いくつになっても知能は高まる

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いくつになっても知能は高まる

IQ(知能)は年齢にかかわらず高めることができると言ったら驚かれるかもしれません。
ある人はこう主張するでしょう。
人の賢さをあらわす知能は、もって生まれた性質であって決して変えられるものではない、と。
すなわち、知能は遺伝で決まっている、と。

この主張は部分的には正しいですが、全体的には誤りです。

そもそも知能とは、物事を考え、賢く判断し、決断する能力を意味します。
言い換えるなら、知能とは頭脳の明せきです。
この知能は生得の知性によるところもあるのですが、それだけでなく、どれだけ物事を迅速に考えることができるか、すなわち、どれだけ頭の回転が速いか、記憶力や集中力をどれだけ長く持続できるかによっても大きく変わってきます。

そして、頭の回転の速さも、記憶力や集中力をどれだけ持続できるかも、最適な栄養素の摂取によって大幅に改善できます。

というのも、わたしたちがものを考えるとき、脳内では神経ネットワークの配線の組み換えが起こっているのですが、同時に神経ネットワークをかけめぐる伝達物質の種類と量が変化します。
わたしたちが最適な栄養素を摂取するなら、伝達物質も最適の状態になり、脳は最適にはたらきます。
ですから、いくつになっても、知能を高めることができるのです。

栄養素が知能に大きな影響をおよぼすことを最初に報告したのは、アメリカのクバラ博士のグループです。
今から50年近く前の1960年のことです。

同博士は、血液中のビタミンCレベルが高いほど子どものIQが高いことを発見しました。
同博士が351人の子どもたちを血液中のビタミンCレベルに応じて二グループに分け、それぞれのIQを測定したところ、高ビタミンCレベルのグループでは113、低ビタミンCレベルのグループでは109でした。
このように、脳の最適な栄養を供給すれば、脳は最適にはたらき、本来の実力が発揮できるのです。
「食べ物を変えれば脳が変わる より」

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一般にビタミンB群は、一つが欠乏するときには他のビタミンも欠乏していることが多いのです。
もちろん、すべてのビタミンが老化防止に必要であることはいうまでもありませんが、B類のビタミンB12、B6、葉酸は老化を防ぐうえでも、もっとも重要なビタミンとされます。

現在60歳以上の高齢者の二割の人に、ビタミンB12の欠乏が見られるということです。
これは年をとると胃の機能が低下し、内因子の分泌が低下するからです。

また、高齢者が理由のはっきりしない神経症状を呈したら、ビタミンB12の欠乏を考えるべきだという学者もいます。

ビタミンB12は、肉や魚介類、卵、乳類などの動物性食品には広く含まれますが、原則として植物性食品には含まれません。

ただし、おもしろいことに、納豆やみそ、たくあんなど、日本に古くからある保存食には、植物性でも例外的にビタミンB12が含まれています。
これは、発酵の過程でビタミンB12が作られるためと考えられます。

シナプス形成に必要な素材として神経系構成成分、つまり栄養成分が必要なことは当然で、また、その構築作業のための酵素、そしてそれを補佐する補酵素的ビタミンも必要となります。
その中でも重要なものがビタミンB12です。
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。

脳と神経の修復・再生のビタミンB12
http://www.endokoro.com/
http://www.endokoro.jp/
子供たちの脳、集中力・学力向上、受験にビタミンB12
http://www.endokoro.jp/libra_g.html