65歳未満で認知症を患う若年性認知症

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65歳未満で認知症を患う若年性認知症
 
●全国で少なくとも4万人
高齢化社会を迎え、年々認知症患者は増え続けていますが、認知症は高齢者に限った病気ではありません。
65歳未満で認知症を患う人が全国で少なくとも4万人はいるといわれています。
 
若年性認知症は、男性が女性の2倍ほど多く、原因疾患の発症が女性よりも男性に多いためと考えられています。
 
65歳以上の認知症では、アルツハイマー認知症や脳血管性認知症レビー小体型認知症がほとんどですが、若年性認知症ではこれらのほかに、頭部外傷後認知症(交通事故などによる外傷が原因)、前頭側頭葉型認知症(前頭葉と側頭葉が萎縮する)、アルコール性認知症(多量の飲酒が原因)なども多くみられます。
 
若年性認知症になる年齢は、40代、50代の働き盛りということもあり、経済的な問題や介護にかかわる問題など、高齢者とはまた違った問題を抱えています。
 
仕事上でミスが続いたり、家事が思うようにはかどらなかったりと、今までと違う兆候がみえたら、すぐに専門医の診察を受けてください。
 
認知症の研究も進み、早期発見、早期治療で、進行を遅らせることも十分可能になりました。
40歳以上なら、一部の原因疾患を除いて介護保険の適用も受けられます。
 
 若年性認知症は、高齢者の認知症と違って進行が速いのが特徴です。
忙しいからといって後回しにせず、早期発見、早期治療を心がけましょう。
認知症 治った!助かった! この方法 より」
 
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現在60歳以上の人の20パーセントでビタミンB12の欠乏が見られます。
これは歳をとると胃の機能が低下し、内因子の分泌が低下するからです。
血液検査では見つけられないような軽度のビタミンB12の欠乏でも、認知症に似た神経異常を引きおこすことがあります。
とくに高齢者では、ビタミンB12の値が基準値の範囲にあっても、それが下限値の場合には、記憶障害をおこすことが知られています。
近年、日本人の死因の上位占めているガン・心筋梗塞・脳血管系の疾患、そして高血圧症などの生活習慣病の多くは、戦後、日本人の食生活が欧米化し、動物性食品を多くとるようになったことに起因すると言われています。
長寿のためには、動物性食品を控えた方が良いという事ですが、一方では動物性食品を摂らないことからビタミンB12を摂取できなくなる恐れがでてきます。
ビタミンB12を摂取できないことで、脳のビタミンとしての作用が欠落してしまうという深刻な問題も起きています。

ビタミンB12は、肉や魚介類、卵、乳類などの動物性食品には多く含まれますが、原則として植物性食品には含まれません。
植物性でも例外的に、納豆やみそなど発酵食品、のりなどの海藻に含まれます。
 
また、食べ物に含まれるビタミンB12は、そのままの形では吸収されません。
胃から分泌された内因子と結合する必要があるのです。
このために胃を切除した人では、ビタミンB12が欠乏して貧血をおこすことがあります。
 
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
ビタミンB12は、大量かつ配合によって効果的に働き、そして、ビタミンB群はバランス良く摂ることで相乗効果を発揮します。
 
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
 
人間の体質改善は約3ヶ月程度が基準となっているため、続けなければ効果が得られません。
生活習慣を変えるとともに栄養面の改善も非常に大切です。
 
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