第7章 寝不足の日ほど体を「活動モード」にする


第7章 寝不足の日ほど体を「活動モード」にする

 

コロナウイルスの問題が起こる前から睡眠に関する悩みを抱えている人はたくさんいます。

快適な睡眠をとるのは正直すごく難しいことで「これをすればスヤスヤ眠れる」といった方法はありません。

 

夜は交感神経優位から副交感神経優位になってくる時間なので、そうした体のバイオリズムを大事にするのが一番。

食事は就寝する3時間前までに終わらせて、お風呂も早めに済ませる

夜遅くまでテレビやスマホを見ず、心穏やかに日記でも書いて眠りにつく習慣を丁寧に守ることが大切です。

 

とはいえ、それでもなかなかいい睡眠がとれない人も少なくありません。

 

コロナ禍でストレスを抱えた人、出勤と在宅ワークが混在して生活サイクルが乱れている人なども「うまく眠れない」とよく訴えています。

 

当然、翌日は寝不足なのですが、「寝不足だから、電車の移動時間に15分でも寝よう」とか「昼休みに10分でも寝よう」とする人がいます。

 

体が疲れていれば休ませることも大事ですが、寝不足の日に「ちょっとでも寝てリカバリーする」のはあまり効果的ではありません

 

寝不足の日は、そもそも睡眠時に上がるべきだった副交感神経が上がらず、そのまま朝になり、交感神経が上がってくるのですが、その切り替えもうまくいかず自律神経が乱れた状態が続いています。

 

だからといって、日中の「活動モード」の時間に少し寝て、副交感神経を高めようとしても体は対応できません。

むしろ、だるくなるだけです。

 

寝不足の日の次の夜にはしっかり寝ることが大事ですが、日中は少しだるくてもむしろ動いて交感神経を高めることをおすすめします。

 

ストレッチをしたり、階段を使ったり、散歩をするなど体を動かすことで活動モードを高めるほうがバイオリズムには見合っています。

「はじめる習慣 より」

 

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人の体の老化は20代ごろから始まります。

老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。

30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。

健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。

 

動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。

脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。

一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。

このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。

「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。

 

血管は「酸化」していくことで傷ついていきます。

たとえば、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が動脈硬化の原因になるということを聞いたことがあるかもしれません。

LDLコレステロール(以下LDL)が血管にへばりついて、プラークと呼ばれるこぶを血管の壁に形成していくのです。

ビタミンB12やB6、葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることもわかっています。

 

ビタミンB12について?

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第7章 ランチでは「炭水化物」を減らす

第7章 ランチでは「炭水化物」を減らす

 

コロナの後遺症として「ブレインフォグ」を訴える人はたくさんいます。

 

これは頭の中に霧(フォグ)がかかったような状態で、集中力が散漫になったり、じっくり考えることが難しくなったり、眠くなったりする症状です。

新型コロナウイルスに感染した後遺症として訴える人もいますし、ワクチンの後遺症を訴える人、またコロナ禍での生活のストレスからブレインフォグを感じている人もいます。

 

実際、私自身もブレインフォグを感じたことがありました。

会議や外来などの途中でも思考がクリアにならず集中できないとか、取材を受けている最中なのにぼんやりと眠くなってしまうなど、そうした経験が何度かあったのです。

 

最初は「ちょっと疲れている」「寝不足だからかな」とやり過ごす人が多いと思いますが、実際にコロナ関連の何らかの後遺症としてブレインフォグが起こっている可能性は十分あります。

 

「集中力が続かない」「眠くなる」などを感じている人は、ランチで炭水物を減らすのは有効です。

 

朝食はしっかり摂ることで体にスイッチを入れますが、昼食の場合は食事のすぐ後に仕事が再開するので、炭水化物が多いと眠くなったり、ブレインフォグも起こりやすくなります。

糖質を摂り、血糖値が急激に上昇すると眠くなり、集中力が下がってくるのは体の構造からして必然です。

昼に炭水化物を摂らないのもひとつの方法ですが、全く摂らないとエネルギーが不足してしまう人は炭水化物の量を減らして、野菜を中心に食べることをおすすめします。

 

