ビタミンDの摂取が免疫力アップに効果あり!

f:id:endokoro728:20210127215538j:plain

ビタミンDの摂取が免疫力アップに効果あり!

 

肥満が著しい重症化リスクになるからといって、食事量を極端に制限するようなダイエットは禁物です。

 

健康を損なうことはもちろんですが、新型コロナウイルスの感染対策の観点でも、栄養失調は不利に働くからです。

 

 

栄養素には「抗炎症作用」という炎症の拡大を未然に防いでくれる機能を持つものが多く存在し、また、それぞれの免疫細胞はその分化や成長、エネルギー源として特定の栄養素を必要とします。

 

必要な栄養素が不足すれば、免疫力は低下し、防げたはずの炎症が広がってしまうことになります。

それは、新型コロナウイルスへの感染や、サイトカインストームの抑止にも関係しています。

 

抗炎症作用を持つ栄養素には、魚介類に多く含まれるオメガ3脂肪酸を筆頭に、ビタミンA、ビタミンCをはじめとする各種ビタミン、そしてポリフェノールやカロテロイドなどの植物化学物質があります。

 

また、食物繊維は腸内細菌の分解によって短鎖脂肪酸を生み出し、抗炎症作用や粘膜のバリア機能の強化などを含むさまざまな健康効果を生み出します。

 

 

また、免疫細胞の分化や成長、エネルギー源としての役割では、多種多様な栄養素が複雑に絡み合っています。

 

【タンパク質とアミノ酸

 

例えば、たんぱく質の摂取量が少ないと免疫力ははっきりと低下します。

そもそも細胞の材料はたんぱく質であり、免疫細胞がほかの細胞と連携するために産生するサイトカインやB細胞がつくる抗体もたんぱく質の一種です。

 

サイトカインは免疫疾患の原因にもなりますが、そもそもこれがなければ免疫システムが機能しないのですから、免疫力を維持する根本的な物質なのです。

 

 

たんぱく質は体内で20種類のアミノ酸に分解され、それぞれが異なる役割を果たします。

例えばバリン、ロイシン、イソロイシンなどの「分岐鎖アミノ酸」は腸内の絨毛の形態を維持し、粘膜バリアの抗体の濃度を増加させて強化します。

 

アルギニンなどのアミノ酸はT細胞の働きに関係し、グルタミンは免疫細胞のエネルギー源であるだけでなく、免疫細胞の増殖の制御にも役割を果たしています。

 

【ミネラル】

 

世界的に摂取不足傾向にある亜鉛は、皮膚と粘膜の維持のほか、免疫細胞の分化と成長に欠かせない栄養素です。

鉄、銅、セレンなども免疫細胞の働きに関与していることがわかっています。

 

【ビタミン】

 

各種ビタミンは抗炎症作用のほか、それぞれ免疫細胞の働きに影響を与えています。

ビタミンAの不足は免疫細胞の機能低下をおよぼし、ビタミンCは好中球やNK細胞、T細胞の働きに関与。

ビタミンB群、ビタミンD、ビタミンEなど、それぞれが免疫細胞の活性化にあたり、特定の役割を担っています。

 

ビタミンのなかでも、新型コロナウイルス感染症に対する免疫力を高めるという観点において、いま注目されているのが「ビタミンD」です。

「免疫力が10割 より」

 

*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+

 

寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。

そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。

とくに人間関係の変化は想像以上に心身への影響が大きい。

気分が落ち込んだり一時的にうつ状態になってしまうこともあります。

とはいえ、そのうちに治ってしまうことが多いので、うつ状態でも必ずしも病気とは言えません。

しかし、落ち込みの程度が重い時や、落ち込みが長引いてしまうと、人の意欲は奪われて行動にも影響を及ぼします。

 

私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。

この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。

セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。

イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。

そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。

また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。

 

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると、動脈硬化の原因として注目されているホモシステインが増えるといわれています。

 

ビタミンB12について?

https://www.endokoro.com/libra/vitamin01.html

https://www.endokoro.com/

※ちょっと使える身近な情報をお届けしています!

https://www.facebook.com/endokorob12