記憶力を高める

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記憶力を高める
 
もし、以前より記憶力が落ちた、集中力がつづかない、心が晴れないなどと感じるようなら、もしかすると「脳の衰え」が起こりつつあるのかもしれません。
 
少なくとも、脳は本来のベストな状態ではありません。
加齢によって少しずつ記憶力を低下させている可能性もあります。
もしこの状態を放置すれば、高齢になったときにアルツハイマー病を発症させ、記憶力を失うリスクが高まります。
 
しかし、失望するには及びません。
なぜなら、記憶力の低下は避けることができるからです。
それどころか、記憶力はいくつになっても改善することができます。
 
多くの研究から、健康、最適な栄養、適切な教育を受けた人は、加齢によっても記憶力の減退がそれほど起こらないことが判明しています。
脳の神経細胞は加齢によって死にますが、いくつになっても神経細胞は誕生することも確認されています。
要は、適切な栄養素と正しい情報を脳に供給すればよいのです。
 
ここで、あなたの記憶力を採点してみましょう。
以下の問いにあてはまれば、□にチェックし、その数を点数とします。
 
□ あなたは記憶力が減退してきているように感じますか。
□ あなたは集中力を維持するのが難しくなっていると思いますか。
□ 時々、自分が話そうとしていることが何だったのか忘れることがありますか。
□ 新しいことを学ぶのに、以前にくらべて時間がかかるようになったと自覚していますか。
□ たし算や引き算を紙に書かないとできなくなりましたか。
□ 時々、心の疲れを感じることがありますか。
□ よく知っている人の顔を見ても名前を思い出せないことがしばしばありますか。
□ 過去のことはよく覚えているが、昨日のことを覚えていないことが自覚できますか。
□ 今日が何曜日かわからなくなることかありますか。
□ 鍵を置き忘れることがありますか。
□ 探し物をしていて、何を探しているか忘れることがありますか。
□ あなたの友人や家族は、あなたが以前より忘れやすくなったと思っていますか。
 
1~4点:あなたの記憶力と集中力は非常によい。
 
5~10点:あなたの脳の衰えがはじまったようです。適切な栄養素と正しい情報を脳に供給することで、記憶力と集中力を高めましょう。
 
11点以上:あなた理記憶力と集中力にはっきりした衰えが見られます。改善するためただちに行動に移らねばなりません。
 
「食べ物を変えれば脳が変わる より」
 
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一般にビタミンB群は、一つが欠乏するときには他のビタミンも欠乏していることが多いのです。
もちろん、すべてのビタミンが老化防止に必要であることはいうまでもありませんが、B類のビタミンB12、B6葉酸は老化を防ぐうえでも、もっとも重要なビタミンとされます。

現在60歳以上の高齢者の二割の人に、ビタミンB12の欠乏が見られるということです。
これは年をとると胃の機能が低下し、内因子の分泌が低下するからです。

また、高齢者が理由のはっきりしない神経症状を呈したら、ビタミンB12の欠乏を考えるべきだという学者もいます。

ビタミンB12は、肉や魚介類、卵、乳類などの動物性食品には広く含まれますが、原則として植物性食品には含まれません。

ただし、おもしろいことに、納豆やみそ、たくあんなど、日本に古くからある保存食には、植物性でも例外的にビタミンB12が含まれています。
これは、発酵の過程でビタミンB12が作られるためと考えられます。
 
シナプス形成に必要な素材として神経系構成成分、つまり栄養成分が必要なことは当然で、また、その構築作業のための酵素、そしてそれを補佐する補酵素的ビタミンも必要となります。
その中でも重要なものがビタミンB12です。
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
 
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