女は蒸し返しの天才

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女は蒸し返しの天才

 

女は、なぜ、過去のことを何度も蒸し返すのか。

 

これは、男性からよく寄せられる質問である。

 

女性脳の中では、一部の体験記憶が、その記憶を脳にしまうときの心模様(感情より、もっと微細に色合いの違う情動)と共にしまわれている。

 

そして、心が動いたときに、その心の動きによく似た体験記憶を、一気に引きだしてくるのである。

心模様を検索キーにして、データを網羅する。

 

これは、子育てのために進化してきた力だ。

初めてのトラブルに見舞われても、過去の類似体験を一気に脳裏に取り揃えて、何をしたらいいのかを決することができる臨機応変力なのである。

 

しかし、男性から見れば、この素晴らしい才能には副作用がある。

 

夫や上司がなにか無神経なことを言えば、過去の無神経な発言をすべて、一気に脳裏に取り揃えるってことだからだ。

 

しかも、心の動きと共に想起するので、今もう一度、あらためて傷ついているのである。

 

女性がキレたら、過去の総決算をしていると思った方がいい。

何度あやまったかしれないが、今もう一度傷ついているので、もう一度あやまるしかない。

 

ここであやまりそこねたら、女性脳のストレス信号は倍増して恐ろしいことになる。

しかし、これがあるから子育ても、難なくこなしていけるのである。

「成熟脳 脳の本番は56歳から始まる より」

 

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脳の中では、運動会のリレーのように、神経がバトンをつないで、指令を伝達していきます。

しかし、たとえばC地点の神経細胞が倒れてしまい、指令がそこで止まってしまう、という事態が起こります。

このとき、すぐにC地点の神経細胞を救出できれば復活したのですが、時間が経ち、死んでしまって、その指令も届かなくなる。

これが運動麻痺や言語障害の起こる理由です。

 

ところが、脳のすごいところは、C地点から今度はほかのルートでバトンを渡そうとするのです。

新たなルートで、新たなリレーのチームを作り、「言葉を話す」という指令を伝えようとします。

この新チームは、以前のチームのようにバトンの受け渡しがうまくなく、スムーズに指令が届きません。

しかし、何度も繰り返し練習するうちに、だんだんうまく指令が伝わるようになっていきます。

このようにして、死んでしまった神経細胞は復元しないけれど、ほかのルートで代用できれば、言葉がある程度話せるようになり、失語症もよくなっていくというわけです。

 

ニューロン同士が情報伝達を行うこと、つまり神経機能的連絡を行うためには、新経路の交差点ともいうべきものが必要であり、この交差点をシナプスと言います。

このシナプスは、歳をとっても増加し、より成熟した結合が進行するとされています。

高度の創造過程にも高密度のシナプス形成が必要と思われ、そのためには、それに必要な素材として神経系構成成分、つまり栄養成分が必要なことは当然で、また、その構築作業のための酵素、そしてそれを補佐する補酵素的ビタミンも必要となります。

その中でも重要なものがビタミンB12なのです。

脳科学の発達によって、さまざまなことがわかり、新たな試みがされています。

 

ビタミンB12について?

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