<血液サラサラ食品を摂る>
豆乳、豆腐、おから、納豆、味噌などの大豆製品には、抗酸化作用がある大豆サポニンが多く含まれています。
さらに大豆製品には多くの大豆レシチンも含まれています。
もちろん、こうした働きは認知症予防にもつながります。
さらに脳の血液をサラサラにするものを加えた食事を摂れば、もっと効果的です。
それが期待できる食物としては、キャベツ、タマネギ、らっきょう、にんにく、長ネギ、ニラなどがあります。
キャベツ、長ネギ、ニラは便秘解消にもよいので、毎日食べるようにすすめています。
<緑黄野菜は認知症予防になる>
ヒトの体内にビタミン類が不足すると、活性酸素の悪い活動を防ぎきることができなくなります。
活性酸素には、脳を酸化させるという悪い働きがあります。
脳が酸化するということは、脳の老化が進行することにほかなりません。
ビタミン類は、ヒトが体内でつくることはできませんから、総合ビタミン剤を飲むか、緑黄野菜をしっかり食べるしかありません。
緑黄野菜にはビタミンが「自然のバランス」で含まれています。
科学的にまだ分析されていない有効成分が含まれている可能性もあります。
若いころから野菜を食べつけていないのでと言わないで、中高年になったからこそ認知症のことも考えて、緑黄野菜でビタミンを補給してください。
<とくにビタミンB、C、Eが認知症予防に有効>
緑黄野菜は、色のついた野菜のことです。
一般的には、カロテンなどの色素を多く含む野菜が緑黄野菜あるいは緑黄色野菜です。
緑黄野菜にはビタミン類が多く含まれていますが、とくにビタミンB群、ビタミンC群、ビタミンE群には脳の老化を防ぐ作用があります。
もちろん認知症の予防にも有効です。
緑黄野菜については、厚生労働省で基準が設けられています。
原則は「可食部100gあたりカロテン含量が600マイクログラム以上」の野菜で、次のようなものです。
アスパラガス、オクラ、かいわれ大根、カボチャ、クレソン、ケール、小松菜、さやいんげん、シソ、春菊、せり、高菜、たらの芽、つくし、唐辛子、トマト、ニラ、ニンジン、野沢菜、バジル、パセリ、パプリカ、万能ネギ、ピーマン、ブロッコリー、ほうれん草、みつば、芽キャベツ、モロヘイヤ、よもぎ、わけぎ……。
「60歳からはじめる認知症にならない超簡単脳にいいこと より」
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認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
ですから、脳梗塞の前兆である隠れ脳梗塞を早期発見することで多くの認知症を防ぐことができるのです。
隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。
脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。
一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。
このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。
ですから、脳梗塞の前兆である隠れ脳梗塞を早期発見することで多くの認知症を防ぐことができるのです。
隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。
脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。
一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。
このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。
京都大学医学部老年科の亀山教授によると、健康な老人の脳に比較して、老人性認知症患者の脳では、含まれるビタミンB12が、半分どころか、1/4~1/6程度にまで、低下していたと報告しています。
ビタミンB12は、レバーなどの動物性食品に多く含まれ、植物性食品にはほとんど含まれていませんが、例外的に味噌や納豆のような発酵食品に含まれます。
ビタミンB12は、水溶性ですが、脂肪成分と馴染みやすい構造をもっています。
ビタミンB12は、レバーなどの動物性食品に多く含まれ、植物性食品にはほとんど含まれていませんが、例外的に味噌や納豆のような発酵食品に含まれます。
ビタミンB12は、水溶性ですが、脂肪成分と馴染みやすい構造をもっています。
脳は、たんぱく質とともに脂肪成分を多く含む器官です。そのため、ビタミンB12はたやすく脳に入り、脂肪成分による汚れで詰まった部分を洗い流すことにより、復元し、また、切れた部分があれば、修復作用を発揮します。
ビタミンB12は、核酸とタンパク質の合成に関わり、脳や神経系との関わりが深く、また、ビタミンB6や葉酸とともに動脈硬化の原因となるホモシステインを減らす働きがあります。
ビタミンB12は、核酸とタンパク質の合成に関わり、脳や神経系との関わりが深く、また、ビタミンB6や葉酸とともに動脈硬化の原因となるホモシステインを減らす働きがあります。
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
日常の生活習慣や生活環境を改善するとともに栄養面を改善することが大切です。
人間の体質改善は約3ヶ月程度が基準となっているため、続けなければ効果が得られません。
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