なぜ東大卒のトップエリートが伸び悩むのか?

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なぜ東大卒のトップエリートが伸び悩むのか?

 

○成功脳の人は

自ら行動し、脳をバランスよく使う

×ざんねん脳の人は

「指示待ち」になり、自らアクションを起こせない 

 

■勉強ができる東大生の脳のタイプ

 

東大生のように学業成績のよい人の脳は、左脳の側頭葉がとても発達しています。

というのも、そもそもこの部分が成長していないと、まず言葉の知識不足のために試験に合格できないからです。

また、勉強し続ける意志の強さも重要ですから、「思考系脳番地」は左脳・右脳ともに発達しています。

「ああでもない、こうでもない」「こうも考えられる、いや別の考えもありうる」などと延々と思考できる脳をもっています。

 

彼らは「聴覚系脳番地」も発達しています。

聴覚が強い人は、授業を聞いていねだけで記憶できます。

耳から聞いたことを記憶するシステム(道路)が、脳の中にできあがっているのです。

「聴覚系脳番地」と「記憶系脳番地」は同じ側頭葉にありますが、連携がうまくできなければ聞いただけで記憶の回路が働くことはありません。

 

言葉を耳で聞いて記憶できるという回路が発達していれば、勉強は授業中だけで完結します。

ところが、聴覚が悪いと記憶できず、黒板を見るか、自分で本を読む必要があります。

授業の9割は先生のしゃべりで構成されていますから、耳で聞いてその場で覚えられれば効率よく時間を使うことができます。

もし、耳からの記憶力が悪ければ、授業以外でもたくさん勉強(予習・復習)をしなければいけないというわけです。

時間が経てば記憶した内容が薄れていくことは、大脳の生理的な働きですから、最初に多く記憶している人のほうが暗記が得意なのは当たり前なのです。

 

■指示待ち型の脳タイプは、社会でつまずく

 

では、成績優秀なのに社会に出るとつまずく人がいるのはなぜでしょうか?

 

典型的なのは「指示待ち型の脳」です。

 

学生時代に成績優秀で勉強が得意だった人でも、先生から与えられた課題だけをひたすらこなすのがうまいだけでは「指示待ち型」の脳になってしまいます。

 

指示待ち型というのは、会社などで「指示される仕事」「与えられる仕事」をしているうちに、自分からアクションを起こせなくなってしまうことです。

 

勤め人にはそういう人が多く、外見からはわからなくても脳を見ると左脳の思考系脳番地の枝ぶりが弱いという特徴があります。

そうすると物事を計画することができず、計画したことを行動に変えることもできません。

つまり、実行機能が弱いのです。

 

先の例のように「聴覚系脳番地」「記憶系脳番地」は発達しているのに、社会でうまくいかない原因は、こうしたアンバランスの脳タイプになっているからです。

 

成功脳になる正しい脳の使いかた!

いろいろなことに挑戦して

まんべんなく脳を使う

「1万人の脳を見てわかった!「成功脳」と「ざんねん脳」 より」

 

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脳の中では、運動会のリレーのように、神経がバトンをつないで、指令を伝達していきます。

しかし、たとえばC地点の神経細胞が倒れてしまい、指令がそこで止まってしまう、という事態が起こります。

このとき、すぐにC地点の神経細胞を救出できれば復活したのですが、時間が経ち、死んでしまって、その指令も届かなくなる。

これが運動麻痺や言語障害の起こる理由です。

 

ところが、脳のすごいところは、C地点から今度はほかのルートでバトンを渡そうとするのです。

新たなルートで、新たなリレーのチームを作り、「言葉を話す」という指令を伝えようとします。

この新チームは、以前のチームのようにバトンの受け渡しがうまくなく、スムーズに指令が届きません。

しかし、何度も繰り返し練習するうちに、だんだんうまく指令が伝わるようになっていきます。

このようにして、死んでしまった神経細胞は復元しないけれど、ほかのルートで代用できれば、言葉がある程度話せるようになり、失語症もよくなっていくというわけです。

 

ニューロン同士が情報伝達を行うこと、つまり神経機能的連絡を行うためには、新経路の交差点ともいうべきものが必要であり、この交差点をシナプスと言います。

このシナプスは、歳をとっても増加し、より成熟した結合が進行するとされています。

高度の創造過程にも高密度のシナプス形成が必要と思われ、そのためには、それに必要な素材として神経系構成成分、つまり栄養成分が必要なことは当然で、また、その構築作業のための酵素、そしてそれを補佐する補酵素的ビタミンも必要となります。

その中でも重要なものがビタミンB12なのです。

脳科学の発達によって、さまざまなことがわかり、新たな試みがされています。

 

ビタミンB12について?

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