そもそもお腹いっぱいの状態で頭はクリアに働きませんから、腹6分目にして炭水化物を減らせば、それだけ体調はよくなるはずです。

 

さらに、座り仕事を続けている人はとにかく一度立ち上がる

それだけでも血流がよくなり、頭も体もコンディションは改善されます。

「はじめる習慣 より」

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人の体の老化は20代ごろから始まります。

老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。

30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。

健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。

 

動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。

脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。

一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。

このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。

「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。

 

血管は「酸化」していくことで傷ついていきます。

たとえば、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が動脈硬化の原因になるということを聞いたことがあるかもしれません。

LDLコレステロール(以下LDL)が血管にへばりついて、プラークと呼ばれるこぶを血管の壁に形成していくのです。

ビタミンB12やB6、葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることもわかっています。

 

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第7章 「声」でコンディションをチェックする

第7章 「声」でコンディションをチェックする

 

自分の健康や元気のバロメーターとして「声」はとてもわかりやすい指標となります。

 

自分や周囲の人たちを思い返してみてください。

元気がないのに大声で話している人はいませんし、大きな声で快活に話している人が「ちょっと元気がなくて」なんてこともまずあり得ません。

 

それくらい「声」とはわかりやすいバロメーターなのです。

 

ところが、コロナ禍では肝心な声を発することが制限されました。

大きな声はタブーとされ、誰もが口をつぐみました。

話すとしても、小声でコソコソ、モゴモゴ話す場面が増えました。

 

すると当然、元気もなくなり、気持ち的にも落ち込んできます。

 

また、声帯は加齢で衰えてきます。

耳鼻科の医師とも話したのですが、やはり年齢とともに声帯が衰え、声がかすれたり、出にくくなることはよくある症状です。

 

年齢的な衰えを低減する意味でも、自分の元気を取り戻す目的でも、意識的に大きな声を出すことはとても有効です。

 

カラオケに行って声が出にくくなっていると感じたら、それだけ心身のコンディションが下がっていると思ってください。

 

カラオケに行くのはおすすめですが、それが面倒な人はお風呂や車のなかで大きな声で歌うだけでも十分。

自分のコンディションチェックにもなりますし、声を出すトレーニングにもなります。

 

さらに「歌うのが苦手」「カラオケは嫌い」という人は、少し大きめの声で文章を朗読、音読するのもいいでしょう。

文章を音読すると、普段自分が話すときよりはっきりと発音するので、それだけ滑舌を意識することにもつながります。

普段以上に声帯や口まわりの筋肉を使うので、これはとてもおすすめです。

「はじめる習慣 より」

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人の体の老化は20代ごろから始まります。

老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。

30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。

健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。

 

動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。

脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。

一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。

このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。

「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。

 

血管は「酸化」していくことで傷ついていきます。

たとえば、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が動脈硬化の原因になるということを聞いたことがあるかもしれません。

LDLコレステロール(以下LDL)が血管にへばりついて、プラークと呼ばれるこぶを血管の壁に形成していくのです。

ビタミンB12やB6、葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることもわかっています。

 

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第7章 口まわりの筋力を取り戻すコツ 2.カラオケへ行く

第7章 口まわりの筋力を取り戻すコツ 2.カラオケへ行く

 

マスク生活によって衰えてしまった顔や口まわり筋肉を鍛える目的でカラオケへ行くのもおすすめです。

 

マスク生活の中で「声が小さくなった」「声が出にくくなった」と訴える人もたくさんいます。

声を出していなければ、それだけ声帯も衰えるので、うまく発生できず、声が小さくなるのは当然です。

 

コロナ前はよくカラオケに行ったのに、コロナ禍をきっかけに全然行かなくなった。

そんな人も多いでしよう。

ぜひ一度カラオケに行ってみてください。

以前のように歌えず、まずは愕然とするはずです。

 

コロナによって対面でのコミュニケーションが減り、オンラインのコミュニケーションが増えたのもその要因のひとつです。

 

オンラインの場合、ヘッドセットなどを使って自分の口元にマイクがある状態で話している人も多いでしょう。

その状況で大きな声を出す人はいません。

 

