クロスワードパズルやトランプをしよう!

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クロスワードパズルやトランプをしよう!

クロスワードパズルやトランプを定期的にしている人はアルツハイマーになりにくい、という研究報告もあります。

脳に刺激を与えることが認知症の予防には効果的であるということはよく知られていますが、「知的な刺激」であればなおのこと期待がもてる、というのがこの結論から導き出されるでしょう。

もともと脳は、「退屈」が苦手という性質があります。
同じことを続けているとすぐに飽きてしまって、能力を発揮することをやめてしまうという特性があるのです。

したがって、つねに脳を活性化させるためには「クリアにするのに少し難しいこと」をするのがベスト。
その意味では、一生懸命に考えて攻略していくことでおもしろさが増すクロスワードパズルやトランプは最良の方法だというわけでしょう。

実際に、フランスでの調査報告もあります。

仏・国立衛生医学研究所が4年間にわたりコホート研究をおこなった結果、クロスワードパズルやトランプなどが与える知的な刺激によって、高齢者の認知症は50%も低下することがわかったのです。

とくに、クロスワードパズルが脳に働きかける作用で重要だと思われるのは、「記憶の出力」という点にあるでしょう。

ご存知のとおり、クロスワードパズルは、ヒントをもとにものごとや動作、人物など固有名詞でマスを埋めていくゲームです。
したがって、「あれ、なんていうんだっけ?」という、もの忘れを克服するためのトレーニングには最適といえます。

というのも、もの忘れはそのままにしておくのではなく、過去の記憶をたぐりよせたり結びつけたりして考え出すこと、つまり記憶を出力することによって、脳は刺激を受けることができるからです。

クロクワードパズルやトランプになじみがない人は、囲碁や将棋でもいいでしょう。
とにかく知的で変化のある刺激を与えることが脳には効果的です。
「今日からはじめるもの忘れを防ぐ方法68 より」

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ビタミンB12は、もともと悪性貧血を防ぐビタミンとして知られています。
血液細胞が正常につくられるには、ビタミンB12が必要だからです。
それと同時に、脳神経系の働きにも深くかかわっています。

根本的な作用に目を向けると、ビタミンB12は、体内のすべてのたんぱく質を修復する働きを持っています。
とりわけ、脳や神経の修復には、ビタミンB12が不可欠なのです。

脳や神経が働くときは、神経線維同士の間を情報伝達物質というものが行き来します。
二本の神経線維で一単位となるその部分は「シナプス」と呼ばれます。
シナプスが豊富できちんと機能している場合、脳や神経の働きはよくなります。

ところが、年齢とともに、あるいは認知症などの病気によって、シナプスは次々にこわれていきます。
ビタミンB12には、そのこわれたシナプスを修復する作用があるのです。

また、脳の萎縮を防止するには、脳細胞の蛋白合成、核酸合成が順調に行われることが好ましいのです。
ビタミンB12は、蛋白合成と核酸合成の両方に役立っていることがわかっています。

一般にビタミンB類は、一つが欠乏するときには他のビタミンも欠乏していることが多いのです。
もちろん、すべてのビタミンが老化防止に必要であることはいうまでもありませんが、B類のビタミンB12、B6、葉酸は老化を防ぐうえでも、もっとも重要なビタミンとされます。

現在60歳以上の高齢者の二割の人に、ビタミンB12の欠乏が見られるということです。
これは年をとると胃の機能が低下し、内因子の分泌が低下するからです。
また、高齢者が理由のはっきりしない神経症状を呈したら、ビタミンB12の欠乏を考えるべきだという学者もいます。

ビタミンB12の働き>
・新しい細胞を作り、壊れた細胞を修復する働き。
・神経の壊れた部分を修復する働き。
・伝達物質を作る働き。
・免疫を正常にする働き。
・脳の詰まったところをかき出す働き。
・血流をよくする働き。

ビタミンB12が効果的に作用するには、ビタミンB12単体ではなく葉酸などのビタミンB群と一緒に摂取することが望ましく、また、ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。

脳と神経のビタミンB12
http://www.endokoro.jp/
http://www.endokoro.com/
http://www.endokoro.jp/libra_g.html