時間前には胃腸を休ませてあげるのが理想です。

寝る前に何かを食べると、消化活動をしながら寝ることになるので胃腸に負担がかかってしまいます。

そうならないよう身体が寝るより先に、まずは胃腸を「お休みモード」にしてあげると睡眠の質も高まります

 

それでも、どうしても寝る前にデザートが食べたいという方には、腸内環境をよくするヨーグルトをおすすめします

ヨーグルトに含まれるたんぱく質やカルシウムは、発酵によってより吸収しやすくなっているため、ヨーグルトは栄養価が高いのに消化もよく胃腸にやさしいのです。

 

そして、何よりも免疫力を活性化する乳酸菌が豊富に含まれています。

乳酸菌は腸内のボス細胞に刺激を与え、活性化を強化します。

まさに腸のトレーニング「腸トレ」になるのです。

しかも乳酸菌は生きていても死んでいても、免疫細胞に刺激を与える力が弱まることはありません。

「生きたまま」じゃなくても免疫力を上げてくれるのです。

 

このように、お風呂あがりにはカロリーを気にしながら免疫力を低下させてしまうアイスクリームを食べるよりも、腸にやさしいヨーグルトを食べてボス細胞のために腸トレに励むことのほうが、はるかにおすすめなのです。

「免疫力をあなどるな! より」

 

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血管力を高める食事は、炭水化物(糖)、塩分を少なめに、HDLコレステロール値を上げる食材を選ぶのが基本です。

これに外せないものが、たんぱく質を十分に摂る食事を心がけることです。

 

血管はアミノ酸たんぱく質コレステロールなどの脂質によってつくられます。

アミノ酸は普通の食事をしていれば十分にとれるので、動物性たんぱく質を意識しましょう。

たんぱく質はとくに血管中膜の結合を強くします。

動脈壁そのものを強くするので、脳出血などを防ぎます。

 

各栄養素にはそれぞれ役割があり、互いに作用し合って初めて「栄養」として働きます。

多種類の栄養素が機能を発揮し、効率よく利用されるしくみがヒトの体には整っています。

たとえば、糖質がエネルギーに変わるにはビタミンB群などが必要で、ビタミンB群が活性化するには各種のアミノ酸やミネラルが必要、…というように、栄養素を利用するにはほかの栄養素の働きが不可欠です。

よく、ヒトは1人では生きられないといいますが、栄養素もひとつだけでは機能しません。

 

ビタミンB群とは、体に入った栄養成分をエネルギーに変えるときに不可欠なビタミンの仲間です。

8種類すべてが互いに協力しあって体のエネルギーを生み出す働きに関わっているため、一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、B群は、体内で起こっている「酸化」の抑制にも間接的に関わっています。

B群は体中の細胞の正常な代謝活動を助ける「補酵素」として、欠かせない存在なのです。

ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると動脈硬化の原因物質 (ホモシステイン活性酸素)が増えるといわれています。

血管は「酸化」していくことで傷ついていきます。

 

ビタミンB12について?

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