コロナ禍前、そこそこの広さの会議室で話していれば、当然、反対側に座っている人にも届く声を自然に出していたはずです。

ガヤガヤと騒がしいカフェや喫茶店で打ち合わせをする人も多かったと思います。

 

そうした状況が極端に減り、カラオケへ行く機会もなくなれば、当然声も衰えてきます。

 

みんなでカラオケに行くのももちろんいいですが、その機会があまりない人はひとりで行って、存分に歌うのもいい習慣だと思います。

 

カラオケが好きな人なら、それが「ワクワクする予定」になるでしょうし、大きく口を開けて、大きな声を出すのはコロナ禍からのリカバリーとして非常に適した方法です。

1週間に一度でも、2週間に一度でもいいので「ひとりカラオケ」に行く。

そんな習慣をはじめてみてはいかがでしょうか。

「はじめる習慣 より」

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人の体の老化は20代ごろから始まります。

老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。

30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。

健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。

 

動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。

脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。

一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。

このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。

「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。

 

血管は「酸化」していくことで傷ついていきます。

たとえば、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が動脈硬化の原因になるということを聞いたことがあるかもしれません。

LDLコレステロール(以下LDL)が血管にへばりついて、プラークと呼ばれるこぶを血管の壁に形成していくのです。

ビタミンB12やB6、葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることもわかっています。

 

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第7章 口まわりの筋力を取り戻すコツ 1.ガムを噛む

第7章 口まわりの筋力を取り戻すコツ 1.ガムを噛む

 

マスク生活によって顔や口の動きは少なく、小さくなっています。

 

その対処法として簡単なのはガムを噛むことです。

 

歩きながらでも、テレビを見ながらでも、車を運転しながらでも、どんなときでもいいのでガムを噛む習慣はおすすめです。

 

ガムを噛んでいると自然に口や顔の筋肉を使い、顎の筋肉や表情筋が鍛えられます。

自分ではまったく意識していないのに「表情が乏しくなった」といわれるのは表情筋の衰えが原因である可能性が高いです。

 

ガムを噛んで表情筋を使うことが習慣化されれば、表情もごく自然につくれるようになってきます。

 

それに合わせて表情をつくる練習をするのもいいアプローチです。

 

じつは、ある落語家も「マスク生活のせいで表情がうまくつくれず、落語が下手になった」と話していました。

プロの噺家でさえそうですから、一般の私たちの表情が乏しくなるのも当然です。

 

鏡に向かって「あ・い・う・え・お」と口と顔を大きく動かすようにしてみたり、笑顔をつくる練習をすると、筋肉がほぐれたり、鍛えられたりするのでおすすめです。

 

マスク生活の弊害だけでなく、年齢とともに表情筋は衰えてくるのでガムを噛むことと、表情をつくる練習は続けるといいと思います。

 

さらに「噛む」という行為は免疫を高め、自律神経を整えるなど健康にいい効果がたくさんあります。

 

食事のときによく噛むことを意識するのもいいですし、ガムを噛む習慣を持っていると、それだけで自律神経は整ってきます。

 

スポーツ選手が競技中にガムを噛んでいるのも、リラックスしたり、集中力がアップするなどさまざまな効果があるためです。

「はじめる習慣 より」

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人の体の老化は20代ごろから始まります。

老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。

30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。

健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。

 

動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。

脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。

一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。

このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。

「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。

 

血管は「酸化」していくことで傷ついていきます。

たとえば、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が動脈硬化の原因になるということを聞いたことがあるかもしれません。

LDLコレステロール(以下LDL)が血管にへばりついて、プラークと呼ばれるこぶを血管の壁に形成していくのです。

ビタミンB12やB6、葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることもわかっています。

 

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第7章 「マスク生活」で衰えた筋力を取り戻す

第7章 「マスク生活」で衰えた筋力を取り戻す

 

コロナ禍での生活といえば、象徴的なのはマスクでしょう。

 

ただし、ここで取り上げるのは感染対策としてのマスクの有効性ではありません。

 

マスクを長くしていたことにより、私たちにどんな変化、弊害があったのかを理解する大切さを語っています。

 

じつはコロナ禍の生活が1~2年経過した頃から50代以上を中心に「自分はALS(筋萎縮性側索硬化症)ではないか」「パーキンソン病ではないか」といって病院に来られる方が増えました。

 

理由は「口元が緩んでよだれが垂れやすくなった」「周囲の人から表情がなくなったといわれる」「滑舌が悪くなった」などです。

 

たしかに、こうした症状はALSの典型で心配になるのも無理はありません。

 

しかし、検査をしてみるとそんなことはまったくない。

いろいろ確認してみると、多くはマスクの弊害でした。

 

マスクをしているとどうしても口を動かす機会が減ります。

動かすとしても、無意識に小さな動きになっています。

すると、表情筋や口の周りの筋肉が衰えて、うまく表情がつくれなくなったり、滑舌よく話せなくなってきます。

さらに、口元の筋肉がゆるんでくるのでよだれが垂れやすくなります。

 

思わぬ形でマスクの弊害を目の当たりにして最初は驚きましたが、考えてみれば当然のことばかりです。

 

まず理解してほしいのは、マスク生活をしていたすべての人にこの症状が多かれ少なかれ現れるのは当然ということ

「自分は病気なんじゃないか」と過度に心配することは自律神経を乱し、それこそコンディションを崩します。

 

私たちは今、コロナ禍の影響をまだまだ体の中に溜め込んでいる時期です。

過剰に心配するのではなく、丁寧にリカバリーしていくことが大切です。

「はじめる習慣 より」

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人の体の老化は20代ごろから始まります。

老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。

30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。

健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。

 

動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。

脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。

一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。

このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。

「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。

 

血管は「酸化」していくことで傷ついていきます。

たとえば、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が動脈硬化の原因になるということを聞いたことがあるかもしれません。

LDLコレステロール(以下LDL)が血管にへばりついて、プラークと呼ばれるこぶを血管の壁に形成していくのです。

ビタミンB12やB6、葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることもわかっています。

 

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第7章 「体の不調」をリカバリーする 「戻す」ではなく「新しい自分づくり」をはじめる

第7章 「体の不調」をリカバリーする

「戻す」ではなく「新しい自分づくり」をはじめる

 

私たちは3年以上の期間、コロナ禍を過ごしてきました。

 

今でも新型コロナウイルスがなくなったわけではありませんし、感染者がいないわけではありませんが、社会的にはアフターコロナ時代が到来しているといえるでしょう。

人の動きが活発になり、コロナ前のような生活が戻ってきた。

そう感じている人も多いはずです。

 

しかし、コロナ陽性となった人も、そうでない人も、ストレスが多かったり、従来と違うライフスタイルを強いられたなど、コロナ禍での生活によってさまざまなダメージを体は受けています

 

自律神経が乱れやすくなっていたのは明らかで「なんとなく気分がすぐれない」「気持ちが落ち込む」「集中力が続かない」「頭痛がする」などさまざまな症状を訴える人は大勢います。

 

今、生活はコロナ前に戻っているかもしれませんが、積み重なった体への負荷はなくなってはいません。

 

3年かかって受けたダメージを回復するには倍の6年かかると私は考えています。

 

いずれにしても、私たちはコロナ禍によるダメージが体の中に残っていることをまず理解しなければなりません。

 

それを少しずつリカバリーしていく。

そんな意識も必要でしょう。

 

ただし「コロナ前に戻す」ではなく、より健康で、より元気で、より前向きな「新しい自分をつくる」。

そんな発想をぜひ持ってほしいと思います。

 

まさに「今日から新しい人生をはじめる」です。

 

ここでは、そのための具体的なリカバリー策をいくつもご紹介します。

 

取り入れやすいものを実践して、ゆっくりでいいので自分の体をリカバリしていってください。

「はじめる習慣 より」

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人の体の老化は20代ごろから始まります。

老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。

30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。

健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。

 

動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。

脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。

一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。

このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。

「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。

 

血管は「酸化」していくことで傷ついていきます。

たとえば、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が動脈硬化の原因になるということを聞いたことがあるかもしれません。

LDLコレステロール(以下LDL)が血管にへばりついて、プラークと呼ばれるこぶを血管の壁に形成していくのです。

ビタミンB12やB6、葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることもわかっています。

 

ビタミンB12について?

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